草枕
神奈川県丹沢の表尾根に通じる書策(かいさく)新道という登山道。この登山道を開拓した渋谷書策さんはすでに亡く、尾根筋の途中で廃墟となっていた書策小屋も、今回の表丹沢クリーン作戦で撤去されました。丹沢におけるひとつの歴史の終焉です。
その書策新道途中の沢筋に以前ひっそりと置いてあった小さな看板。夏目漱石の「草枕」の有名な冒頭の一節です。もうこの看板も朽ち果てているかもしれない。でも人も通わぬ山奥で読むと、なるほどと共感するものがありました。山を登っていてふと立ち止まったとき、そんな風に考えることがあるんですよね。
「とかく人の世はおもしろい」
そう、おもしろいんです・・・
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マッコト面白ーございます。
多分面白がっていれば大丈夫。現代人、面白がれ無くてストレスの固まりですねえ。
ノブは人の苦労も知らずに勝手にやってるからこんな事言えるんだろうなあ。
以前海外に行って学んだ事に、人の目を見て笑って応える(答える)、ってのが自分流に有ります。何も対価を求めずにね。すると気が楽に成るんですよ。相手を許容出来ちゃう。あれ?何の話だ....
書策小屋の事だったのか、今回のクリーン作戦で廃屋を取り壊したって言ってたのは。
ノブが参加してたら、座り込んで「駄目!やだ〜!」って言ってたかもね^^ 廃好きですから。って言うか、寂しいね...この小屋の話なんか聞きたいものだ。乾杯。
投稿: 野宿屋ノブ | 2010年3月31日 (水) 13時49分
ども、野宿屋ノブさん、
> 多分面白がっていれば大丈夫。現代人、面白がれ無くてストレスの固まりですねえ。
こんな不況期になると財布のヒモはきつくなるし節約に努めようとするし、ちょっと気持がうつむき加減になりますよね。なにもお金を掛けなくても楽しめることはいくらでもあるし、ものは考えようです。
> ノブは人の苦労も知らずに勝手にやってるからこんな事言えるんだろうなあ。
違うと思います。ノブさんは周囲に流されないしっかりしたマインドを持っているからこそ周囲の喧噪から隔絶したところに身を置くことが出来るのではないでしょうか。
その点はボクも見習いたいです。
ガイジンの近くにいると彼らのスタイルは日本人とかなり違うのがわかります。ノブさんが言われるとおり、彼らは基本が笑顔なんですよね。難しい顔をいつもしている日本人とはえらい違い。写真を撮るときでもNo smile picture againなんです。
ノブさんはアメリカンスタイルですね。
ノスタルジーを感じるには書策小屋は残っていても・・・とも思いましたが、中身も荒れ放題に荒れていて、確かに登山道に面してこれが残っていることの是非は論じられたと思います。強風でトタン板が飛ばされたり安全上や環境上、衛生上の問題もあったことでしょう。
時代としては致しかたないところではあったのかもしれませんね。
投稿: Fiby | 2010年3月31日 (水) 23時17分