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2005年10月

2005年10月31日 (月)

利益一兆円企業を支えた消費的な私

寄らば大樹の陰というか販売台数のスケールメリットというか、最近のトヨタ車はよくできているなぁと感心する。トヨタは経常利益一兆円という企業だから利益をたっぷりとって製品はそれなりかと思いきや、なかなかどうしていい製品を出してくる。それにも増してディーラーの値引きもすごい。我が家のいまの自家用車は車両標準価格で180万円くらいのトヨタの大衆車なのだが、あの手この手の交渉術を駆使してとても言えないような値引き額で購入することができた。しかも自動車はよくできているとなれば言うことも無い。

トヨタウエイという本を最近読んだ。経営学としてトヨタの培ってきた経営手法は数多くの分析家によって過去明らかにされているが、他社がただトヨタの真似をしただけでは失敗してしまった事例も数多くある。諸外国で日本型企業を研究する場合、真っ先に対象となるのがトヨタだが、だれでもトヨタの真似ができるというものでもなさそうで興味深い。
NENPI-1 そんな我が家の自家用車WISHだが、排気量1800ccクラスのくせに燃費だけは絶好調だ。この車には平均燃費を自動的に計算してリアルタイムに液晶画面へ表示してくれる機能があり、これがけっこうあてになるので面白い。恐らく平均燃費はインジェクターの燃料噴射量に車速と経過時間を加味して計算しているのだと思う。どのようなアルゴリズムで計算しているのかは分からないが平均燃費計は給油時に満タン計算した燃費と1km/Lくらいしか差が無いのでけっこう実用に耐えるレベルだと思っている。で、調子のいいときには画像のくらいのAVG(アベレージ)燃費が出る。街中だけ走っていても10km/Lを切ることはまずない。以前に乗っていた2000ccクラスのミニバンに比較してリッターあたり倍は確実に走ってくれるので、これだけでも乗り換えた意味があるというものだ。
そろそろ積算距離も一万キロに近づいてきた。峠道をうならかして走りたい衝動もあるが、燃費を気にしだすとなかなかそれもできなくなる。この平均燃費計、かなりメンタル面から省エネに貢献しているとみた。

2005年10月30日 (日)

山歩きは毒消しを持って

秋の長雨シーズンも越えて、そろそろ本格的に冷え込む日が多くなり紅葉が進んでいくのが例年今の時期だが、どうも今年の秋は私と同じで辛抱がなく、寒さが長続きしないでなんだか生暖かい日が続いたりしている。そんな雨上がりの日曜日、先輩ハンター氏の要請で前回に引き続き山小屋関連整備工事応援に行ってきた。
FENCE-1 小屋はほぼ完成しているので今日はフェンス工事。なんで山の中でバラ線を引いているのかというと、小屋周りに鹿が出没して土手をみんな崩してしまうため、土手手前で通せんぼするのが目的なのだそうだ。周囲をみるとチョコボールのような鹿の糞や杉木の皮をかじった後などあちこちに散見できる。先輩ハンターの話では前日あたりに来た新しい痕跡だという。でも鹿もさるもの、通せんぼしてもバラ線の下をくぐったり上を飛び越したりしてあまり効果は期待できないらしい。困ったものだ。
作業が一通り終わったので、山へ入ってみようということになった。雑木林の山を鹿や猪が歩きそうなルートを探して歩いていく。道もない傾斜角が45度以上の斜面をどんどん登っていく。ベテランの先輩ハンター氏が一緒なので安心だったが、私だけだったら絶対迷子になって戻れないような山登りだ。途中木の枝にビニールヒモで目印を付けている木があった。前に登った人が覚えに付けたのだろう。そうでもしないとほんとに迷子になりそうな雑木林だった。
さらに登っていくと足下に青紫色のきれいな花を付けた山草を見つけた、聞けばこれは保険金殺人で有名なトリカブトだという。よおく見ると確かにカブトのような格好の花だ。だがこのきれいな花の茎や根には猛毒のアルカロイド系毒素が含まれていて致死量は2ミリグラム、葉っぱだったら1グラムを摂取したら死に至るという恐ろしいものだ。きれいな花にはトゲがあるなんていう生やさしいものではないですな。触らぬ神にたたりなし。MARK-1TORIKABUTO-1TORIKABUTO-2

