しましま尻尾と丹沢へ
そろそろ関東地方南部でも紅葉は終わりに近い。今のうちということで神奈川県の丹沢にある塔ノ岳へ尻尾と登ってきました。幸いこの尻尾のおかげで熊とも会わずに済みました。アライグマも熊の内ですから、ツキノワグマも尻尾を切られちゃぁたまらんと恐れをなしたか (^。^)
今回の踏み出しである戸沢出合いまで未舗装の林道です。5Kmほど腹を擦らないように注意しながら車で入っていきます。
ここを見るともう紅葉はおわり。きれいに散っておりました。こりゃタイミングを逸したかな。いちばん良い時期に登山靴を修理に出していて山に入れなかったのが悔やまれますなぁ。
書策(かいさく)新道途中から登山道を離れ、源次郎尾根を直登します。ここはもう登山道でないのでどこを登ってもいいので気が楽です。所々45度はあろうかという急斜はけっこう楽しい山登り。幸い花粉症でもないのでひのき林も森林浴気分で登れます。
交通頻繁な大倉尾根登山道へ合流して、踏み出しから2時間半ほどで塔ノ岳へ着きました。例によって霧の中ですが山バナナを食べて一息つきます。山頂の気温は5度、程良い気温です。先日の富士山登山では五合目踏出しからマイナス5度でしたからここは暖かいですな。
山頂小屋横に鹿の塔太郎くんがいました。彼はドラム缶横のここが好きのようでよく見掛けます。春先には落ちてなくなっていた角も立派な三段角になっています。塔太郎くん、春になったらそのツノだけおち"さんに分けてもらえないですかね。
帰りは書策新道経由で帰ります。ここの登山道も不明瞭で荒れたルートですが通行止めにはならず残っています。でもここかしこで登山道が崩落して危なっかしい。よいこは通ってはいけなさそうな道ですね。
戸沢出合いから源次郎尾根、塔ノ岳、書策新道というルートは私のお気に入り。塔ノ岳周辺以外は週末でも人は少ない・・・っていいますかまったくいないし、少々危なっかしくて西丹沢を堪能するには一番だと思います。
これからも尻尾背負ってあちこち行ってみたいですなぁ。
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塔太郎くん、立派な角ですね。
角だけと言わず、首から上ちょうだい。
な~んて言ったら怒られますよね(笑)
45度の斜面って、急ではんぱないですよね。
転んだら止まりません(●´艸`)
投稿: 花の五六八 | 2010年11月28日 (日) 18時28分
ども、花の五六八さん、
以前に鹿の首から先を壁に掛けたいと提案すると、そんなことをしたら家から出ていくとカミサンに脅かされたことがあります(^_^;
そこでせめて角だけでも・・・と考えを変えました。
45度斜面は両手を使って斜めによじ登ります。登山道ではないのでどう登ろうと自由なんでかえって面白いです。誰もいないので周囲を気にすることも無くってその辺もいいんですよね。
アライグマの尻尾のおかげで熊とは会いませんでした。花の五六八さんの地方では昨日も熊に襲われた人が出ましたね。そちらはより切実です。
投稿: Fiby | 2010年11月28日 (日) 19時56分