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2006年2月18日 (土)

はりぼて戦艦大和は迫力満点

出張で先日広島を訪れた。広島は初めてだったが、仕事の合間に尾道市内を歩くチャンスがあったので、なんでも映画「男たちの大和」という映画のオープンセットが展示してあるとのことで見に行ってみた。
Yamato-1 セットは尾道駅のすぐ至近にある島に組み立ててあり、日立造船の工場跡地をうまいぐあいに使ってレイアウトされている。現場には渡し船に乗っていくのだが海から見る様子は造船所でほんとに戦艦大和を作っているような雰囲気もあった。到着して見てみるとなんだか中途半端な感じ。船が全長の三分の一くらいのサイズしかないのは映画セットだから仕方ないとして、まず艦橋部分がなんにもない。46センチ砲の一番砲塔の砲身もない。足らない部分はCGで合成するのだろうがなんだか間が抜けている。とはいえ実物大のオープンセットは迫力十分だ。
いちばん驚いたのは・・・なぁんとこの戦艦大和はほとんど全部木製なのですよ。船体、銃Yamato-2 座、砲塔基部全部ベニヤ張り。撮影で火薬をふんだんに使うので金属で作ってあると思っていたがとんでもない。しかし金属の質感はとてもよく出している。さすが映画スタッフの大道具担当は器用だ。間近に見るとけっこうあらが目立つが映像になってしまえば気にならない範囲。ある意味良くできている。
Yamato-3 今回の出張には米国の退役軍人が同行していたのだが、後ほど彼に話をすると大して驚く様子もなかった。アメリカでは日本が降伏調印した実物の戦艦ミズーリがハワイで保存されているし、映画セットの戦艦など別にたいしたことではないのかもしれない。
映画といえば、アメリカでは国防総省へお金を払えば原子力航空母艦でも最新ジェット戦闘機でも借りられる。アメリカ映画の圧倒的なリアリティはやはり実物の迫力がものを言っているのだろう。日本も故円谷英二監督が元祖の特撮技術という技があるが、リアリティという視点ではやはりギミックの限界を感じることが多いのは事実だ。
とはいえ映画はリアリティだけで語るものではない。映画「男たちの大和」はなかなか泣けるストーリーとの評判だ。でも映画セットを先に見てしまうとどうも映画を見る気が失せてしまう。
しまった、見る順番を間違えたかもしれない・・・

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コメント

こんばんは。いろんなところにお邪魔します。

確かに、順番を逆にされたほうがよかったかも(^^;

私は、模型は見ておらず、「おぉ、大和だっ!」…と、映画館に飛び込んだ口です。

長くなるので「泣ける」話は割愛しますが、近年のCG映像はナカナカです。

オープニングで、大和が正面から観客席側に迫ってくる映像がありますが、長年「リアルに動く大和」を見たかった私は、それだけで感動してしまいました。

見ておいて損はない映画だと思います。

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