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2005年11月30日 (水)

いけるぞ「みょうばんなめし」

先日捕ってきたタイワンリスの毛皮だが、「みょうばんなめし」を一週間行って水気を吸い取ったあと数日干してみた。なんと驚いたことに皮が柔らかい。無加工で乾燥させた皮と比べて柔らかさが格段に違う。さすが「みょうばんなめし」これなら加工ができそうだ。タイワンリスの尻尾はキーホルダーやマスコット飾りにもってこいなのだが、中骨を抜いて乾燥させただけでは芯の皮がコチコチになってしまい曲げるとポキッといってしまう。みょうばんなめしをしてあると柔軟性があり折れることはなさそう。これはいける。まだ行程の途中だが一匹で小さなポーチと尻尾のキーホルダーくらいは作れそうだ。
NAMESHI 写真のような調子でマンションのバルコニーで干してある。当然ながら家族にはすこぶる評判が悪い。毛皮細工をしても元がなんだか判っているので娘やカミサンは貰ってくれそうもない。こっそり職場の女の子にでもあげちゃおっかなぁ。

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コメント

突然ではございますが、偶然にも2007年早春、友人より不幸にも交通事故死した、テン?(体黄色い、お顔ちょい白い)を頂き、冷凍してあった物を、意を決して皮剥ぎ・なめしに挑戦と思い、毛皮なめしを検索しまくって、辿り着きました。貴重な画像と情報をありがとうございました。ちなみに、事故死したテンちゃんは、下腹部破裂(内臓はすべて自然脱出?)右前足付け根開放性粉砕骨折、尻尾切断紛失でしたが、凛々しく美しいお姿と彼の死を悼み、毛皮として残す決心を致しました。

maomaoさん、こんにちは。初めまして。
当ブログをご覧いただきありがとうございます。

そうですかテンを冷凍で保存されているのですね。イタチ科の細長い体だと思いますが、体長で50cmくらいはありそうなんで毛皮もうまくなめせたら使いでがありそうですね。

まずは解凍したあとにボディから皮をはぐのがけっこう気合いがいると思います。カッターナイフを使ってちまちまと皮と筋肉をはがしていくのですが、リスあたりでもきれいにやろうとすると一匹2時間ほど掛かります。テンくらいのクラスだと半日は掛かるでしょう。がんばって下さいね。

皮さえはがせてしまえばミョウバンなめしそのものは簡単です。私はリス毛皮で携帯電話のホルダーを作ったりしましたが、大きい動物は使い勝手がよさそうです。

なにか情報が必要な際は言って下さいね。私も所詮アマチュアですが、分かることはお知らせできると思います。

今後とも「鴨のきもち」をごひいきに m(_ _)m

 みょうばんなめしを検索していて発見しました。鹿皮もこれでいけるのでしょうか?具体的なやり方をお教えください!!

匿名さん、初めまして。

鹿皮とのことですが、鹿の毛皮を加工なさるのなら以下の記事を参照していただいた方がいいと思います。本文と共にコメント欄でもさらに詳しく解説いたしておりますので、よろしければ参考にして下さい。
ただし本文中にも書いておきましたが、これは私流儀のやり方でして、もっと良い方法があるのかもしれません。その点をご理解の上でご覧下さいね。

http://kamon.way-nifty.com/fiby/2008/08/post_0343.html

ご参考になれば幸いです。

 ありがとうございます。いろいろ方法を探していたのですが、光がみえてきたような気がして嬉しくなりました。
 追加で質問させてください。他で耳に挟んだ情報では、みょうばんと同時に塩もつかうということも聞いたのですが、使わなくても問題ないのでしょうか? 塩を使うと毛に塩がついてガビガビになるという話も聞いたので、つかわなくてもだいじょうぶなのであれば使いたくなかったもので… 
 ご紹介いただいた方法との違いなどをお教えいただけると幸いです。
 失礼な質問の仕方である事をお許しください。
 

