« 1月の富士登山2011 | トップページ | 富士の裾野に夜は明けて »

2011年1月13日 (木)

深いぜハンディGPS

Gps スマートフォンみたいなGPS

 けっこう使えそうです
  

  

  
骨折り損のくたびれもうけで骨休めして、ちょっとハンディGPSをいじくってみました。この手のツールってけっこうニッチな世界なので寡占的にガーミン社の製品で占めている現状があります。そのおかげでコスト的にスケールメリットがあるのか円高のこの時期、買い方によっては高性能な製品がけっこうお買い得に入手できたりします。これもその一台。

Map GPSも地図がなければただの箱ということで、ネットをうろついてタダで手に入る地図を色々集めて試してみました。ただやはりフリーの地図はそれなりに使えるけれど今一歩。リサーチしてこれだと惚れ込んだ市販の地図も入れてみました。
右の画像の内、左側がフリーの地図、右側が市販の「日本登山地図10m等高線仕様」なるものです。場所はよく行く神奈川県丹沢の戸沢近辺。一見してその差は明らかですね。

フリー地図は20m等高線ですが市販品は10m。しかも崖も識別でき山の形状が容易に推測できます。さらにPOI(Point of information)アイコンも豊富。登山届を投函する場所まで出る。登山地図と称するだけあって国土地理院1/25000地図では出てこない書策(かいさく)新道も破線ながらちゃんと表示されているのには感動します。やはり金を取るだけのことはありますね。

Dem_4 DEM(陰影)表示を選択するとこんな感じで立体的に表示されます。見た目は感じ良いですが登山道の視認性が悪くなるので山登りの間はDEM表示は切っておきます。
地図の情報量としては良い線をいっておりますね。これをメインの山地図として使ってみようと思います。

Kiai_2 ところでこのGPS、テキスト表示をこつこつ英語から日本語へ変換作業をしてきたのだけれど、やっと満足のいく形になってきました。対応するタグさえ判ればどんなテキストにも変換することができるってのも面白い仕様なんですよね。ちょっとふざけて右のような表示も作ってあります。

さぁこいつを持って人知れぬ山に入って行きましょかね。気合いを超入れて・・・(^_^;

« 1月の富士登山2011 | トップページ | 富士の裾野に夜は明けて »

GPS・スマートフォン」カテゴリの記事

コメント

随分と違いが有りますねえ、地図。丹沢もまるで平原かと見間違いそうです。
ローカライズ、お楽しみの様ですねえ。気合い入れ過ぎてハイを押すと「バキ!」ってなっちゃいますよ。
関西弁でも面白いかもねえ^^

ども、ノブさん、

地図も並べて見るとけっこう違いがありますよね。ノブさんあたりはお仕事上よく
ご存知のことかも知れませんが、やはりハードを生かすのはソフト次第ってところはありますよね。最初は懐具合もあってタダ路線を行っていたのですが、市販の地図ソフトはやはり優秀でした。
これならば紙地図の代わりになりそうです。

> 関西弁でも面白いかもねえ^^

関西弁で書くと、ほんとにどやされているように感じてしまうのでまずいです。腹立てて高価なGPSを地面に叩き付けでもしたら一大事です (^。^)

凄い技術の進歩だと思います。
先日、このおかげで命を助けられた登山者が居たニュースを見ました。

まだ他にも、いろんな使い方が有りますよね♪

ども、花の五六八さん、

だいたい人工衛星の電波で自分の位置が判るっていうテクノロジーだけでもすごいと思うのに、その機能を手のひらに乗るくらいの機械に詰め込んでしまうってのもすごい。そんな機械が万年金欠のボクでも買えてしまう値段なんですからなおすごいです。

>先日、このおかげで命を助けられた登山者が居たニュースを見ました。

そうですか。多分他にも沢山そんなケースがあるんじゃないでしょうか。右も左も判らない山中で相対的な自位置が地図上で確認できるメリットは計り知れません。機械に過信は禁物ですが、まともに動いている限り山歩きに際して心強い味方になることは間違い有りません。

>まだ他にも、いろんな使い方が有りますよね♪

ガーミン社にはGPSとドックマーカーがセットになったモデルもありますね。これだと迷子になったわんこを探すのに便利そうです。日本では電波法的に問題有りそうですが・・・
あとアメリカで許可されるUHFのCB無線みたいなトランシーバーとGPSが一体になったハンディもあります。さすがにメリケンはその点では進んでいるようですね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 深いぜハンディGPS:

« 1月の富士登山2011 | トップページ | 富士の裾野に夜は明けて »