あちらこちらに山椒(さんしょ)の木があり、先輩ハンター氏は良さそうな木を選んでノコギリで切っている。山椒独特の良い香りがする。あれが鬼山椒だよと教えて貰った木があった。なんでも鬼ヶ島の鬼のこん棒はその鬼山椒で作ったものだったのだそうだ。下の写真では斜めに伸びている木がそうだが、そんな風には見えませんな。稜線や沢を一時間半ほど登ったり降りたりして戻って来たら山椒を並べてスリコギ棒を作る。こんなのがお店では一本\800くらいするのだとのこと。私はキクラゲを少し採取できた。水で戻すと美味そうだ。帰りがけに地元役場が設置したというワナを見せてもらった。鹿や猪がのこのことこの中へ入って足でワイヤーを引っかけると出入り口がドンと閉まる仕組みだ。大型のねずみ取りみたいなもんですな。先輩ハンター氏によると絶対に入らないワナのひとつだとのこと。確かに好き好んでこんなところへ入ろうとする動物もいませんわな。
陽気がそこそこ良いと山歩きもなかなか楽しいものだ。ただソロキャンプの好きな私でも一人でこのような深い山歩きはとてもできない。つくづくベテランハンターは偉大だなぁと思ったりする。ONISANSHO-1 SANSHO-1WANA-1

   

2005年10月27日 (木)

陸と海とで相互乗り入れ

冬の使者である渡り鴨が、山奥の鴨場だけでなく身近でも目に付くようになってきた。私の職場に向かう通勤路が海に面しており、毎朝なにかいないかなと横目に見ながら通勤しているのだが、先日も海鴨であるキンクロハジロの10羽ほどの一群がぷかぷか海に浮いていた。こういう群れを散見するようになるといよいよ冬間近を感じることが出来る。
KARU_UMI今朝出勤時にふと海に目をやると波打ち際で鴨が二羽で朝ご飯の最中だった。頭を海に 沈めて一生懸命食べ物をあさっている。今朝はまたずいぶんと陸へ寄ってきているなと感じつつ、それはそれでほほえましい光景なのだが・・・よ~く見るとなんだか鴨のガラが違う。写りの悪い携帯電話写真だがお判りだろうか。なんと下の記事でも出てきている陸鴨のカルガモだったのだ。以前に海鴨のホシハジロを内陸の沼で捕ったことはあったが、陸鴨が海にいるのを見たのは始めてでびっくり仰天してしまった。陸鴨も海鴨も餌場を相互乗り入れしてるという事実を始めて知った次第。鴨の生態はまだまだ知らないことがありそうだ。

2005年10月23日 (日)

バードウォッチングは楽しいな

10月も下旬ともなると山は涼しさを通り越して冷えてくる。それに伴って軟弱キャンパーにとっての快適なキャンプシーズンも終わりが近い。幸いにも週末休みが取れたので双眼鏡とデジカメを持って、いつものキャンプ場へ出かけてみることにした。
キャンプ場への行程を遠回りして昨シーズンお世話になった猟場界隈を回ってみることに。もちろんまだ猟期外なので見るだけだ。この時期はバードウォッチングというような崇高なものではなく、11月15日からの解禁日に向けてという下心みえみえだが、これも私の楽しみのひとつではある。
KOSAGI-1川沿いの猟場に近づくと人の気が少なくなって鳥の気が増えてくる。最初に見つけたのはコサギ。この辺はヤマメやイワナの様な高級川魚は少ないが、ハヤのたぐいはけっこういるのでコサギには良い餌場になっているようだ。しかしSの字に曲がった首が見事。あの首の骨はどういう構造になっているのか実に不思議だ。SEGURO-1
コサギ同様一年中見られるのがセグロセキレイ。川間の岩から岩 へと忙しそうに飛んでいる。背中が黒くツバメのような出で立ちだが尻尾が長くてなかなか勇ましい感じがする。
KARU-1 さて本命はいずこやとさらに探索すると・・・いたいた、カルガモのカップル。背伸びして河面の花の香りに酔っている、ってなことではなくてなにやらむしゃむしゃ食べていた。鴨って花まで食べるのね。どうせ食べるのならハーブ系を食べてもらってハーブ鴨になってほしいぞ。ちなみのこの鴨さんたちがいた界隈は銃猟禁止区域といって鉄砲を使った猟はできない区域。彼らにとってはまさに安全地帯になる。
さらに川をさかのぼって猟場まで足を伸ばす。ほんとはこっちにいてくれないと困るのだ。そ ~っとのぞき込むと・・・おぉ、いっぱいいるではないか。カルガモばかりだが日本野鳥の会よろしく個体数をカウントすると18羽もいた。まだ猟期前なのでどことなくのんびりとしているが、それでも野生の鴨は25m以内には人間を近づけさせてくれない。近づき過ぎるとさっと逃げていき、やばいと思ったら飛んでいってしまう。写真はけっこう大きく写っているが420mm相当の12倍ズームに手ぶれ補正を掛けた結果だ。携帯電話に付属のカメラなどでは黒い点ぐらいにしか 写らないだろう。一羽の鴨ににらまれてしまった。よ~し、そのケンカ受けてたちましょう。11月15日になるまでそこにいるのだよ。