匿名さん、すいません出かけておりましてお返事が遅れました。ご質問の件です。

私はタイワンリスの毛皮で何度か練習する中でミョウバン液に塩を混ぜて試したことはあります。塩を加えると皮面の脱脂が少し進むような感じもありましたが、毛抜けがけっこう起こったので鹿の時は使いませんでした。ただし鹿は毛根がリスに比べてしっかりしているので塩を混ぜた方が良いかもしれません。塩を混ぜるとなめし中に腐敗しにくくなるので保存温度が高めの場合も効果がありそうですね。
塩もミョウバンも粉のまま入れるのではなくて一度鍋でふかして溶かしたものを入れると良いでしょう。

もし許されるならば鹿より小さな毛皮で試して本番に備えるっていうのがいいかもです。なめしの加減や乾燥などは環境によってかなり時間的な差異がありそうな気もします。最初から大物にトライして失敗するとちょっと痛いですものね。

ネットでお調べのとおり、色々なやり方があるのが実情です。これと言った決め手はないのかもしれません。私の持っている情報でお役に立つようでしたらなんなりと聞いて下さいね。

 いつもご丁寧に回答いただきありがとうございます。
 問題は、ぶっつけ本番であるということです。しかも、やったこともないくせに「できるだけ簡単に良い結果を」と矛盾した事を欲張って考えてしまっています。
 塩を入れると、乾燥後に毛から塩をふく(そんなことにはならないのでしょうか?)ようなことになってしまうのかなどと考えると、完成品とその後の使い勝手にさほど差がないのであればナシでやった方がいいのかと思ってしまいますし、もしそうでないのであれば入れた方がいいのかとも思いますし……
 塩のこと以前に上手く作業を進められるのかもわからないくせに、ウダウダと優柔不断に申し上げてしまい申し訳ありません。
 結局は、やる直前の気分で決まってしまうような気もしています…。
 今後ともアドバイス等よろしく御願いします。

匿名さん、
やるからには上手く作りたいと思うのは誰しもと思います。うまくいけばいいですね。ボクも鹿で最初にやったのは失敗しました。温度管理に失敗して腐敗してしまったんです。ちょっと臭いがしてきたらもうお終いです。毛がボロボロと抜けてきてアウトでした。

毛に塩が付くのは気にしなくていいと思いますよ。乾燥してきたらブラッシングをするのですが、そのときにきれいに落ちてしまうでしょう。温度管理をしっかりなさるのならば塩を入れた方が良いかもしれませんね。少なくとも塩無しよりも脱脂は進行するように感じました。無くてもそれなりに出来るのも事実です。

最近ではインターネットで情報が氾濫しているのでどれがベターなのか判断するのも大変ですよね。一番はご自身でやってみて自分流を確立することです。がんばって下さいね。

初めまして、webで漂流中にたどり着きました。
先日、道ばたで、ラスカル(交通事故死のアライグマ)を、回収して、とりあえず皮を剥ぎ、脂肪等をそいで、中性洗剤で洗い流しその後、水10対ミョウバン4対塩2の液にて処理中です。まだ皮には、脂肪等残っていますが、後2日位(つけ込みか4日目)に取り出して、再度不要物をこそぎたいと思っています。その後述べ10日位つけ込むよていです。会社の裏でやっているため野次馬が多く、まだ、革が、完成していないにもかかわらず、バックオーダーを抱えております。又,参考にさせていただきますのでよろしくお願いいたします。

やまださん、こんばんは初めまして。
こんな辺境のブログにコメントをいただきありがとうございます。

アライグマは尻尾がかわいいですよね。うまくなめしが出来上がるといいですね。アライグマはイヌ科のタヌキと違ってアライグマ科なのでイヌ臭くないのかな。タヌキはその臭いで苦労しました。
なかなか手慣れた手法でやられているようですね。うまく出来上がりましたら私にも情報をお願いします。

我が家ではタイワンリスの尻尾が7~8本洗濯ばさみにぶら下がっています。色々研究しているのですが、柔らかさを維持するこれっていう決め手がまだ見えていないのが実情です。こちらもがんばります。

