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2006年1月 2日 (月)

岩茸で山の霊気を頂戴する

先日の鹿狩りに同行した際に苦労をして捕ってきた岩茸だが、少し乾燥させて正月料理で使ってみた。なんでも1mm伸びるのに2年から3年も掛かるという代物。採取した一番大きいのは10cm近くあったのでこれだけで20年以上岩にへばりついていたことになる。山の霊気と岩の精気を糧として成長してきた仙人の世界の存在。口にするにも恐れ入ってしまう。
Iwatake-2 さてこの岩茸、地衣類とのことでコケのような雰囲気がある。表面はキクラゲみたいに真っ黒だが裏面は緑色をしていて、ちゃんと葉緑素で光合成はしているようだ。画像の左側がとれたての状態。右側が乾燥させた状態。乾燥させるとますますキクラゲみたいな感じになる。この乾燥したものをまた水で戻して細かく刻み、なますの二杯酢にそのまま漬けてみた。

う~む、なんともいえぬお味。はっきりした味があるものではなく漬けた汁の風味が強く出 Namasuる。なんといっても何十年も岩に張り付いてひたすら年月を重ねてきたその重みが舌にしみる。そんな感じのする食材だ。料亭料理では添え物として色々使われるようだが、家庭料理ではなかなかその味わいを引き出す料理は難しそう。
正月に岩茸で山の霊気を頂戴した。この先一年、無病息災と願いたい。

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