« 秋はキノコ | トップページ | ボトルの悲劇 »

2012年10月 6日 (土)

動物をかわいがること

Hogokukanban

ここは鳥獣保護区

動物はかわいがらねばいけません
でも・・・
  

  

神奈川県は東丹沢にある鳥獣保護区。上の画像のように皆さんで鳥や鹿をかわいがって下さいと訴える看板が各所にあります。

Kujyotai

Hunter

Dog

朝一番の林道を歩いているとオレンジベストの集団が熱心にミーティングしているところにぶつかりました。腕には駆除隊の腕章。今は猟期ではありませんが、これからここの鳥獣保護区内で害獣駆除を始めるようです。
一般ハイカーにとっては、至近で鉄砲を持った方々や猟犬が動き回ることについて少し違和感があることでしょう。猟期中は狩猟をする私であってもこの日はハイカーの立場なので、ありゃま当たっちゃったかと感じるところはありました。

目的を達しての帰り道、林道から隣接する河原を見ると、駆除隊のハンターが膝の上に鉄砲を載せて見張っておられました。彼はここがタツマとして与えられた待ち伏せのポジションなのでしょうね。彼の守備範囲に鹿が追われて飛び出してきたらズドンという寸法です。しかし近いなぁ。ハンターが見張っている位置からハイカーが歩く林道まで10mもありません。

わんちゃんが林道をうろついています。首輪にはドッグマーカーのアンテナが付いていたので今回放った猟犬でしょう。でも林道をうろうろしているようじゃ彼のお仕事にはならないのはもちろんです。

結局イヌの追い声や勢子鉄砲(勢子が獲物を追い立てる時に使う威嚇射撃)の銃声すらまったく聞こえなかったところをみると、今回は空振りであったようですね。

ハイカーにとって狩猟者の面々は正直あまり山では会いたくはない方々かもしれません。でも害獣駆除は要請ベースで行いますので害獣(今回は鹿)による林野被害が顕著である故に行ったものでしょう。この辺のところは理解しなければならないところです。

Shika

見た目かわいい鹿たちも、群れでローラー作戦のごとく山の植生をけちらせていってしまいます。彼らに罪が無いと言えばそうなのかもしれません。でも彼らの生態系における適正個体数を維持させるというのも、食物連鎖の頂点にいる人間の義務と責任なのかなとも思います。かわいがるだけじゃいけないんですね。

« 秋はキノコ | トップページ | ボトルの悲劇 »

ハンティング」カテゴリの記事

コメント

ハンターの皆さんがミーチングしているのはもしやヤビツ峠を通る道の宮ガ瀬湖側かな?
普段車で走っていると結構な確率で目しますが、空振りってのも有るんですね。
人間の手による自然のバランス作り、こりゃもうどうしようも無いでしょうね。
人間は「オオカミ」には成れませんから。ヒル避けにもなるか。

ども、ノブさん、

惜しいですがいい線行ってます。場所は宮ヶ瀬に近い塩水橋から本谷川沿いに少し入ったところです。ここは一般車の入れない林道で、今回は駆除目的で進入が許可されたんだと思います。

タツマ猟ってけっこう空振りもあります。特に丹沢の連中はすれているので網に掛からないことも多いみたいです。
自然に任せるってのも手ですよね。でもそのきっかけを撒いてしまった人間にも少なからず責任はあります。その責任を果たすために駆除隊の方々はがんばっておられるのだと信じたいです。

お肉が取れればなおけっこうなことなんですけどもね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/138856/55824254

この記事へのトラックバック一覧です: 動物をかわいがること:

« 秋はキノコ | トップページ | ボトルの悲劇 »