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2012年10月28日 (日)

書策新道から鉱山跡探検

Shika1鹿のお出迎えを受けて

鉱山跡の探検に向かいます
  

  

  
最近はピークハント以外にも色々と山登りの目的を見つけては楽しんでおります。今回は今は登山道としては廃道となった神奈川県は丹沢の書策(かいさく)新道を経由して、その昔マンガンの採掘をしていたという大日鉱山跡を探してみるのが目的です。

Shika2

Shika3

Shika4

明け方の午前6時、戸沢を踏み出します。今日は天気が崩れる予報なのでさっさと行って帰ってくる予定。
ニホンジカがあっちこっちにいますね。ちょうど繁殖期にあたるためメスはお尻の毛がふさふさしていますが、このセクシーなお尻でオスジカを誘うのでしょう。人間の男性も女性のフリフリしたものに弱いのだとかいいます。男たるものは常に動物的なのであります。

Kiken2

Kiken3

Kiken4

書策新道ここのところ事故も多く、かなり荒れてきているのは間違いありません。普段でも黄色いキケンテープはよく張ってありますが、今回はかなり気合いを入れて張ってあります。でもこれはキケン注意のテープで立ち入り禁止を目的にしているようではなさそうです。

Chuikanban

取り付きからしばらく登ると右のような張り紙を発見。この8月も山小屋に荷揚げするポッカさんが転落してヘリで救助される事故がありましたがさもありなんです。このルートの状況は今年7月に訪れたときの状況とあまり変わるところはありませんでしたが、崩落箇所はより進んでいるように見受けられました。いずれにしてもよい子は行ってはいけないルートのようですね。

View1

View2

View3

書策新道でところどころ見られる眺望はすばらしい。まだまだ紅葉は先のようですが、少しずつ色付いてきているようです。遠く霞んではいますが真鶴半島も見渡せました。天気の良いに日に来てみたいところです。

Ishizumi

Kidono1

Hakuryu

源次郎尾根への取り付きを過ぎ、危なっかしい箇所を何ヶ所かかわします。本谷沢を越えてややしばらく行くと明らかに人によって積まれた石積が目に付きます。ここはその昔、鉱山労働者の飯場があったところのようです。石積を過ぎるとキドノ沢に当たりますが、ここは幾多の人が過去道迷いをした危険ポイント。中にはこの先の滝から落ちてしまった登山者もいると聞いています。この手前には8月に転落してしまったボッカさんの荷物だった割れた瓶のガラスも目に付きました。気を付けなければならない箇所です。

キドノ沢は左俣を進みます。前方に白龍の滝が見えてきました。小さな滝ですが名前負けしない趣があります。目指す鉱山跡はこの滝の上流にあるとか。裏側を巻いて、登れそうなところを探しながら急斜を直登します。

Kouzan1

Kouzan2

Kouzan3

ガレた急斜を慎重に登って下りると開けた所に出ます。ここが鉱山跡地のようです。水がしたたる直壁には鉱掘のための洞窟がいくつか見られます。すごい!今まで何度となく書策新道は利用させてもらっていますが、登山道から比較的至近にこんなところがあったとは知りませんでした。一番右端の穴はなんとか取り付くことができそうなので早速探検です。

Doukutu1

Doukutu2

Doukutu3

頭にヘッドライトを装着して洞窟に入ってみます。2つの洞窟は中で繋がっていました。不気味ではありますが、特になにがいるというわけでもありませんでしたねぇ。洞窟の延長はさほど深くなく、およそ10mほどで行き止まりになります。壁には方解石系の鉱脈があるみたいです。電池の元となるマンガンはこんなところから産出されるのでしょうかね。

洞窟を出ると予定より早く雨が降り出したのでトレランのように走って速攻で踏み出しへ戻りました。

今回はGPSログは出しません。書策新道は荒れ、この鉱山跡へ至る部分もすでに踏み跡も無く、危険度はさらに高いです。皆さんにお勧めという訳にはとても言えないところです。
山登りは楽しいです。でもそれはリスクを負える人だけが許される遊びなのかもしれませんね。

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コメント

うひょひょひょひょ〜。
今回の記事は楽しい。私の好きな廃系ですからねえ^^
穴はどれを見てもワクワクします。
まあ、その穴自体がどうって事よりも、時が重ねた姿とそこに有った色々な出来事や思いやらが今は彼方の事、としみじみしちゃうのが好きなのかもしれません。
しかし丹沢は登山以外のエピソードが有って、案外味わいの有る山だったんだ。
丹沢スキー場なんて、跡を見に行けそうですね。

ども、ノブさん、

ノブさんのところの裏山にはこんなところもあるんですねぇ。恐らくはその昔にはこの滝壺の直壁にはやぐらが組まれて採掘した鉱石が運び出されていたのでしょうね。
運び出すといってもトラックが横付けできるわけでもなく、ボッカさんが担いで石を麓まで運んだのでしょうね。自分が歩いた道のりから思うに大変な労働であったのではと想像しています。

できればヒルも落ち着いてきているので滝壺近くでお弁当でもしながら感慨にふけってきたかったですが、予定より早い雨の降り出しでそれができなかったのが残念です。

おしゃるとおり丹沢には色々とエピソードがありますね。実はキドノ沢のもっと上流には米軍機の墜落したところもあると聞きます。そっちも実は興味があったりします。
そんな遊び所満載の丹沢至近に住まうノブさんがうらやましいです。

丹沢スキー場ってあったのかなとググってみたら意外や意外、ヤビツ峠の近くに「丹沢菩提峠スキー場」ってのがほんとにあったのだそうです。でも雪が降らなくてワンシーズンで閉鎖になったとか。意外な歴史があったのですね。

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