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2009年7月

2009年7月28日 (火)

丹沢の森は不思議がいっぱい

山を歩いていると当然ながら自然のふところに入っている感触がありますね。人間が決して作ることの出来ない造形がそこにあります。

Crankwood 神奈川県西部、丹沢あたりを歩いているとけっこう面白い光景を目にします。左の画像は畦ヶ丸の登山道近くで見つけたクランクして曲がったカシの木(だと思う)。見事なまでの直角に曲がっています。山の仙人が腰掛けるイスみたいですね。

Rollwood もうひとつは杉の木。やはり丹沢の塔ノ岳から降りる政次郎尾根の途中にあったものですが、スプリングのようにネジを巻いております。杉は天に向かって真っ直ぐに伸びていかなければならないんですが、この杉は微妙に傾いていますね。他人を真似るのが嫌いな杉なんでしょう。

人間様より長い寿命を持つ木々達。屋久島の縄文杉は樹齢4000年と言われている。人間の進化と退化の一部始終を見ながら笑っているんでしょうね。彼らと対話ができるよう、もう少し生きていたいなと思います。

2009年7月26日 (日)

キジバトの唐揚げ

本日晩ご飯は唐揚げ定食です。

Karaage01 でもちょっとお肉が違います。キジバトのお肉を使った唐揚げでございます。一応普通の鳥唐揚げも一緒に作って食べ比べしてみました。

キジバトはクサミが心配だったのであらかじめウーロン茶で煮てクサミ抜きをしてあります。先日オフ会に参加するつもりで下ごしらえして、結局行けなかったのでまた冷凍してあったものです。画像中の黒っぽいのがキジバト肉で、赤みがあるのがニワトリ肉でございます。

Karaage2 野生肉なので、キジバトの方はほんのちょっぴり長く油に漬けます。出来上がりは見たまんまという感じですね。さて暖かいうちにいただきます。うむ、なにげにうまいでないの。淡泊なニワトリ肉に比べていかにも野生肉然としていてワイルドな感じ。しかもレバーのようなクサミは感じられないのでこりゃいけます。

手羽もたんまりあったんですが解凍し忘れて今回はなし。手羽もちんまいけど美味いんですよぉ。

またつくろっと (^-^)/

2009年7月25日 (土)

鴨きもホームページ 勢い付かず

4000_2

せっせと更新している鴨きもブログですが、ホームページの方はなかなか更新せず、少しばかり放置状態なのは我ながらまずいなとは思っちょります。一応ブログの更新情報だけは書き換えておりますですよ。

鴨きもホームページにどのくらいの方がアクセスして下さっているかというと・・・1日に5人くらいですかね (^。^) とうとう4000番を自分で踏んでしまいましたぜ。

ブログで際限なく増えてしまった記事をホームページで交通整理をするつもりだったのですが、勢いをどこかで付けないといけません。ホームページのハイパーリンクをせっせと組んで、ページレイアウトを考えるってのもやっかいですね。無精な私にはなおさらです。

どこかで勢いを見つけてきましょう。

デジイチのホットピクセル

Hotpixcel 先月のホタル撮影の際に偶然見つけてしまったCMOS撮像素子のホットピクセル。真っ黒な画像を精査してみるとその他にもけっこう見つけてしまいました。常時赤や緑に輝く点が画像に写り混むのは気持が良くないのでNikonサービスへ修理に持ち込みました。

ソフトウェア的に処理できるのでその場で出来ますよという言葉を信じて1時間ぶらぶらして戻ると・・・工場送りになるとのこと。ソフト的には処理できないとのご裁定。ぐぁ~ん
ここのところの山行にはデジイチは重いので、カミサンのコンデジを持っていっていたせいででバチが当たったか。

買ってかれこれ2年は経つので保証期間はもちろん切れている。CMOSを交換すると5万円近く掛かるらしい。正式に見積を依頼して愛機はお預け。見積次第だけどここは思案のしどころになってきました。我慢して使うか修理するか・・・

でもお金ないの・・・(T_T)

2009年7月23日 (木)

