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2009年5月23日 (土)

富士登山予行演習 大山編

五月第四週は仕事上ちょいとばかりヘビーな一週間であったので、週末は自分へのご褒美ということで山登りの苦行を与えたのでありました。こりゃいいご褒美だ。

実は富士登山をもくろむ年は、事前に神奈川県丹沢のはずれにある大山(おおやま)へ予行演習することが定番となっているのであります。この大山、似たような名前の山は全国に数有れど、本県の大山はなかなか楽しい山なのです。
Cablecar 大山阿夫利神社(おおやまあぶりじんじゃ)側から登るルートは、登山道に入る前にケーブルカーの線路と平行している延々と続く石段を1時間程掛けて登らなければならない。これは富士山登山道の富士宮口ルートの階段道に似てかなりきつい。お手軽な練習コースになります。階段歩きはちょっとと言う方にはケーブルカーがいい。一度でいいから乗ってみたいですねぇ。

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駐車場へ車を停めて身支度を調えていざ出発。最初に抜けるお土産屋さんや料理屋さんを横目で見るのも楽しいものです。おいしそうな看板があった。新鮮な鹿刺し食べてみたいですねぇ。
程なくして神社の参道となる男坂、女坂の分かれ道に。この「らくらく女坂」にはもの申したい。最初の歩きは平坦だが、最後の延々と続く不規則な石階段は比較的規則的な男坂階段に比べて逆に登りにくい。私としては男も女も男坂と申し上げたいですな。

Tozando1Tozando2Sancho
1時間近く階段を上りつめ、やっとこさ神社の上社に着いたらここから登山道がスタートする。さらに不整地を1時間半ほど登っていくのだけれど相変わらず荒れております。昨年も転がっていた大木の切れっ端、鋭角の石ゴロゴロの急坂も健在。せっせと歩いて山頂到着。なかなかいい工程だった。

今回は富士登山を視野に入れているので、ちょっと日帰りには大げさな30リットル級の登山ザックに水2.5リッターを筆頭に富士登山で使いそうなものを全部詰めて行きました。ついでにコッフェルやコンロ・ボンベなど煮炊き道具まで入れて、重さは6kgから7kgはあったかと思う。肩にずしりときたけど、冬山をやる方々は20kgは軽く担ぐらしいので甘ったれたことは言っておられません。

小鳥のさえずりを聞きながらの山歩きはなかなか楽しかったです。しかし背中が重かった。これがなかったら2倍楽しかったかも (^_^;)

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