KARU-2KARU-3KARU-4猟場を後にして山のキャンプ場に着く。タープとテントをセットしたあとサイトの周囲を散歩すると鹿の足跡を見つけた。さらに近くには鹿の胸毛と思われる白い毛も落ちていた。この辺は鹿道なのかもしれない。まぁ人の気がある限り鹿はテント近くには寄ってこないだろう。
夕暮れ時、空が赤く染まり闇が降りてきた。標高1000mのキャンプサイトもしんしんと冷えてくる。夕方でこれだけ寒いと深夜は気温一桁台まで確実に下がるだろう。こういう夜の冷気は生暖かい夏の夜よりはましかもしれない。まだ大丈夫だろうとたかをくくって、手近にあった冬用でない3シーズンシュラフを持ってきたのは失敗だったか。実のところこれは大失敗で朝までシュラフの中で凍えて過ごすことに。山を甘く見てはいけません。 反省・・・

SHIKAASHI-1SHIKAKE-1CAMP-1

2005年10月20日 (木)

鴨さん、待っててね

いよいよシーズンが近づいてきた。キャンプにはちょいと寒い季節になってくると別の楽しみが待っている。そう猟期が始まるのですよ。11月15日の解禁日はもうすぐ。先日県へ狩猟者登録を済ませてきて登録証を貰ってきた。
狩猟者登録に行くと昨年度の狩猟実績のリストをくれる。これは猟期が終了しハンターが狩猟者登録証を返納する際に実績としてなにをいつどこで何頭(何羽)捕ったのかを報告する義務があって、それを全県的に集計したものだ。それによると昨年捕ったものの、その独特のクサミで調理にとっても苦労した海鴨のホシハジロは本県では3羽の捕獲実績しか記載されていなかった。私の報告した1羽の他に一緒に同行した友人ハンターが2羽捕っていてそのとおりに実績報告しているので、なんと県内で昨シーズン捕獲された全てのホシハジロは私と友人で捕ったことになる。知っているハンターなら海鴨よりうまい陸鴨を狙うよねやっぱり。
KOGAMO-1 画像は今年の正月2日に捕ったコガモ2羽。散弾3発で2羽ゲットといういい効率だった。正月早々に殺生はすべきでないという良心が、こんな時こそ猟場がすいていてチャンスという誘惑に惨敗した結果だ。コガモは名前のごとく小振りだったが蜂蜜ローストにして三賀日の食卓を飾った。今年はなんとしても美味いという呼び声の高いマガモを捕って鴨鍋をつつく・・・・ささやかな夢ではある。

2005年10月16日 (日)