悪天候の富士登山 判断が明暗を分ける

私が御殿場口より富士山頂へと向かい、強風のため七合五勺でUターンしていた2009年7月19日、その同日に悪天候下の富士山で男性二人の方が遭難した可能性が高いことが本日判明しました。

彼らは私が登っていた御殿場口のお隣の富士宮口から、同じ時間帯である18日夜にグループで登山を始め、19日午前4時には登頂に成功していたようです。

その頃私は御殿場口七合目で強風のために零度近くまで下がった体感温度に悪寒を感じ、手持ちの防寒衣類を着込んだ後に山頂へと向かっておりました。その後七合五勺の山小屋砂走館を過ぎ、岩場の急な登山道に差し掛かったところで、瞬間風速で20m/sを超えるであろうという暴風と先が見えない濃霧に危険を感じ、私は午前5時に登山中止と下山を決意しました。

消息を絶ったお二人は、富士宮口から登頂してグループと別れて吉田口へ下山する予定であった模様。下山した形跡は明らかになっていないところから、ちょうどその時分の強風で山頂付近で吹き飛ばされてしまった可能性が高いです。

Sekiranun 画像はその日に私が下山直後に撮影した富士山頂付近の様子です。山頂付近には厚い雲が掛かっておりますが、これは積乱雲でこの中は嵐のような様相になります。ダウンバーストという現象が起こり、上空から下に向けて強風が吹き降ろされ、稜線をふもとへ向かって猛烈な気流が流れていきます。
砂走りをせっせと下山している最中でも、風に押されながら背中に火山礫の小石が刺さるように飛んでくるという状況。7月19日は終日そんな天候でした。

山では一瞬の判断が生死を分けるとは使い古された言葉です。彼らがどれだけの山岳経験を積んだ方々だったのかは分かりませんが、比較的整備された登山道の富士山とてそれは変わりはありません。お二人が行方不明になられてからすでに4日が経過しています。

つい先ほどそのうちのお一人と思われる方が御殿場口登山道九合目から100m程脇にそれた場所で心肺停止状態で発見された模様です。富士宮口から山頂に立って、吉田口の下山道へとお鉢沿いに移動をしようとして強風と濃霧の中で遭難してしまったと考えられます。もうおひとかたも早く発見されるように願ってやみません。

私が下山の判断をした時に、心の余裕が無く勢いで山頂を目指していたら・・・と思うと気持複雑です。今回の遭難は駐車場で落石の直撃にあって亡くなったという不可抗力のケースとは異なり、いくらでも回避できる機会があったと言う点では大きな違いがあります。
亡くなられた方のご冥福をお祈りしたいと思います。

2009年7月21日 (火)

富士山トイレ事情

先日の御殿場口のトライアルは強風のため七合半までしか登れませんでしたが、すでに登頂した富士宮口、須走口、吉田口(河口湖口)と合わせて、とりあえず全ての富士登山道の様子は分かりました。それぞれ特色があってどれもなかなか楽しいルートです。

特別に整備されたハイキングルートなどは除いて、縦走などの山登りにあっては用足しはちょっと登山道をそれて・・・っていうのが普通です。これは男性も女性も同じ。そうそう都合良くトイレなどありゃしません。野外で用を足すことを「キジ撃ち」といいますが、本物のキジを撃つようになってからその意味がわかりました。キジは人間から隠れるとき、とっさにおしゃがみすることがあるんですな。

Biotoilet ときに富士山では基本的に登山道から外れることは落石の危険もあり禁じられています。しかも草木一本もない富士山の登山道では隠れる場所もない。従って道中のトイレは山小屋頼みとなります。
富士山のトイレは一頃糞尿公害で世界遺産も危うしとの危機感から改善が進み、現在では全ての山小屋のトイレは環境配慮型になっているそうです。実にけっこうなことです。

さてその利用料(寄付金)、静岡県側の三つの登山道の山小屋では全て200円、山梨県側の吉田口では同様に100円の利用料と差がついている。これは組合の申し合わせでしょうね。水をがぶがぶ飲んで用足しもひんぱんと言う方には、山を下るまでにけっこう差が出るかも。唯一御殿場口新五合目駐車場のトイレだけは純然たるタダで、これだけは特筆ものだろう。

