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2012年8月22日 (水)

富士山の暗部

Gomi あまり見たくないものを

見てしまいました
   

  

  
先日の富士登山のときのこと。登頂を果たしてせっせと戻る下山道での道すがら、ふと横を見ると沢のように雨でえぐられた地表から大量の空き缶その他のゴミが顔を出しておりました。かなり前にこっそりと埋められたものでしょうね。8月18日に当地を襲ったゲリラ豪雨で表土が流されて露見してしまったものと思われます。ここは吉田口八合目あたりの下山道の直ぐ脇ですので目に付くところです。まぁ直ぐにまた埋められてしまうのでしょうね。

まさに富士山のダークサイドですね。以前にも御殿場口の大石茶屋手前の段々で、台風の大雨のために崩れた土砂から大量のゴミが覗いてたのを見たことがあります。このようなゴミ処分方法はかつて富士山ではしごく普通に行われていたことなのでしょうね。

富士山の世界文化遺産登録に必要な国際記念物遺跡会議(イコモス)の調査を前にして、 文化庁の近藤誠一長官らが7月31日、8月1日と視察を目的とした富士登山を行って山頂まで歩いたのだそうです。その後の会見で
「何千年も国のシンボルになってきた富士山の存在は圧倒的だ。十分いけると思う」と登録に自信を見せたとのこと。長官らの一行は山梨県、静岡県の行政担当者を引き連れて吉田口の五合目から登って登頂しているので、このゴミの山の前を8月1日に通って下山しているはずです。この写真を撮ったのが8月20日なので、そのときにはまだこんな状態ではなかったために気が付かなかったでしょうね。富士山の存在は圧倒的ではありますがゴミの量も圧倒的なんですよね。このゴミの近所には2008年8月に皇太子殿下が来られて宿泊した山小屋もあったりします。

世界遺産をあきらめて世界文化遺産登録を目指す理由はわからないでもありません。でもくさいものには蓋をする的な発想で、そこいらじゅうに埋められたゴミが残ったまま、今はほれこのとおりしっかりと管理はしていますよと体裁を整えただけで、はたしていいものなのかどうか一抹の疑問は残ります。
何千年も国のシンボルとなってきたのはそのとおりかもしれませんが、富士山も近年の変貌の様子はあまりに大きい。文化庁長官と行政担当者ご一行様にはぜひこの現状を見ていただきたかったなぁと思いますね。

じゃぁ年中富士山へ行っているお前はいったいなにに貢献しているのだと言われるとちと心苦しいです。地元丹沢の清掃活動には過去お手伝いをさせてもらいましたが、毎年行きたいなと思っている野口健さんの富士山清掃イベントは今年も行けませんでした。
自分ができる大好きな富士山への貢献方法をじっくりと考えてみたいと思いますです。

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コメント

いったい目に見えぬゴミは如何程も有るのでしょうかね。
それを片付けてから自慢して欲しいものですが....お金掛かるんだろうなあ....

ども、ノブさん、

富士のゴミ問題は深刻です。山小屋のトイレ垂れ流し問題はバイオトイレ設置で改善はしましたが、過去の埋められたゴミはそのままのようです。

ほんと偉い方々に現状を見て頂きたいですよね。

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