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2011年2月21日 (月)

山道具は難解なり

Fujiyuuhi 新米ハイカーを悩ませる

山道具の呼び方・・・ん~難解
  

  

  
巷には道具がないと出来ない遊びが多い。まぁ山もそんなひとつですな。100均ショップやホームセンターで調達して工夫するにも限度がある。専用の道具ってのはなににつけ良いお値段がするものです。さすがに命を預ける道具ですので要所はちゃんとしたものを揃えないといけない。金欠サラリーマンはいっぺんにというのは厳しいので、時間を掛けて貯めたお小遣いを使いつつ揃えていくんですな。

お財布を握りしめて山道具屋さんで物色。まずは専門用語を理解しておかないと、「あれ下さい」と店員さんにもお願いできない。だいたい普段呼んでいるグッズの呼び名が山用語になると違うんですよね。なんとそれらは独逸語であるということに最近気が付きました。

Zack 子供の頃から親しんだ呼び名リュックサック。これを山屋さんはザックという。リュックサックはドイツ語読みでリュックックと言うらしい。縮めてザックなんですね。英語ではバックパックと言うけど、最近はそんな呼び名も広まってきましたね。山屋さんたちのことをバックパッカーだなどと言ったらヒッチハイカーみたいに軽く聞こえますな。

Pickel 山道具の中でも特徴的なのがこれ。ピッケルですね。まぁ登山にしか用途が無いのでリアル山道具って感じですかね。このピッケルもドイツ語。英語ではアイスアックスと言うそうだ。でもこれはピッケルの方がいいなぁ。

Aizen これも冬山ではポピュラーな鉄爪、アイゼンですな。英語読みではクランポン。こりゃアイスアックスより難解な英語に感じてしまうのは私だけか。
ちなみに焼き肉のタレは、なんといってもモランボンのジャンで決まりです。

Himo 縄です。普通にこれはロープですよね。でもドイツ語ではザイルと呼びます。なんかザイルなんて言うとぐっと山っぽくなるから不思議です。私が行く山系では単独行では持って行きませんが、カミサンと岩場を登った後、彼女が下りるに下りれなくて、巻いて下りたらデジカメを藪で引っかけて無くすというアクシデントが有ってからはカミサンと行くときには持っていってます。
はい、そんなところに連れて行く方が悪いです・・・m(_ _)m

Nabe 鍋です。これがドイツ語だとコッフェルだなんて言っちゃってかっこいいんですよね。英語ではクッカーかな。クッキングする道具は皆クッカーですかね。
あたり前田のクラッカーは藤田まことです。
ふるっ (^_^;

Nebukuro 寝袋です。シュラフです。職場のスペイン系フィリピン人とキャンプに行ったとき、シュラフを持っているかと聞いたら意味が通じなかった。英語ではスリーピングバックなんですね。まさに寝袋。ネブクーロじゃ通じないか。

山道具の呼び名って通っぽくていいですね。そんな道具が似合う渋い山男にいつかはなりたいものであります。

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コメント

山道具を少しずつ揃えていくのも楽しいですよね。
あまり意識してなかったですが、呼び方はドイツ語が多かったのですね~。

ども、viewtaさん、
厳冬期の富士山を始めとしてバリバリに冬山をやられるviewtaさんは、もうオールシーズン用の装備をお持ちなんでしょうね。ボクは身の程をわきまえて背伸びはしないようにしています。12本爪のアイゼンやアルパインシューズまでは手が出ません。お金が無いとも言いますが・・・(^_^;

>あまり意識してなかったですが、呼び方はドイツ語が多かったのですね~。

「アルペン」もドイツ語、これを英語読みすると「アルプス」なんですね。こんなことも調べるとけっこう面白いです。
山登りの原点はヨーロッパにあったとも言えるかもですね。

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