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2005年9月18日 (日)

農耕民族

KAMO-1 日本人は農耕民族である。狩猟を生活の糧としてごく自然に活用してきた欧米とは本質的に異なる種族だ。生命を大切に扱う宗教観に根ざした博愛の情が深いのも我が国ならではだろう。童謡で歌われる「ぼっくらはみんなぁ生っきているぅ」ではないが動物の殺生についても慎重な見方が多い。狩猟は奈良の神社仏閣にいる鹿のお友達や不忍池にぷかぷか浮いている鴨の親戚を狩って食べてしまおうというのだから、行為そのものは警察や行政から許可を取っているからというだけの理由では衆目に理解はしてもらえないだろう。我々は家畜を食べる。牛や豚や鶏を食べる。では鹿や猪や鴨は狩って食べちゃだめなの?かわいそうだからだめなの? 確かにかわいそうであることには違いない。仕留めた鴨を捌くとき、絶命したつぶらな目でこちらを見られた日にゃ一瞬だが悔悟の念が湧く。でも一瞬だけ。料理した獲物が食卓に上れば、自然の恵みに家族一同感謝しておいしく頂戴する。決して無益な殺生ではない。自然の恵みに感謝する気持ち。これこそ食卓に上がった自然動物達へのレクイエムになると思うのだ。

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