学園祭は楽し
秋は学園祭のシーズン。嬉しいことに娘の学校へ夫婦揃って見に行く機会を得た。
ここの学校は学園祭の名前をハーベストフェスティバル(収穫祭)と名付けている。農業畜産バイオ系の学校のためお祭り騒ぎだけでなく文化学術展なる発表展示にもけっこう期待するものがあったりするのです。
中へ入ってびっくり、敷地内はまるで縁日の出店みたいなのがごってりと。しかも午前中からすごい人の集まりようだ。パンフレットによると食べ物屋の模擬店だけで60店以上ある。これを食べ歩くのも楽しみのひとつだ。「鹿のツイスター」なるものを売っているお店があった。ツイスターってなんだ?ってなわけで買ってみた。お好み焼きの皮の中に鹿のミンチを焼いて詰めてある。なかなかうまいんだな。聞けば鹿は丹沢産ではなくエゾシカだという。うまけりゃいいや。
鹿があればシシ汁なんてのもある。ちなみにこのお店は昨年度の模擬店ベストデザイン賞を受賞したお店らしい。なかなか良いセンスだ。張りぼてのブタさんやサンドイッチマンも営業に忙しい。この辺は熱心な学生パワーのすごさを感じるところ。校舎からは大きな垂れ幕が下がっていた。そうそうこの学校は4年ぶり63回目の箱根駅伝出場。年明け後のこの駅伝では沿道で久しぶりの名物「大根おどり」があちこちで見られることだろう。
さてもう一つのお楽しみ。教室内にて行われる各種研究室やクラブの発表コーナーへと向かう。先ほどの鹿肉スナックがおいしかった野生動物学研究室の発表が面白い。神奈川県における鹿の食害について詳しく説明していた。傑作だったのが説明に使っているイラスト。これがほんとに上手に描いておりまったく感心してしまった。でもハンターはこんな爺さまばかりではないのよ (^^;) 鹿になめられないよう若手ハンター(あえて赤字)はがんばらにゃいけませんな。
その他、今日生まれたばかりの人工ふ化ウズラのヒナを触れるコーナーとかブタのうごめく精子を顕微鏡で見せてくれるコーナーなどどれも飽きない。
吹奏楽のコンサートも屋内外で見ることができた。屋外では本格的なオーケストラ。屋内ではビックバンド系になってどちらもグー。もちろんプロやコンクールに出るハイアマチュアとはレベルが違うが、一生懸命演じる学生たちを見ていると元気を貰える気がするのですよ。
収穫祭らしく野菜の無料配布をしていたので大根を2本頂戴して帰途につく。
いやぁ、学園祭って楽しいですね。お祭りや遊園地と同じくらい面白いかも。これは秋のお勧めです。
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