懐中電灯はひかりもの 其の弐

さらにLEDネタ。
アウトドアに趣味の場を求める人たちは、けっこう道具に対する思い入れを持っている人がいると思う。この種の道具はツールとしての実用性だけでなくブランド、デザイン、機能性、 Flash-1特殊性、金額などの各側面から所有感を満たしてくれるという楽しみもある。左の画像は現存する懐中電灯のコレクションだ。頂戴したものもいくつかある。LED球を使うモデルがほとんどだが、ミニマグライトAA(単三2本使用)のようにムギ球を使う電灯も独特の味わいがあって捨てがたく感じている。高輝度LEDを使った懐中電灯は乾電池2本の3Vでは3.6V定格のLEDに対して電圧が不足で最低でも電池3本(4.5V)を必要とする。シンプルイズベストを地でいく世紀の傑作ミニマグのLED版がマグインスツルメント社から出てこないのもその辺のところが影響しているのかもしれない。DC-DCコンバーターを使用した改造キットも市販されているがミニマグをもう一本買っておつりが来るくらい高価だ。やはりミニマグはオリジナルの状態で使うのがベストなのかもしれない。
しかしLED懐中電灯も最近は輝度は上がって値段は下がりとてもポピュラーになってきた。車のルームランプに使った半減角60度よりもっとシャープな15度以下の高輝度LEDを使うと、レーザービームのようにシャープな光源を持つ懐中電灯を作ることができるし、白熱球に比べて電池の持ちも飛躍的に長くなる。LEDの光ものとしてはルームライトより懐中電灯の方がどちらかというと向いているとも言えるだろう。

懐中電灯はひかりもの 其の壱

引き続きLEDネタ。
ちょっと変わったLEDライトを紹介しよう。9Vの角形電池(006P)の先端に直接差し込むタイFlash-2 プのライトだ。白色高輝度LEDが6発付いていてしかも首が角度調整できるという優れもの。コンパクトだがとっても明るくて高級懐中電灯と比較しても明るさでは遜色ない。座りが良いのでテーブルに置いても使えるのが便利。CRD(定電流ダイオード)を内蔵しているらしく、電圧が降下してきても明るさをかなり持続することができるのには驚いた。裸の電池と一体になるのでポケットにつっこんでも違和感がないサイズ。だいたいキャンプなどではこれ一個で足りてしまうため、他の懐中電灯の登場機会が減ってしまったのは嬉しくもあり悲しくもある。
しかしこれを企画した人の発想はすごいと思う。最近自分も頭が固くなってきたのを感じることがあるが、こういうものを考え出すようなフレキシブルな発想を常に持ち続けていたいものだと思う。

LEDは球数で勝負

今乗っている我が家の自家用車はトヨタのWISHだが、新車で購入して一ヶ月後に起こった悔しい思い出がある。サンデードライバーの私はルームライトのスイッチをONのままで駐車場に1週間置きっぱなしにしてしまい、バッテリーを完全放電させて哀れおしゃかにしてしまったのだ。しかも寒冷地仕様の大型バッテリー。さすがにショックが大きかった。それを機に一念発起して各種ランプの省電力化とついでに光量アップを狙って白熱球のLED化を推進することとなったのである。

Light-1 後席ルームランプとカーゴルームランプのLED化は済んでいるので残りは前席ルームランプ。このユニットは写真のとおり5Wの白熱電球を2個使っているが色温度を高めたブルー着色電球を使ってもちょっと暗い。LEDは輝度が低いのでそのまま市販のLEDバルブに置き換えたのでは省電力には貢献してもさらに暗くなって悲しい思いをするだろう。ではどうするか・・・下手な鉄砲数撃ちゃ当たるの作戦でできるだけ多くの白色高輝度LEDを埋め込むべく考えてみた。Light-2

ユニットの電球部分にぴったりフィットするように削ったユニバーサルボード(基板)に片側 15個づつLEDを配置しLED3個に付き1個のCRD(定電流ダイオード)をくれてやるという豪華仕様で作ってみた。CRDの代わりにコストを考えて減流用抵抗を使ってももいいのだが、どうせ手作りならば高品質を目指そうと考え今回は一個\50のCRDをおごってみた。実は一番時間ががかったのはユニバーサルボードをうまく収まるように削り込むことだったりする。緩すぎずきつすぎずぴったりに整形するのがコツ。加工しやすいように紙エポキシのボードを使ったので無理な力が加わると直ぐにポキッといってしまう。基板スペース的にはまだいくらか無理してLEDを増やせそうだったが、キリのいい個数で押さえておいた。

Light-3 納めた感じはこんな様子。う~む、いかにも明るそう。ユニット内にあった白熱電球のソケットなどは収まりの関係で撤去してしまったためもう後戻りはできない。この先失敗したらフロントルームランプASSYをそっくり買い換えなければならなくなる。見た感じユニバーサルボードの表面印刷が目立つが、クリアのアクリルレンズカバーが付くのであまり気にならないだろう。Light-4