コメントいただきありがとうございます。
匂いの件ですが、犬臭さは有りませんでしたが、解体中、脂肪とりの最中は、何とも言えないいい匂い(おいしそうな)がしました。どこかで、嗅いだ匂いだとおもいつつ先日子供にせがまれてマクドナルドへ、行ったときに、あっこの匂い私の頭の中で、アライグマの匂いとマクドナルドの匂いがリンクしました、、、
皮の方ですが、一旦乾かし、様子を見て現在、鞣し液につけて、残りの脂肪とりに備えております。目標は、ムートンとか柔らかさなんですが、どうなることやら。近所の猟師さんに聞きにいったら、革鞣しは分からんと一蹴されてしまいました。近日中に、毛皮製造会社が、割と近くに有るので、聞きにいこうかと思っています。又,報告しますね。

ども、やまださん、

アライグマは純粋に脂肪の臭いなんでしょうか。タヌキより断然良さそうですね。まれに道路で絶命している個体を見ることが有りますが、次回遭遇したらお持ち帰りしてみようかなとも思います。

ハンター諸氏は野生鳥獣との知恵比べというスリリングな鳥獣捕獲と、ジビエ肉を食すという楽しみでやっている方がほとんどで、毛皮の加工まで手を出そうと考える人は希かもしれませんね。

その後の仕上がり具合をどうかまた教えて下さいね。

アライグマその後 ご無沙汰しております。
その後、4日ほど、ミョウバンと食塩液につけ込み、再度,脂肪落とし又つけ込むを徐々にミョウバンの濃度を上げながら3回くらい繰り返し洗濯し、脱水生乾き状態で、クエン酸と食塩を刷り込み半日くらい5度前後で放置。再度洗濯。それから近所のコインランドリーで、ドライ洗浄にて、脂肪分を排除しました。本当は、クエン酸ではなく蟻酸を使うのがセオリーのようですが、手に入らなかったので、仕方なく台所に有った物を代用しました。最後に、ひまし油を、薄く塗り一応の完成としました。どのくらいの耐久性があるか楽しみです。

ども、やまださん。レスが遅れてすいません。
おぉ、なにやら難しそうな本格的処理をなされていますねぇ。さすがです。タヌキでも痛感しましたが、やはり厚い脂肪を落とすのがけっこう難儀のようですね。
タイワンリスはぺろりと剥くとほぼ皮だけになってくれるので処理は数倍簡単に感じます。鹿も肉片を剥げば脂肪層はほぼ残りませんのでまだ楽かもしれません。生乾きのタヌキが我が家にはあるのですが再加工を考えています。この手の毛モノは脂層をしっかりと取らないことにはだめですね。やまださんの方法も今後大いに参考にさせていただきたいと思います。

きょうあたり情報をいただいて通販購入した「革の柔軟剤」が到着します。これも後処理に活躍してくれそうで期待しております。

また色々と情報交換をお願いいたしますね。

レスありがとうございます。
脂肪はがしには、苦労しました。一番時間がかかったと思います。
市販のスクレッパーの角をグラインダーで丸めたものとか、大きいスプーンをグラインダーで,削って使いました。
相当、重労働で、神経を使うのは、カワハギ、真の作業は、脂肪とりだと思います。
次回は、又アライグマ(顔、尻尾つき)か、鹿をやってみたいと思います。
出きれは、生ミョウバンと、蟻酸を手に入れたいと現在ルートを探しております。

ども、やまださん、
やはり脂肪をきれいに剥がすのがネックになるのですね。一度方法を確立されると後々が安心ですよね。鹿は普通に剥くと脂肪より肉片がたっぷり付いてくるのでこれも剥がすのに苦労します。皮むきのピーラーなども使ってみたのですがうまくいきませんでした。やはり丸太か平板の上でスクレーパーがよさそうですね。

きょうは猟期も終わりなので加工用にタイワンリスを4頭ばかり獲ってきました。「革の柔軟剤」に期待しています。

こんばんわ こちら奈良県の山奥は、害獣駆除の頭数が、今一の様子で、2月15日から3月の15日まで、1ヶ月延長らしいです。猟師さんは、イノシシばかりですが、鹿が穫れたら連絡いただけることになり楽しみにしております。

ども、やまださん、
今年は雪が少ないので山から鹿が里に下りて来にくい状況なのでしょうね。お肉的には鹿肉より猪肉の方が上等なので人気は猪に分があるのでしょう。でも山では鹿も猪も出てくれば等しく矢を掛ける(発砲する)のでなにが獲れるかは運みたいなものです。

うまく鹿毛皮が入手できるといいですね。

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