« 鳩ぽっぽ | トップページ | なぜか紋次郎 »

2010年6月21日 (月)

統計学的な魔の山

Tanigawadake

登山家に恐れられたこの山

どうも今では少し様変わりしたようです
   

 

 
世に魔の山と恐れられた群馬、新潟県境にそびえる谷川岳。いままでに790余名の登山家の命を奪った悲しい歴史をを持つ伝説の山です。その谷川岳も天神平へのロープウェーが引かれ伝説の山へより安全なルートも確保され、登山技術や用具が発達した1982年から2001年までの20年間では年平均3.9人の遭難死者で推移していたといいます。

Fuji

さて我らが富士山はどうかというと、本日吉田口8合目山小屋横で1名のお方が死亡確認されたとのこと。資料によるとこのお方を含めてこの直近の1年間で10名の方が命を落とされている。なんとあの谷川岳の2.5倍。優しそうな姿を見せる富士山は実のところ超魔の山だったのであります。

登山での遭難には必ず理由がある。その多くは人為的な判断ミスから来ているものだと思う。命あっての物種。蛮勇の代償はあまりにも大きなものとなる。私も常々心に留めておきたいと思いますです。もっともそんな勇気もありませんが・・・

« 鳩ぽっぽ | トップページ | なぜか紋次郎 »

富士山」カテゴリの記事

コメント

楽しませていただいています。
死亡者の数ではなく、死亡率の問題ではないでしょうか?
富士山も谷川岳も便利な位置にありますから登山者もダントツに多いはずです。
不思議に思っているのは、厳冬期の富士山のそうなんです。
単純な形の山なのですから、まっすぐに下れば助かっただろうに。と考えてしまいます。
入り組んだ山ではないのだから、下山のために登る必要はないし、非常の場合には転げ落ちながらでも樹林帯に入ってしまえば、風も少なく気温も高めのはずなんですが。

ども、クラウドさん、

> 死亡者の数ではなく、死亡率の問題ではないでしょうか?

そのとおりだと思います。剱とかもっと危なそうな山も沢山ありそうですものね。年間30万人の登山者を集める富士山、比例的に事故も多そうです。でも死亡遭難のほとんどはやはり夏山ではなく降雪期に起きているようです。

> 単純な形の山なのですから、まっすぐに下れば助かっただろうに。と考えてしまいます。

尾根が入り組んでいる山と違って富士山は登りは登り、下りは下りとはっきりしていますので、厳冬期でも下山ルートを見つけるのはそう難しくはないと聞きます。ただ死亡者の多くは滑落ですので、そういう状況になってしまうと、もうどうにもならないのかも知れません。
下山しようにも荒天で動きが取れなくなり、ビバークしたツェルトごと吹き飛ばされたというような事象も多いようです。

昨年、ボクが荒天で登頂を断念し下山したその日に、お二人が富士山頂付近で吹き飛ばされ亡くなりました。遭難の2文字をすっごく身近に感じた瞬間でした。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/138856/48687768

この記事へのトラックバック一覧です: 統計学的な魔の山:

« 鳩ぽっぽ | トップページ | なぜか紋次郎 »