ちなみに飲み物のお値段を比べると、500mLのペットボトルが五合目では250円、六合目で400円、七合目以上では500円が相場。例外は御殿場口七合目日の出館、ここのおばぁちゃんは機嫌がいいと200円で売ってくれちゃったりする。

というわけで富士登山、トイレを安く上げるなら吉田口、飲み物をお安くというならば御殿場口で決まりだろう・・・ってなふうに決めていいのかな? (^_^;)

2009年7月19日 (日)

富士山登山道御殿場口トライアル

ここのところ登山にまつわる事件事故が多いですね。私の山はハイキング程度ですが、先日の大雪山がらみの大量遭難は他山の石とは言えない痛ましい事故であり、自戒の念を新たにしましたです。

Kanban さて、わたくし的に最後まで残った富士山の未踏登山道、御殿場口ですが、機会を見てやっつけしまおうと思い、この週末に行ってきました。富士山も先日痛ましい事故がありました。なにもしていなくても危険の方からやってくることもあるんですね。標高の割には登りやすい山と言われる富士山ですが、なめてかかるわけにはいきません。一週間前には無かった立て看板があります。急遽設置されたのでしょう。看板の内容はごもっともというものばかりです。

さてこの御殿場口、非常に不人気コースなんです。なんと言ってもその歩行距離が富士宮口のほぼ倍。往復で約20Kmもある。日帰りではけっこうきつい距離です。歩き始めの新五合目は実質二合目の標高しかないのでさもありなんと言ったところです。

Toilet 御殿場口新五合目駐車場では斜面から少し離れた場所に駐めます。これはカミサンからあらかじめ貰っていた業務命令でした。ここには富士の登山道に面するトイレの中で唯一使用料や寄付を求めないトイレがあります。このトイレ、なぜか円筒の中に設置されていて循環再生水がじゃんじゃん流れていて、さらにベアリングのいかれたラインポンプがぐわんぐわん鳴きながら回っているという珍しいもの。中に入ると宇宙船の中で用を足しているような感覚になります。

Shinrokugou 今回はいつもと同じ日帰りコースなのでこの距離だと夜間登山をしないと帰りがつらくなります。午後10時過ぎに標高1440mをスタートしました。ともかく前半は単調な登山道なのでひたすら歩きます。最初の目標の新六合目の入れない無人小屋まで4時間弱掛かりました。標高2590m、富士宮口は新五合目踏み出しから標高2400mあるのでそれと大差ない高さ。しかも歩き始めてすでに5.8kmを過ぎている。これは富士宮口なら五合目から余裕で山頂へ達している距離。でもまだ六合目、なんだかがっくり来る数字ですね。

Hinode_2 実質二合目の新五合目から6時間弱、最初の山小屋である七合目標高3040m日の出館にやっとこさ到着、ちょうど日の出の時間だったが雲が多くて御来光は拝めなかった。憎たらしい雲です。麓からここまで途中山小屋は無く、従ってトイレもない。男はともかく遮るものの無い富士山では、女性は6時間近くトイレが無いというのはけっこう気になる点だろうと思いますな。

Nanagoume ここまで風がけっこう吹いていたのだけれど、七合目を過ぎるとこれが暴風に変化。七合五勺砂走館の先の岩場で立っていられないほどの強風と5m先も見えない霧状態になって標高3110mで中止を決断。こんな陽気では命のスペアが3つくらい必要になってしまいます。まぁやむなしです。

HoueiYamanakaOosuna  でも帰路はしっかり楽しみます。宝永火口はぱっくり口を開けておりました。山中湖もよく見えます。いつも富士山を望む山中湖ですがきょうは逆です。そして大砂走り。延々と続く砂礫の道はなかなか楽しかったです。

今回初めての途中リタイヤとなりました。最後の最後での苦渋の決断でしたが、判断は誤っていなかったと思っています。まぁ命あっての物種です。
もう当分富士山はいいや。リベンジはまたの機会のお楽しみといたします。

2009年7月16日 (木)

鴨きもロゴ 夏バージョン か?

