売虎万世代・再々度
う~む、やはり買ってしまった。
過日、こんな本を読んでなるほどなと感心していたのだが、相対するこのライバル本も存在は知っていた。今回やはり立ち読みだけでは作者に失礼だということで思い切って購入した。古本屋で105円也 (^_^;)
「ウルトラマン研究序説」はSFをある意味ポジティブにとらえて、後付けの理屈ではあるものの、SFの設定が現実に存在するという前提で前向きに解説した論説のためすんなり読むことができた。でもこの本はまったくもって正反対。SFの矛盾点を物理的に指摘し「そんなのあるわけないじゃん」風にこきおろす。ネガティブというか夢もへったくれもあったものではない。
でもですね、これが意外に面白いんです。矛盾点を説明するのに現在最先端の科学的考察を駆使しており、子供の頃に熱中して見ていたSFドラマは、実はこんなにいいかげんな設定だったのかと妙に納得してしまう。まぁウルトラマン世代が大人になってから読む本ですな。
いつまでも夢を追ってはいけないのかな。ピーターパンシンドロームってわけではないが、一分の子供心は大人になっても持っていたいかなと思うものです。私の場合、子供的物欲に傾いているようにも思うが・・・
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