« たこやきは大阪 | トップページ | 潜望鏡とニコン »

2008年3月12日 (水)

広島・大和ミュージアム

特命を帯びた広島県までの運送ミッションの完了時、せっかく広島まで来たのでなにか見られるものを見ていこうということになった。かといってその時間は限られている。広島と言えば平和公園くらいしか思いつかない関東人の悲しさよ。まてよ、呉には戦艦大和の博物館があると職場の同僚から聞いたことがある。距離もなんとか立ち寄れる距離のようなので行ってみることにした。

Jmsdf_sub今はカーナビがあるのでまず道に迷うことがないのがありがたい。スムースに到着すると、大和ミュージアムの前の建屋に海上自衛隊の潜水艦が横付けされていた。これはでかい )^o^(

2200トン級の「あきしお」という潜水艦だそうで、横にある海上自衛隊呉資料館側から横っ腹に開いた開口部より艦内の発令所などをを見学できるようになっている。海自の潜水艦は米軍の攻撃型原潜などに比べると3分の1から4分の1の排水量しかないのだが、それでも見る者を圧倒させる大きさがある。お尻に付いているスクリューがウソっぽいですが・・・

Yamato_1Yamato_2Yamato_3 潜水艦を横目に眺めつつ大和ミュージアムに入る。呉市が運営するこの博物館は展示品の撮影を許可しているのが嬉しいところだ。最初に目にはいるのはスケYamato_bridgeールが実物の10分の1という巨大な戦艦大和の模型。これもまた大きい。大和の沖縄特攻時の姿を再現したスケールモデルだが、そのディティールは現存する図面を元に細 部まで再現されていて見る者を圧倒する。右の写真は艦橋上部のクローズアップ。人形は有賀艦長か。15メーター測距儀の上には対空用レーダーの21号電探が細かく再現されている。ここのところ艦船レーダー波の民生用電子機器への混入対策で頭を悩ます仕事をしているので興味深く見学した。

Oldwepon 大和の隣室には大戦中の珍しい各種兵器が展示されている。特殊潜行艇「海竜」、人間魚雷「回天」、零戦62型等々他ではなかなか見ることのできない貴重な戦争遺産の数々も興味が尽きない。

Space_yamato まだあるんですなぁ。大和は大和でも「宇宙戦艦ヤマト」も展示してありましたぜ。物語の中では、宇宙戦艦ヤマトは沈没した戦艦大和を「改造」して出来上がったことになっている。沈没してバラバラになった戦艦大和を254年経った後に宇宙船へ改造してしまうというのもすごいことだ。ガミラス星の大艦隊を相手にたった一隻で戦い抜けることができたのも大和魂のなせる技だったのだろう。

なかなかよいものを見ることができた。大和の沖縄特攻だけで三千名近い方々が戦死されている。人間が犯してきた過ちを長く後世に伝えるためにも大きな役割を果たしている博物館の見学でありました。

« たこやきは大阪 | トップページ | 潜望鏡とニコン »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

1,700kもの道のり、お疲れ様でした。
道中様々な発見やら見物など羨ましい限りです。

それにしても大和ミュージアムは迫力物ですね。写真から伝わって来ます。Fibyさんの言う通り、「戦争と欲望」人間が犯して来た、この事実をけして忘れてはいけないんですよね!

花の五六八さん、こんばんは。

はい、おかげさまでいい経験をさせてもらいました。この年になるまでこんな距離を車で走るとは思いもよりませんでしたです。

ここは最初、模型の戦艦大和が置いてあるところ位の認識だったのですが、各種の展示の他に大戦の渦に巻き込まれた軍港都市呉市の歴史など興味深い紹介があれこれあって飽きさせませんでした。

私のような戦後世代は、戦中の苦労も高度成長期の切磋琢磨も知りません。幸いにしてバブルに浮かれることもなくバブル崩壊に泣くこともありませんでした。
歴史は歴史としてしっかり認識し、後世へ伝えていくのが私たちの責務ではないかと思っております。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/138856/40478420

この記事へのトラックバック一覧です: 広島・大和ミュージアム:

« たこやきは大阪 | トップページ | 潜望鏡とニコン »