Kamokimop 鴨きもロゴの新作が届きました。

だいぶデザインの方向性が固まった感じです。いい雰囲気の鴨ちゃんじゃないっすか。またもやフレンチバージョンです。

でも現在使用中のピエロ&鴨のコラボもお気に入りなので、直ぐにはロゴの置き換えをしないつもり。
BBさん、毎度ありがたう。

背面のマークはもしかして・・・

2009年7月14日 (火)

SUPERfeetという中敷き

わたくし、自慢じゃないですが靴の中敷き(インソール)は100円ショップでずっと買い求めてきておりました。街靴や運動靴、スキー靴もまたしかりです。十分機能はは果たしてくれたし、傷んだら惜しげもなく交換できるので重宝しておったのです。

Superfeet1 先日導入した軽登山靴。初回からハードな所へ履き込んでいった関係か、むちゃくちゃ当たりが悪く、靴ズレまで起こしてもう最悪でした。高い買い物しちゃったかなぁと肩が3cmくらい落ちていたところで、相談した山道具屋さんから紹介されたのがこれ。SUPERfeetなるインソールです。

これはすごいです。なにがすごいって靴の中敷きのくせに4500円もするんですぅ。まず値段で引いてしまったのは言うまでもない。でも靴に装着して履いてみたら・・・なんだか別の靴を履いているみたい。うまく表現できませんが、三段階くらいフィット感が高まった・・・気がします。

Superfeet2 値段は高いけど60日間の返品返金保証もあるとパッケージに書いてある。そこで清水の舞台を飛び降りる覚悟で購入。合わなかったらお金返してもらえばいいやと、その後なんだかんだで登山靴に入れてから30Kmは歩きました。

はっきり言います。すごいですこれ。まったく靴の違和感がなくなりました。さすがに高いだけあります。細かいことは分かりません。でも劇的に靴のフィット感が増したのは確か。返金保証もその自信の表れなんでしょうな。

幸いにも返品されずにこのインソールは我が軽登山靴の底に納まっています。冬になったらスキー靴に差し替えちゃおう。

いやぁ、しかし世の中には逸品ってのがあるもんですね。

2009年7月13日 (月)

富士登山道御殿場口偵察

鉄ちゃんなら「JR全線乗りつくし」、アマチュア無線なら「全市全郡交信」、ハイカーなら「日本百名山全登頂」とそれぞれ目標はさまざま。富士山フリークならやはり「主要登山道全制覇」が最初の目標になる・・・というのは私が勝手に決めております (^_^;)

主要4ルートのうち富士宮口、須走口、吉田(河口湖)口はすでに登頂済み。残るは御殿場口のみを残すところとなった。ここは不人気登山道。全登山者の4%しかここを使わないという。なぜか・・・
むちゃくちゃ長いんですここ。登山道全長10Kmを越え、富士宮口のほぼ倍。ほんとの好き者しか登らない登山口。でも帰路には楽しい「大砂走り」があるのでも有名です。

Gogoume 今回は所用でどうしても午後からしか時間が取れないため、やむなく時間を決めて3時間でどこまで歩けるかにトライしてみました。

新五合目駐車場に車を止めて身支度します。今回は山頂まで行かないのでヒモの巾着リュックに水1リッターを詰め込んで午後1時過ぎから歩き始めます。山用ステッキも忘れてきてしまったので、およそ格好は登山者とは見えない出で立ちです。最初に大きな看板あって六合目から先はダメだよと書いてある。まぁ今回は問題ない。でも山頂からは続々と下山してくるんですよね。謎です・・・

Tozandou 今年から全登山道でリニューアルした案内看板がありました。山頂まで410分の10.5Km・・・ひいふうみいと数えると休憩時間を勘定に入れないでおよそ7時間弱。休憩を入れたら8時間コース、これは強烈だ。まぁそれは本番の時にまた悩むとしましょう。

Gotenbaguchi_2 歩きにくい砂礫(れき)の道が続く。山頂は遙か彼方の10Km先だ。はっきり言って途方もない感じがする。帰路を考慮して宝永火口の稜線あたりを今回の目標としました。歩いていてほんとに変化のない登山道、しかも歩きにくい。人気のないのもうなずけます。

