漫才ブームに見るマーフィーの法則
「マーフィーの法則」という本をご存じだろうか。
いまから10年以上前になるがアスキー出版から出されたこの本は、あっという間にベストセラーになり歌までできたりした。この元祖本はもう廃版だが似たような名前の本はまだ十数冊発行されているようだ。
車を洗った途端に雨が降ったり、一見簡単な仕事が大変難しかったりした時、人はそこに何か宇宙の法則があるように感じる。それこそが「失敗する可能性のあるものは、失敗する」で有名なマーフィーの法則だ。別にこの法則で自然界の森羅万象を解き明かそうなどという大それたものではないが、どれを見ても「うんありそうなこと」とうなずいてしまう。こういう本を読むと飽きないものだ。
さて最近の漫才ブーム。新進気鋭の新人たちが続々登場してなかなか見ていて楽しい。若い人が台頭する業界は活気があるものだ。そんな若手の多くの芸風は一発ギャグを組み合わせて受けを狙う方向が著しい。それはそれで面白いのだがふと考えた。一発ギャグの元はマーフィの法則の焼き直しなのでないかと。本棚から久しぶりに引き出してみて読んでみると一層その感は強くなった。まぁこういう本を漫才のネタ本として使うのもいいだろう。
巷によくある話しなのだが意外でもあり当然でもある。そんな話しが一発ギャグで使える。私も研究したら人気者になれるかな。
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