スマホをおくるみ
この春から導入しているスマートフォンですが、けっこう重宝に利用しています。まぁ定額の通信料も馬鹿にならないので使ってやらないともったいないですからね。
その機能の中でもGPSの用途は使い勝手も悪くなく、日帰りの山行では電話とGPSをひとつにまとめられて、250グラム程の携行重量を減らせるので有り難かったりします。そのスマホにも弱点が・・・これがとってもデリケートなんですね。
もともとタウンユースを想定しているモノなので防塵防水性能は皆無。イヤホン端子やUSB端子なんかむき出しですからね。
チャックをしたケースの中にまで砂が入り込む富士山御殿場口の砂塵嵐や、雨中霧中など湿度の高い環境下での使用は、このようなヤワな機械だと見るも無惨な結果になりそうな・・・。そこでジップロックなどの密閉式ポリ袋を試してみたのですがサイズがなかなか合わないし、液晶の視認性も損なわれてあまり使い勝手が良くない。そんなわけでおにぎりみたいにラップで包んでしまったらと考えました。
試して見たのは上の画像の種類。値段も材質も様々です。ラップしたときの液晶の視認性や収まりの良さでベストチョイスは・・・サランラップでした。さすが老舗、さすがブランド品、旭化成えらいっ。
安物のラップはポリエチレン製なのですが、クレラップやサランラップはポリ塩化ビニリデンとかいう素材を使っていますね。食品用ラップなんてみんな同じかと思っていましたが意外でした。これをくるんで折り畳んだ背面はこんな感じになります。クレラップよりサランラップの方がくるんだ折り返しの収まりが良かったです。ポリエチレンフィルムより透明度が高いので液晶表示器もよく見える。ただしお値段も一番でしたけどね。
加工済スマホはザックのショルダーベルト部に取り付けたケースに収めます。GPSを山で持ち歩く場合、受信感度と使い勝手からここにくくり付けるのがベストと思いますね。これで安心して山で持ち歩けます。雨のシーンではちょっと心許ないので、その時はジップロックに突っ込んで・・・
この程度はなんでもない小細工なので誰でも考えそうなことですが、こんなベタな発想もけっこう役に立ったりするから愉快なものです。
ちなみにテストに不合格だったラップは奥方様に謹んで進呈いたしました。最初なんでこんなものよこすのだと不思議がっていましたが、これでおいしいおにぎりよろしくねってお願いしておきました (^。^)
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あ、脂性の手の対策では無かった...^^
隙間が無いってのがいいですよね。ただどうなんだろう、結露とかしないでしょうか?
GPS機能がいいなあ...
投稿: ノブ | 2011年6月11日 (土) 13時00分
ども、ノブさん、
さすがのノブさんもこの雨ではお家でのんびりですか。ボクものんびりパターンです。
華麗なるiPod Touch使いであるノブさんに唯一勝っているのがGPS機能の有無かな。逆にiPod TouchにGPSが付いたらAndroidやiPhoneを買う人は激減するかも。結局は製造元の戦略に踊らされているんですかね。
> 隙間が無いってのがいいですよね。
さすがノブさん、そのとおりなんです。
液晶面と保護面との間に少しでも空間があると太陽光がそこで乱反射して屋外では猛烈に視認性が低下します。だから単純なポリ袋はダメなんですよね。ぴっちりだったら結露も心配ないですし、逆にくるんだらコントラストが良くなった気までします。
山歩きして帰って来れば直ぐ破って捨ててしまいますので。
あっ、あまりエコではないかな。
職場の仲間がiPad2を買いました。6万円って言ってましたね。その性能に歓喜しているようです。
投稿: Fiby | 2011年6月11日 (土) 13時21分
さすが
サランラップですね。
品質が違います(笑)
で、今回はどこの登山ですか?
あの山は飯豊です。
向かいの樽口峠から双眼鏡で見ると登山者が見えます。
以前、泊まりで星の写真を撮りに行った所です。
近いですよ。
車で1時間です。
投稿: 花の五六八 | 2011年6月11日 (土) 22時18分
ども、花の五六八さん、
サランラップは食品用ラップとしては頭ひとつ抜き出ている感じがします。強度や伸びやなじみやすさなど、やはり歴史が違うのかな。
今週末は山はお休みです。天気が悪すぎてあきまへん。やむなく途中で降ってくる雨は仕方ないにしても、朝から土砂降りだとさすがに足が向きませんです。団体ツアーなどでは予定があるので強行してトムラウシみたいな事故が起きるのでしょうね。
飯豊と言うのですね。調べて見ると飯豊山は百名山に名を連ね、東北アルプスとして有名なんですってね。楽しそうなお山です。あのすばらしい渓谷を眺めながら登山に向かってみたいですねぇ。
投稿: Fiby | 2011年6月11日 (土) 22時40分
流石に色々グッズに一工夫してますね!尊敬します。
前号までやらせていただいてたguddeyがPDFで見れるようになりました、良かったら覗いて見て下さいませ。
http://www.banshodo.com/magazine/guddeiresearch/
投稿: 君ちゃん | 2011年6月12日 (日) 11時32分
ども、君ちゃん、
スマホはビンボー臭くいじくっております。
おぉ、guddaiがPDFで見られるようになったと。さっそくリンク先へ行ってきました。ボクが見ていないのは2009年の創刊号と2011年の春号だけみたい。他はしっかり読んでおりますよぉ。さっそくこの2つはダウンロードいたしました。じっくり拝見いたします。
好日山荘へ行った折りには必ず分捕ってくるのですが、最近は買うものも無く(お金がないとも言う)あまり足が向いていなかったので助かります。
情報ありがとうございました。
投稿: Fiby | 2011年6月12日 (日) 19時57分