Nigouhasshaku 1時間半ほど歩いて避難小屋みたいな建物に到着、ここが次郎坊っていうのかな。そこの看板を見て唖然と。なんと「二合八勺」ですと。なんで五合目の次が2.8合なんだぁ。実は御殿場口新五合目とは名ばかりで、標高的には実質二合目に相当するらしい。これはフェイントです。

Hinangoya_2 ともかく単調に延々と歩いて目標を目指します。歩き始めて3時間。標高2600mになる無人小屋を目前にしてタイムアウト。それでも新五合目標高1440mから標高差1000m以上を登った勘定になる。きりのいいところまで行きたいけど無理はしません。ここから下山道にトラバースして「大砂走り」の下側だけを体験します。

これは面白いっ! こっちは荷物も無く身軽なんでビュンビュン飛んでいけます。まさに一歩で3mというのはウソではなかったです。やや足を上げ気味にしてぴょんと踏み出すと適度な斜度も相まって足が自然に出ていきます。ものすごい勢いで一気に下山。こりゃ本番の時が楽しみです。

Sengansui 三時間掛けた登りも一時間弱で麓まで下りてきました。五合目近くの大石茶屋で洗顔水なる洗面器に雨水を一杯いただいて顔と頭を洗います。100円なり。でもこれはホコリマルケの体には有り難いです。

Yorufuji 麓でうだうだしていたら日が暮れてきたので夜富士を見て帰ります。稜線の左側に富士宮口の山小屋の灯りが見えます。御殿場口の山小屋の灯りは五合目の大石茶屋以外全く見えません。まだ営業をしていないんでしょうね。
訂正・どうもこれらは御殿場口の各山小屋のあかりのようです

楽しいハーフクライムでした。でもここを日帰りで登るとなるとほんとに根性を入れて臨まないといけないということだけははっきり分かりましたね。

でもやります。めざせ完全制覇 (^-^)/

2009年7月 8日 (水)

なんでも大盛りの店 おおもり 唐揚げ定食編

富士登山の前に景気付けのために寄った、なんでも大盛りの店「おおもり」

Karaaget 相席になったおじさんが食べていた唐揚げ定食が美味しそうなので私も注文。見よ、このどんぶりに並々と載ったご飯の大盛り。普通茶碗だったら3杯分は絶対にかたいという分量。これだけ揃って600円也

くっ、苦しい。腹一杯でございます。景気付けに寄って景気よく食べ過ぎてもたれてしまいましたですぅ (^_^;)

教訓: このお店に行くときには朝飯抜きの昼に行くべし・・・

2009年7月 6日 (月)

富士登山2009 その2 雪もあるでよ

自動車の中でシュラフにくるまり高いびき。たっぷり寝た後に雨音で目が覚めたのが午前1時。お外は土砂降りです。雨支度は用意してあるものの、スタートからこの雨では気が滅入ってしまう。どうせ御来光も拝めないだろうから朝発にすればいいやとまたシュラフに潜り込んで二度寝を開始。またもや爆睡して午前6時に起きるととりあえず雨は止んでおりました。

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それってなもんでお湯を沸かしてテルモス(保温水筒)へ移し、アタックザックに入れて準備完了。7月4日午前6時45分、吉田口五合目から山頂へ向けての移動を開始しました。スタート時点から明るいってのはいいです。ここ吉田口登山道は歩き始めてから最初に下りがある。ということは帰りの最後に登りがあるということなんですな。
六合目あたりから雨が降り出してきて急いで身支度。またこのパターンです。七合目2700mの花小屋あたりからは霧も深くてなにも見えない。雨は降ったり止んだりで、結局八合目までカッパは脱げませんでした。登山道は岩場に差し掛かります。けっこうしんどい。

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この辺は山小屋銀座。延々と小屋が続きます。途中2軒くらい間に山小屋を飛ばすとちょうど1時間くらいの歩行時間となるので10分休憩するというペースで行きます。八合目白雲荘あたりから雪も目立ち始めます。小さな鳥が目に付きました。イワヒバリです。標高3200mの高山で生息するのもたいしたものです。スズメのように山小屋回りで遊んでいました。