手持ちの安定化電源を使ってデスク上で点灯試験をしてみた。さすがにLED30発は猛烈に 明るい。真正面から生でLEDを見ると目の網膜を焼いてしまいそうだ。まともに写真を撮るとデジカメのCCDも焼けそうなのでホワイトバランスを絞って横から撮ったのがこの画像。砲弾型のLEDとはいえ半減角60度という比較的広角照射のLEDを使用しているので光の広がりもそれなりのようだ。CRDの効果は絶大で、生バッテリー電圧の12Vから自動車のチャージ電圧である14.4Vまで可変して輝度を比べてみたが見た目はまったくわからない程度だった。けちって抵抗を使っていたならばこうはいかなかっただろう。以前は5Wの電球が2個付いていたので合計10W、今回のLED照明は30個使っていても理論値計算で5.4Wにしかならず半分位の消費電力で済む。省エネにも少しは貢献しそうだ。

できれば拡散性の高いFlux LEDのような平べったいLEDで組みたかったが、まだまだ小売りは高くて1個\150くらいする。30個も使った日にはそれだけで\4,500にもなる。ちなみに今回の制作コストはトータルで\2,000をちょっと越える程度だった。Flux LEDも安くなったら数を仕込んでみたいものだ。そんな調子でルームランプ系のLED化が全て完了したので、次はグローブボックス照明でも作ってやろうかと思っている。

2005年10月13日 (木)

花見とキャンプの妖しい関係

日本人に於けるアウトドアのルーツは「花見」だと思う。これは私の持論だ。
HANAMI花見の季節、桜の下には車座になった人だかりができる。この季節、外で飲む酒はなかな かうまいものだ。話に盛り上がり大声で語り合う。およそスマートとは言い難いがそれはそれで楽しい年中行事だ。ところで10年程前、RV車ブームから起因したアウトドアブームが始まった。せっかく買った大きなRV車の利用法としてオートキャンプがもてはやされることとなった時期をご記憶だろう。山を切り開き畑を埋めて雨後の竹の子のようにオートキャンプ場が乱立し、アウトドアグッズを買い求めたファミリーがどっと押し寄せた。家にいる快適さをグッズを使ってアウトドアに持ち込むのが日本的オートキャンプのスタイル。思い返せばかく言う我が家もとっかかりは似たようなものだったなぁ。でもね、やはりスマートではないんですな。
狭い区画サイトにグッズを並べ、一泊二日で忙しく立ち回って帰っていく。オートキャンプも花見の延長線上にあるならうなずける。皆さん実に手際よいのだ。中には不要グッズを粗大ゴミよろしく置いていく輩もいたりで花見並みのマナーとモラルを嘆くキャンプ場の親父から話も聞いた。
だがここへ来てそのオートキャンプブームも去ったようだ。乱立したキャンプ場は廃止になるところもちらほら目に付く。アルペンやビクトリアなど量販店のアウトドアコーナーは軒並み縮小された。ほんとに好きな人が残ったのが現状かもしれない。キャンプ場にとっては冬の時代かもしれないが私などにとっては大歓迎だ。花見スタイルだっていい。物量でキャンプサイトを埋めるのもいい。ゆったりとキャンプを満喫しようではないか。カップルで始めてファミリーになって、子供が大きくなったらソロになったりカップルに戻ったり・・・世代を越えて楽しめるのがキャンプの醍醐味だ。私の当座の目標は子供のファミリーキャンプ卒業に伴いソロになってしまった現状を、なんとかカップルに引き上げること。
か~ちゃん、一緒に行こうよぅ・・・

2005年10月10日 (月)

