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2011年4月 4日 (月)

スマホと専用機 GPS機能を比較

Hinokibora西丹沢の檜洞丸

ここへ登って比較してみました
   

  

  
神奈川県の西丹沢に檜洞丸(ひのきほらまる)という山が有る。山の名前にマルっていうのがよくわからないけど標高は1601m程あって、丹沢でもっとも賑わう塔ノ岳より110m高い。山頂のブナ林がきれいな山でした。

ここへスマートホンDocomo Xperia arcとGPS専用機GARMIN Oregon450の両方を持って行ってその実力を比較してみました。ザックのショルダーベルトの左右へ縦型にくくりつけ、同じ条件下でログを取ってその精度を確認します。なおスマホのアプリは定番の「地図ロイド」と「山旅ロガー」(共にフリーアプリ)を使います。

Compare 右は2台のトラックログを重ねて表示したものです。青線がOregon450、赤線がXperia arcです。一見して分かるようにやはりGPS専用機のログはきれいに登山道をトレースしておりますね。けっこう谷の深いところや、うっそうとした森の中を歩いたりしているのに破綻したポイントがまったく見あたりません。

対してXperia arcはそれなりにログが暴れています。右画像の左下あたり、大石キャンプ場から道路へ飛び出るあたりは高い山の法面がそびえ立ち、衛星の捕捉には厳しい環境であることは地形図からもわかります。まぁこの位の暴れ具合で済んだのはまだましかな。それにしてもOregon450の高精度測位には感心します。専用機は位置補正のための専用衛星波を受信する機能や複数のGPSアンテナを内蔵するなどの高精度測位のためのハードウェアが揃っているためとも言えるでしょう。

GarminXperia_3 標高のログを比較してもその差は明らかです。ログが暴れると測位点をつないで距離を積算する沿面距離で差が出ます。Xperia arcで計ったがそれは18.2km、Oregon450で計ったそれは13.3Kmしかなく35%程スマホは余分に距離を積算してしまいます。直線距離での差は15%程なんですけどもね。

これらの結果を見てどう判断するかは難しい。スマホのオマケ機能ががんばっていると見るか専用機が際だって高性能だと見るか評価は様々です。電池食いのスマホも3G回線を切ってGPS測位だけに絞り7時間歩き回ってログを記録して、たまに地図を見る程度で電池残は70%と十分。対するOregon450はもっとおおざっぱな電池残量表示ですが半分位の残でした。(パナソニック充電式エボルタ使用)
スマホも3G回線を有効にして基地局の位置情報を使うようにするともう少し精度が上がりそうですが、電波の届かない山の中では非現実的ですし電池の消耗も激しくなります。

災害時には自位置を確認できるだけでなくWaypointを地図に打つことにより目的の位置をメモリーし、正確にそこへ導くことができます。たとえ自宅が災害により所在が明らかでなくなっても位置を見つけることもできますし、携帯電話基地局や放送局がダメージを受けていても、天空のGPS衛星は測位電波を送り続けます。

便利な道具だとはいえ、そんなような形で利用する機会が無いことを祈りつつ・・・

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