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八合目元祖室(むろ)で3250m、ここまで登ってくると標高差50m登るのにも息が上がります。斜面には雪がかなり残っています。下山道を見るとブルドーザーが荷物を運んでいます。山小屋への補給品でしょう。あれに乗れればすんごく楽そう・・・
途中途中では工事関係者の方々が冬の時期に壊れた登山道の修復作業をされていました。ご苦労様です。

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昨年大渋滞に巻き込まれた本八合目元祖江戸屋に到着です。今回はさすがに空いています。ここまでに四時間を経過。標高は3400m。山頂へ向けて気合いを入れます。下山道は除雪が進んでいるようですがまだ使わせてもらえません。あの岩場をまた戻るのかと思うとちょっと気が滅入ります。

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やっとこさで山頂へ到達。五合目から五時間半というなかなかいいペースでした。ここで誤算が・・・なんと山頂の山小屋は雪に埋もれてまだ営業をしていない。ということはトイレも開いていないということなんです。私は途中の山小屋で一回済ませてあったのでまだましでしたが、女性などはどうするのでしょう。一番近いトイレは八合五勺の山小屋御来光館まで戻らないといけません。これはちゃんと告知するべきことですね。
今回の富士登山の目的のひとつ、富士山マグで富士山頂にてコーヒーを飲むというのがありました。これは無事達成。コーヒーうまかったです。

SokkojyoKakouteiSaikouchi

山頂から見る富士山測候所の跡地です。あそこまで行きたかったのですが、お鉢巡りのルートは閉鎖されていてダメでした。以前に見た8月の景色よりこの時期は火口底にも雪がたんまりあります。小高い丘に登って開山している区間での最高地点へ登ってきました。アメダスデータではこの頃の山頂の気温は摂氏4.4度、湿度80%というところ。風が強く体感温度はもっと低く感じました。

Yamagoyaginza_2Gaijin_2Ohana_3

午後2時前には下山を開始します。あまり山頂で遊んでいると日没前に帰れなくなってしまいます。幸い天候は持ち直し、時たま日が差す陽気になってラッキーでした。下山途中に見上げた山小屋銀座が晴れ間に鮮やかでした。7月4日のこの日はアメリカの独立記念日である関係か外人さんも多かったです。日の丸掲げて歩いているアメリカ人とおぼしきグループがいました。

Shuten 午後5時45分、せっせと歩いて霧に煙る吉田口五合目へ戻ってきました。帰路はちょうど四時間。下山道が登山道と同じルートだったのでちと手こずりました。団体さんが来るようになったら、このルートは大渋滞必至ですな。

さて予行演習は終わりました。今年は職場の同僚ともう一度登る予定。今度は晴れて下さいよぉ。

2009年7月 5日 (日)

富士登山2009 その1 鹿付き

山梨県のお達しにより7月1日午前零時からの富士山お山開き(山梨県側・吉田口)は、八合目までという残念な結果となった。しかしながら、その12時間後の7月1日正午には山頂まで行ってもOKだよと、ころっと裁定が覆ったのには驚きましたな。

ちょっと考えてみると・・・この裁定が下りる直前には山小屋関係者他総勢200人による雪かきが行われておりました。その方々の苦労によってなんとか山頂までの道のりは貫通、行政の判断を仰いだのですが、結果は八合目までの暫定山開き。
納まらないのは雪かきで苦労した山小屋関係者の皆さんです。八合目までの開通では山小屋に泊まろうという人は皆無に等しい。それは山小屋泊のほぼ全てのお客さんは山頂での御来光狙いだからです。特に団体さんを受け入れる吉田口のルート上にある多くの山小屋は商売あがったりになってその影響は深刻。山小屋で組織する富士山吉田口旅館組合等関係団体は雪の多い下山道を使用せず、山頂からの下山は登山道を併用するという方法を推奨、県も折れて異例とも言える12時間後の方針撤回とあいなったのでは・・・などと邪推しております。

Subaruline まぁ理由はどうあれ、7月1日の正午から吉田口だけですが富士山頂までのルートが確保されたのは喜ばしい。関係者の皆様に感謝いたします。7月最初の週末に八合目まででもちょいと様子を見てこようと考えていたのが山頂まで行けそうとなるとこれは嬉しいこと。道具を車に放り込んで一路富士スバルラインを五合目へと向かったのでありました。