丸太小屋はげーじつだ

AGITO-2 最近休日の暇な時を狙ってちょっと楽しく勤労奉仕していることがある。
知り合いの先輩ハンターが神奈川県某所の山中に小さな小屋を建てたのだが、その制作のお手伝いをさせてもらっている。丸太小屋のことをおしゃれにログハウスと言うのだそうだが、小屋オーナーには申し訳ないが建てているのはそんなに立派なものではない。はっきり言ってスケール的には物置小屋程度。建築基準法上10㎡以上の床面積を持つ物は建築確認が必要になってくるので関係法令も考慮しなくてはならない。ここの地面自体は小屋オーナーが知り合いに当たる地主さんから借り受けたものだそうだ。日本ではやたらに山に小屋を建てたらまずいのは言うまでもない。
小屋は杉の廃材である端材を使って建てている。杉の木の外周面に沿ったRの付いている部分だ。建物の外周に貼り付けただけでは隙間風がぴゅーぴゅーだが物置くらいの用途を考えるのなら上等だ。この先、撤去に際してすぐに片づくようにとの配慮もあるのだろう。
今回の私の担当仕事はテラスの板張り。床組した根太の上に床板を張っていく。一見簡単AGITO-3 そうだが、例の断面が半月状の杉板なので平らな面を上向きにして張ると床組面にRが来て固定が出来ない。逆にすると床面がでこぼこになってしまう。そこでRのある面のうち床組に当たる部分をナタで削ってできるだけ平らにして床組に固定ができるようにしてやるのだ。たまたまこの日は雨模様だったので合羽を着ての作業だったがなかなか楽しく作業ができた。
ここは猟区にあたり近辺は鹿や猪がよく出没するらしい。理想は小屋の中でシュラフにくるまって寝そべりながら、のぞき穴から杉林を眺めて鹿や猪の登場を待つことだが、猟をするしないに関わらずこの先そのような野生動物の生態を観察するチャンスがあることを期待したい。

2005年10月 5日 (水)

燻製は男のロマン

こんな辺境のブログに訪れて下さった方へ、感謝の気持を込めて私の持つ取っておきの燻製情報をお伝えしよう。っていうほど大した話ではないのだが。

SMOKE-1 私はスモーカーだ。ちょっとはタバコをたしなむ・・・ってなことではなくて燻製の話。別に今時は珍しくもないだろうが小さな燻製器を利用して燻製作りを楽しんでいる。
ホームセンターのアウトドア用品コーナーへ行くと色々なスモーカーが置いてある。アウトドアでは煙も気にせずに熱燻・温燻が比較的簡単にできるので楽しまれている方々も多いと思う。私も7~8年前に始めた当初は段ボールのスモーカーを使っていた。これを風で転倒させて燃やしてしまってからはブリキ製の簡易型を使い、それが朽ち果てた今ではお出かけで持っていくのに便利な小型のスモーカーを愛用している。もう4年以上使っていてスモークウッドの油脂がべっとりと付着しているが、これがうまさの秘訣だという御仁もいるのでそのまま使っている。決して横着して掃除していないのではない。いやほんと・・・
熱燻でも温燻でも肉でも魚でも燻製の成功の秘訣は下ごしらえだ。ネット上でサーチを掛ければいろいろなハウツーサイトが出てくるが、どれも気の利いたソミュール液という薄塩の液を作って一週間ほど漬け込むことから始まる。はっきり言ってかなり面倒。燻製を食べたくなったら、さっといぶしてぱっと食べられるって訳にはいかないだろうか・・・ところが旦那、その気になればこれが出来るんですぜ。
まずそこいらのスーパーで魚介練り製品を購入する。安い竹輪や油揚げ、はんぺんなどだ。予算が余ればプロセスチーズやゆで卵等もいいかも。これらをミリンと醤油を1:1で割った液に浸す。時間があれば30分位漬けてもいいがべつにさらっと表面に付着する程度にからめるだけでもよい。液から上げて軽く水気を取ったらあとは燻すだけ。300円ほどで売っているスモークウッドを四つ折りにして、二本に点火してスモーカーにつっこむのだがこのくらいで3時間はいぶせる。これだけ。
あまり知られていないことだがけっこう魚介練り製品とスモークって合うのですよ。意外にいいのが竹輪の燻製。職場の私がいる部署にはアメリカ人が何人かいるのだが、スモークの本場から来たきゃつらにこれを食べさせても評価が高かった。どうかだまされたと思って一度お試しあれ。
ずっと欲しがっているのが出前の「おかもち」の様なかっこをしたスモーカー1万円也。カミサンに予算要求してからかれこれもう二年が経過した。夢の実現は遠い・・・

2005年10月 2日 (日)

