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2009年9月15日 (火)

モンベルのおハシ

Nohashi1 忘れ物大王の保険として意を決して導入したマイハシですが、どうも中間金具部の加工精度のせいか動きが悪く、お店に相談すると交換してくれるとのことだったので持ち込んでみました。その際にふと目に付いたのがモンベルのおハシ。少しお高いけど、モンベルクラブの会員的にはひいきしてこちらに換えてもらいました。

このハシ、アンテナのようにステンレスの筒から木製のハシ先がにょろと出てくる。ロックが甘くてつついているときに縮まってしまっては按配が悪い。この辺の機構がどうなっているのか興味あるところではあります。

Nohashi3_3 先端のキャップを外してみると真鍮製のパーツにOリングが入っている。うむ、なかなかいい仕事をしているではないか。ハシの木部を抜いてみると・・・なんとこの先端は山ステッキなどと同様の固定機能を装備していたのでありました。時計方向に回すとしっかりロック、反時計方向でリリース。小さなおハシの先端にこんなギミックを組み込んであるとはモンベル恐るべし。

mont.bellモンベルは大阪に本社がある純然たる和製企業です。わたくしなどは、そのおしゃれさゆえに数年前までは舶来企業であると信じて疑いませんでした。スノーピークやユニフレームと同様、使えればいいというアウトドア用品というジャンルに緻密な日本品質を組み込んだのは立派でした。もちろんアジア発のディスカウント品とは価格的には戦えませんが、舶来ブランド品に比べたコストパーフォーマンスはなかなかのもの。そんなわけでモンベルはけっこう好きなブランドのひとつだったりします。

ハシ一本ばらしてみるだけで、企業ポリシーなどけっこう色々なことがわかるものですね。

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コメント

あ、一抜け!^^;
そうでしょう、そうでしょう、手元がおぼつかないと美味しいモノもねえ。
しかし、結構凝った造りなんですねえ。ねじ込めばいい、なんてのはノブ辺りが直ぐに考えついて、「ま、いいかあ。使えれば」的です。
そりゃ、「普通の箸」を持って行けばいいだけでしょうが、それじゃあ外遊びでは芸も無ければ遊びも無い、ですよね。
と言いつつ、輪島塗の箸持って行ったりして^^;

ども、野宿屋ノブさん、

やっぱハシは木だぜだなんて偉そうなことを言いつつ、2日後にはステンレスに替わっているという言語道断優柔不断。
いやぁ、時代はハイブリッドですよぉ・・・と言い訳(^_^;)

男って小さなものに意外な凝ったカラクリなどがあると嬉しくなってしまうんですよね。ワシだけかな?
あえて言うと、この手の棒ものは、けっこう重量バランスって重要なんですよね。スキーのストックしかり、山ステッキしかりです。このハシは素材的にトップヘビーになるので、飯をつつくときにどんな風に感じるかは使ってからのお楽しみ。

少なくともこんなおハシは割り箸よりは遙かに遊び心が感じられるのは確かです。まぁその程度の心の余裕は持ちたいものですね。

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