標的射撃も当たればよし(当たらなかった編)その2
ここの射撃場はリニューアルしてトラップ競技の射台が2セットある。国体にも使える公式のお皿スピードを備えた射台ではオールドタイマーの方々が懇談されていた。銃架に立て掛けてある競技銃もいかにも高級そうだ。手前にある2丁の銃の銃床をご覧いただきたい。トラ目と言われる木目が実にあざやかだ。最近はこのように綺麗な木目の銃床はなかなか入手が難しいらしくけっこうな お値段がするらしい。手彫りの機関部彫刻も施されたこれらの銃はどちらも100万円は下らない感じ。モノによってはベンツやポルシェ並みの値段が付いている鉄砲も有ると言う。
一方私が所有するトラップ競技銃はこちらの手前側の銃。見た目は安っぽく見えますが実は・・・安いです。国産中古で9万円程でゲットしたもの。とは言え安サラリーマンにはこの金額でも清水の舞台から飛び降りる覚悟が必要だった。奥側に見えるのは同行の友人の銃で私のと同じくらいのグレードの銃だが、新品で買って18万円だったのこと。まぁそんなもんです。画像のバックがみすぼらしいので一層安っぽく見えますな。鉄砲は耐用年数が長く、ちゃんとした手入れをしてあげれば一生でも使える。私にはこのくらいのクラスが身分相応だ。
では100万円超の鉄砲はばんばん当って、安物のそれはそれなりかというとあながちそうでもない。やはり腕前がモノをいうのがこの世界、って腕のない者が言うせりふじゃないですな。
射台では青年がなにやら若者好きのする軍用の突撃銃みたいな鉄砲でクレーを追っていた。利用者の年齢層が比較的高めの射撃場としては珍しい。こういう若手がどんどん台頭していってもらいたいものだと思う。撃っていたのはきょう初撃ちのロシア製散弾銃であるとのこと。この後に銃に取り付けてある照星(狙いをつける時に使う銃身の上にある部品)が緩んで外れてしまい、芝の中にまぎれて無くなってしまった。周囲の皆で地面を捜索したのだが結局見つからない。初日から壊れてしまうとは、さすがロシア製・・・と言っては失礼か。
さぁ、射撃用のベストを着込んで弾も用意してこちらも準備完了。おしっ撃つどぉ。
さらにつづく・・・
« 標的射撃も当たればよし(当たらなかった編)その1 | トップページ | 標的射撃も当たればよし(当たらなかった編)その3 »
「標的射撃」カテゴリの記事
- 猟銃使用事件に思う(2023.05.31)
- 慣熟射撃(2023.02.23)
- こんなものまで値上げ(2022.08.07)
- カモメと一緒に射撃行(2018.10.21)
- Remington 870(2018.06.09)
« 標的射撃も当たればよし(当たらなかった編)その1 | トップページ | 標的射撃も当たればよし(当たらなかった編)その3 »
コメント