レーダー探知器は危険なにほい

たまには違ったお話を。
私はくるまいじりが好きだ。といっても若いあんちゃんみたいに外装ゴテゴテの車に改造するみたいなこととは違って、主に電装系を使いやすくするいじくりが主体だ。新車を購入したら最初にやることはダッシュボードをばらしてオーディオやナビを取り付けることから始まる。お店に出して工賃を取られるのがいやなので貧乏くさく自分でやる。また最近はネット上で個人がオリジナル回路で作った手作り品をよく安価で領付しているが、そういうなかにもけっこう秀逸なものがあって、リスク承知で取り寄せては組み込んだりして楽しむのがマイブーム。ドアロック連動ドアミラー格納装置とか車速感応ドアロック装置など回路製作者のアイデアにはほんとに感心する。また車種別配線図やブロックダイヤグラムをネットオークションで入手したので以後安心して電装系をいじくれるようになった。改造でつまずいた時には、ネットでサーチを掛けるとだいたい似たような御仁がいらっしゃるのが見つかるので解決も早い。まさにこの頃はネット様々だ。
RADER-1つい最近ご近所さんがスバルのフォレスターを購入した。なんでも LL BEAN EDITIONとかいう限定車らしい。やっぱ四駆はいいやね。私も今年2月に車を換えたのだが値段も装備も完敗だ。レーダー探知機を付けたみたいなんで私も対抗して紹介しちゃおう。といっ ても特別難しいことをしているわけではなくて、セパレートタイプの本体をセンターコンソールボックスの中に埋め込んで、受信アンテナを電波の受けが良さそうなルームミラー頂部に取り付けただけ。ただ配線は内装の内張を剥がしてやってあるので見えないようにしてある。最近のレーダー探知機はよくできている。こんなにちっこいのにGPSを内蔵していて固定オービスなんかをちゃんと音声で知らせRADER-2 てくれるし、パトカーの位置情報ビーコンを受信して近くにパトカーがいるか教えてくれる。個人的にはこのカーロケ受信機能がとてもありがたい。
これら色々なアフターパーツを組み込むには内装の脱着が必須となるが、やはり新車のうちはけっこうためらうものだ。でも一度踏み込んでしまうとあとはバリバリと勢いで行けてしまう。今時の車なんて内装はどれもこれもはめ込みなんである意味簡単だ。ちなみに最近の気の利いた自動車は60個くらいのアクチュエーターと100個くらいのCPUを持っているのだそうな。車とはいえ、さながら電気電子の要塞みたいなもんですな。我が家の車もこの先どのくらい消費電力が増え続けるのか不安ではある。

2005年10月 1日 (土)

たこみりんは眠らない

私は自認してはばからない軟弱キャンパーだ。
猟期中てっぽ担いで狩猟区域の山を歩き回ることはあっても、山岳装備でテントを担いで山に入ることはしない。もっぱら車に道具を放り込んで、人里離れていて予約もいらずしかもリーズナブルなキャンプ場を狙って行く。オートキャンプとうたっていないところでもけっこう車が入れるので、グッズを運び込むのもそんなに苦でもない。8月のお盆時期に出ずっぱりで仕事をしたので、先日遅い夏休みを取得してソロキャンプに行って来た。その一つが静岡県の大井川中流にあるくのわき親水公園キャンプ場。ここは静岡県のキャンプ仲間がオフ会を行ったときに知ったところで、その後は片道250Km近くある距離を車を飛ばしてたびたび訪れている。TAKO-1

実はキャンプだけでなく行きがけに寄る焼津さかなセンターたこ みりんを買うという目的があった。このたこみりん、小振りのタコを薄くのしてミリン干しにしたもので、写真のようにたんまり入ってなんと\500!これは絶対お買い得。ちょっと火にあぶると香ばしい酒の肴になる。さかなセンターのお立ち寄りの際は是非お試し願いたSL-1い。

ところでくのわきはキャンプ場の横に位置する大井川の対岸を大井川鉄道が走ってい てSLの勇姿を見ることができる。山間に響く汽笛の音が郷愁を誘う。いい雰囲気だ。

平日だったので泊まり客はゼロでもう貸し切り状態。まったりとしたKUNOWAKI-1 時間が流れていく至福の時間を満喫した。雨の心配がないときにはタープは張らない主義。お気に入りのノベルスをランタンの灯りでなぞる。頭上には満天の秋の星座。これだからソロキャンは止められない。

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