Shika スバルラインの途中、標高2000mほどのところで二頭の鹿に会いました。道路脇で草をはみはみ。ここのところ山登りに行くとよく鹿と会います。それほどまでに増えているんですなぁ。鹿もしっかり斑点模様の夏毛になっています。

富士スバルライン終点の五合目駐車場からは霧の合間に山頂が見渡せます。雪もさほどではない感じだけど実際行くとまた違うんですよね。駐車場からは雲海もきれいです。私はこれで富士登山は三度目。それぞれ違う登山口から登っているのだけれど、ここ吉田口の五合目は観光地ですな。その華やかさは、夏の二ヶ月間で20万人の登山者とそれ以上の観光客を呼び寄せるにふさわしいです。

FujiparkingUnkaiGogoume

さて、例によって五合目でうだうだして高所順応をしてから出発です。雨よ降るなよぉ。

2009年7月 2日 (木)

富士登山の持ち物

さて、週末は富士山へちょいと偵察がてら登ってみることにしました。
気象庁の富士山頂アメダスデータを参照すると、7月2日午後7時の山頂は氷点下1度、湿度は99%で大気は飽和状態でした。これは刺すような冷たい濃霧という状態であると予測できます。さすがにこの時期の富士山は手強さそうです。

Yamadougu こつこつ荷物を積み込みます。

今回は忘れ物があると厳しいのでお店を広げてチェックしました。衣類関係は除いてありますが、富士山程度の山登りでしたら、これだけあればまぁなんとかなるでしょう。

①、アタックザックの30リットル級のもの。日帰り登山には十分です。
②、ブーニーハット。ゴアテックスではないですが空気の通りの良い素材です。
③、ネオプレン製手袋。狩猟にも使いますが軍手よりはましです。
④、ザックカバー。雨の時はあると安心。
⑤、LEDヘッドライト。軽くて明るいです。
⑥、カッパ上下。これもゴアではないですが湿気をよく放出する素材製です。
⑦、コンパクトデジカメ。今回は天候不良のためデジイチはお留守番です。
⑧、山用小型ガスコンロ。山頂用ですがテルモスにお湯持参になるかもです。
⑨、水パック。2.5リッター級です。
⑩、寒冷地用ガス、コッフェル。これもテルモスで不要かな。
⑪、簡易アイゼン。役には立たないかもしれませんが気休めで持って行きます。
⑫、一人写真用三脚。我が家で一番軽いやつ。500gちょっとです。
⑬、テルモス。水筒ですな。サーモス製の保温水筒をこう呼ぶようです。
⑭、防塵めがね。砂埃対策。
⑮、ポケットマスク。これは心肺蘇生法で使用するマウスピースです。どこかで人様のお役にたてればと持ち歩いています。
⑯、地図とコンパス。富士山には無用なんで、これもいらないかな。
⑰、行動食と非常食。画像は非常食。これだけあれば死にはしないでしょう。

おおっとぉ、富士山チタンマグを忘れないようにしなきゃね (^。^)

2009年7月 1日 (水)

guddei

Gudde1i 山用品店「好日山荘」でしか手に入らない山情報誌グッデイ
新聞大で10ページのこじんまりした誌面だけど、なかなかその内容は濃いです。この夏の号はフリークライマー平山ユージさんが表紙を飾っております。実はこの写真は、このブログでもよくコメントを頂戴する君ちゃんの作。表情豊かなポートレート写真は、さすがとうならせるものでありました。

Guddei2 平山ユージさんの記事も面白かったけど、富士登山の記事もありました。最大の難敵は「高山病」だそうです。確かに私も一度目は高所順応が間に合わなくて頭ガンガン状態で登頂しましたが、二度目は学習してたっぷりと五合目で昼寝をした結果、まったく症状が現れずに山頂へ到達することができました。

その富士山、やはり今日のお山開きでは八合目までしか登山道は開きませんでした。残念っ。
山頂までは行けませんが、ちょっと今週末は様子を見に行ってみたいなと思っております。

「一度も登らぬ馬鹿、二度登る馬鹿」と言われる富士山。

三度登るやつは・・・(^。^)

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