表丹沢クリーン大作戦

日頃世話になっている丹沢界隈
　
ちょっとご恩返しをしてきました

　
なんだか仰々しいタイトルがついた行事であります。神奈川県秦野市が主催する丹沢・塔ノ岳へ至る登山道のお掃除係の募集でありました。いつも遊ばせていただくだけでは申し訳ないので、ちょっと日頃のご恩返しかたがた参加させていただくことにしました。

私はヤビツ峠より攻めるルートで行きます。3月28日朝、受付を済ませるとバンダナと軍手、秦野のお水を参加賞でいただきました。こりゃこの分くらいは働かないとね。

参加者を前にして秦野市長のご挨拶で始まります。私は市外在住のよそ者なので市長さんにお会いするのは初めてのこと。寒いなかご苦労様です。なかなか若くて良い感じの市長さんじゃないですか。でもこんな挨拶は原稿読みじゃなくってアドリブでやってもらいたいなぁ。

ご挨拶の後、スタートです。渡されたのはポリのコンビニ袋ひとつだけ。これにビン・缶・ペットボトルを入れてくれという。えっ、それでいいの？　沿道のゴミってそんなもんかなぁと思いつつ踏み出したのでありました。

スタート時の気温は摂氏0度、この時期の丹沢はまだ寒いです。尾根筋にたどり着く前に車の通る林道を歩きます。10分も歩くと法面下に意図的に捨てられた飲料水のボトルやその他ゴミがいっぱい。支給された袋ではまるで納まりきらない。投棄ゴミの現実はこんなものなんですよね。

でも大丈夫。こんな事もあろうかと、マイ土のう袋を用意してあったのであります (^_^)v せっせと拾い集めて急斜面から道路面へ持ち上げるピストン輸送。その他タイヤや産廃もいろいろ捨ててある。当初の主催者指示はとりあえず棚上げにしてゴミのたぐいは全て拾い上げます。やっぱゴミはゴミだもんね。道路へ持ち上げたゴミは後ほど市役所の軽トラックで搬出してもらいました。

一時間半ほどこんなことを繰り返し、やっと沿道がきれいになったので尾根筋に取り付きます。法面を行ったり来たりしていたので少し足に来ていましたが構わず進みます。今回は残雪が多く、目的地の書策小屋までは歩行困難が予想されるのでゴミ拾いは二ノ塔までと指示が出ていました。当初予定のほぼ半分の行程かな。これには素直に従います。

尾根筋は先行の方々が拾って下さっているので少し周囲を見る余裕があります。確かにまだ登山道は雪深い。霧氷はとってもきれいでした。程なくして二ノ塔へ到着。主催者側役員のお話では私がラストであるとのこと。産廃との格闘で時間を取りすぎたかな。

持てるゴミは持って出発地点のヤビツ峠へ戻ります。ゴミ集積所は山積み。すでに搬出した分もあるらしいので総量はこれより少し増しくらいでしょうか。20人足らずの人数で行った清掃としては上出来だと思います。

今回の行事は同市としては初めての試みだったとのこと。来年もやるそうですので次回はしっかりと問題点を精査して望んでいただきたいですなぁ・・・
って門外漢の言うことではないですね　(^_^;