デジタル時計耐久試験中
一見してデジタル世代初期の頃の生まれと分かる7セグメントLEDを使ったデジタル時計。今でも毎日元気に時を刻んでおります。
実はこの時計は私の手作り。遙か昔、ガキンチョの頃の作品であります。上蓋を開けるとまぁ下手くそな俗に言う「スパゲッティ配線」がお出まし。蛇の目基盤を使って組んであるので基盤裏はもっと恥ずかしい状態なのですが見えないから良し (^_^;
アルミケース加工も自前でやってまして苦労したのはLED表示器の窓をケースフロントパネルに開口することでした。ハンドドリルで穴をいっぱい開けてニッパで切り取り、さらに平ヤスリで仕上げています。そんな苦労をして作ったものなので捨てるに捨てられないんです。
この時計、背面に当時最先端だったダイモテープライターで製造年月日が記してあります。1976年3月25日、今から34年前、学校の春休み時期に作ったもの。それから現在に至るまで休まずにずっと時を刻み続けているんですよぉ。これは壊れるまで看取ってやらないとバチがあたりますよね。
当時この手のLED表示のデジタル時計が流行ったんです。液晶表示器が安く手に入るずっと前の時代ですね。好奇心旺盛な工作大好き少年は、今では普通にものぐさなおっさんになってしまいました (^_^; でもこいつが動いている間は、私もせっせと働かにゃぁと思いますです。
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懐かしいです。
それにしてもデカイです。
Fibyさん、物持ちがいいですね(笑)
思い出が詰まっていて捨てられませんよね!
隣りにある、手作りロゴもなかなかです。
投稿: 花の五六八 | 2010年9月 5日 (日) 17時02分
ども、花の五六八さん、
こんな7セグLED表示器のデジタル時計がけっこう流行った時がありましたよね。緑発色のLED表示器もありましたが高くて手が出ませんでした。
>それにしてもデカイです。
大した機能があるわけでもないのにでかいんです。でもアラームやスヌーズ、12/24時間表示、月日の自動切り替え表示とかいろいろ詰め込んでます。
画像右端に旧式な水晶発振子が見えてますが、これは50/60Hzの基準発振をさせていたんです。でもこの部分が壊れてしまってACラインの50Hzを分周させて時計のクロックにしています。この当時は家庭用100Vの周波数はけっこうドリフトもあったのですが、今ではかなり正確な50Hzのサインカーブを描いてくれますので時計に使ってもそこそこ正確なカウントができます。
まぁ自分以外が見れば普通にゴミなんですが、やはり苦労して作っただけに思い入れはありますね。
ボクとデジタル時計とどちらが長生きするか張り合っております (^_^;
>隣りにある、手作りロゴもなかなかです。
舌べろんのローリングストーンズ版権がうるさいとのことで、作者がボクのデスク使用限定で作ってくれたもので、これもボクのお気に入りなんですよぉ。
投稿: Fiby | 2010年9月 6日 (月) 23時54分