お出掛け前のおやくそく
思いつきはいけません。
仰せつかったお仕事がなんとか終了し、とにもかくにも溜まったストレスを処理せねばならぬ。週末の町内会会合は奥様に平身低頭代理出席をお願いして、父ちゃんは山へしけ込むことにした。
場所はいつものキャンプ場、なにもしないでぼ~ちゃんを決め込もうと目論む。
と・こ・ろ・がっ、到着してびっくり、無茶苦茶キャンプ場が混んでやがんの。管理棟で聞いたら今日はイベントで8割方貸し切りとのこと。ここまで来てしまったので仕方がない。やむなくキャンプ場の隅っこでテントを張ることにした。会合をさぼってしまった罰か。
ここがこんなに混んでいるのは珍しい。ちゃんとリサーチしておきゃよかった。いつもは100平米くらいを一人で独占できるくらいの余裕なのだが、今回は端っこでつつましやかにソロキャンプ、持ってきた本を読み始めるとなんだか線香臭い。あれぇ?近所にお墓なんかあったかなぁと見回すと・・・隣のスクリーンテントでお香を焚いていた。
をいをい、なんでアウトドアでお香を焚かなきゃいけないのですかい?キャンプ場も混んでいると色々な方々がいらはります。
イベントは「アウトドアと自然」がメインテーマの音楽フェスティバルだそうで、当然のごとくとってもにぎやか。サイトに座っていてもお香の香りが鼻を突くので、ちょいとイベントに紛れ込んでみた。
コアスペースでは協賛企業や団体が展示や即売をやっている。日本の調査捕鯨船団に体当たりや火炎瓶攻撃を仕掛ける有名な自然保護団体もブースを出していた。鯨の着ぐるみで捕鯨反対をアピールしていたが、「私は野生動物や野鳥をとっつかまえて食べています」などと白状したら帰してもらえないようなオーラを感じてしまった。
しかし微妙だ。アウトドアで自然を感じるのに山々に響き渡るようなステージ音楽が必要なんですかねぇ。焚き火を囲みながらアコースティックギターをつま弾くっていうのなら解るんですけどもね。
今回は失敗の巻。お出かけはしっかりと下調べしてから出かけましょう。あと地元町内会の会合はちゃんと出ましょう。(反省)
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こんばんわ~^^)/
この時期、木々の緑がなんとも気持ちがいいですね。
そんな緑の中で一泊、いいですね。
でも山に来てまで騒音を聞かなくてはならないのって、とってもガッカリしませんか?
楽しみ方もそれぞれって事かも知れませんが、森の中で鯨の気ぐるみも不似合いですね。(^▽^笑)
山で鯨など見てしまって、溜まったストレスはうまく処理できましたでしょうか。
投稿: ミー | 2007年5月21日 (月) 00時00分
ストレス発散は大切ですね。
キャンプ場でお香は勘弁してほしいですよね
私の家の近くにもキャンプ場はあるんですけど
この間、山菜のコシアブラを採りに行ってた時なんですが
キャンプ場に来ていた都会の方だと思うんですけど
一生懸命、漆を採っていました。
教えてあげようと近づいていったら、これは私たちのモノよっ!
な感じで睨まれたんでそのまま黙って帰って来たんですけど
あの人たちは食べちゃったのかな・・・・?
気になります・・・(~_~;)
投稿: 七神 | 2007年5月21日 (月) 16時38分
いい天気でしたから、キャンプ場が静かだったら、言うことなかったのに残念でしたね。日曜日は、いろいろお買い物デーだったのですが、風もなくいい天気でしたので、わたしも何処かへ、遊びに行けば良かった後悔していました。
七神さん、私も気になって、検索したら食べている人いましたよ。
http://waurusi.sblo.jp/article/3652816.html
平気なんだ・・・?
投稿: なおなお | 2007年5月21日 (月) 18時12分
アウトドア・自然・環境xx・エコなんちゃら・キャンプにハイキングなどなど、最近はだれでも手軽に出かけるようになりました、そしてそれだけ自然への負担が大きくもなってきていますぅ・・・と森の熊ちゃんが言っていました(うそ)
だけど凄いよねぇ。何が凄いって、それを楽しむ人以外に、集まる人目当てにそれを利用する人、悪用はないだろうけど押し付ける人・人・人・・・ふうう
投稿: カル | 2007年5月21日 (月) 18時45分
ミーさん、こんばんは。
ボクのような軟弱キャンパーにはやっぱり春か秋がシーズン。春は緑が目にしみるような場所がいいですね。
ボクにとっては雑音に聞こえても、他の方々にとってアウトドアにふさわしいものとステージ音楽が写っているのなら仕方がありません。でも本番よりキャンプサイトの中でやっていたリハーサルの方が騒がしかった・・・(^^;)
自然保護の訴え方はいろいろあると思います。かの団体にはその選択肢に「実力行使」という文字があるだけで大きな違いはないのかもしれません。ボクにはちょっと近寄りがたいですが・・・
ここのキャンプ場で少し凹んで、翌日ハンター師匠と河原でランデブーしてうさを晴らしました。こんな時にお話相手がいるというのは嬉しいものであります。
投稿: Fiby | 2007年5月21日 (月) 21時24分
七神さん、こんばんは。
ほぉ、ご近所にキャンプ場があるそうでそれはうらやましい。それだけ自然豊かなところにお住まいなのですね。
私の持論ですが、日本人のアウトドアの源流は「花見」にあると思うんです。そのイメージをキャンプ場に持ち込もうとすると周囲とのミスマッチが生じるんですよね。教えてあげたりもらったりするものでもないので、その辺を早く気が付いてもらいたいものですが・・・
なおなおさんも言われてましたが漆って食べられるんですね。驚きました。
投稿: Fiby | 2007年5月21日 (月) 21時32分
なおなおさん、こんばんは。
先週末はまずまずのお天気でしたが、山の天気はちょっと不安定で時折雨も降るような感じでした。
特に目的も無いキャンプでしたので、雨が降ってきたらテントの中に潜り込んで寝ころんで本を読むというパターン。なにも不自由はありませんでした。お香の香りには参りましたが・・・
ソロキャンにはやはり空いているほうがいいですねぇ。
投稿: Fiby | 2007年5月21日 (月) 21時38分
カルさん、こんばんは。
自然に対する負荷が増大しているのは事実かもですね。アウトドアを楽しむルールというか不文律というか基本を誤って理解している人がいるのも事実。自然が許容してくれる包容力も限界を超えるとそのツケは人が払わねばなりません。
と森の鹿さんが言っていました(うそ)
今やアウトドアもビジネスです。私も商業ベースに乗るのはいやなのでできるだけマイウェイ。
アウトドアの楽しみは教本ではなく自分の足で見つけたいですね。
投稿: Fiby | 2007年5月21日 (月) 21時51分