冬の八方尾根第一ケルン
今年1月に新調したスキー板を担いで乗り込んだ八方尾根スキー場。残念ながらその時には狙っていた第一ケルンへ届くグラートクワッドリフトが雪不足のために運休中。やむなく涙を飲みました。
毎年恒例、歳末日帰りスキーに今年もお誘いをいただいたので、仲間へ八方なんてどうかねと提案すると幸いにも乗ってきた。これ幸いと遠路長野県は白馬村までお出掛けしました。
左の画像は2012年1月中旬と今回の12月末に撮影したグラートクワッド乗り場周辺の積雪の様子です。見た目ほとんどかわらないんですけど、大きな違いはリフトが動いているか否かなんですよね。1月に聞いた地元の人の話では私が行った1月16日まではともかくこの第一ケルンへ届くグラートクワッドは、シーズン初日からずっと動かなかったということでした。今回はラッキーだったのだと思います。
念願かなって冬の八方尾根第一ケルンに立てました。夏に撮った画像と比べると積雪は1mも無さそうです。この辺は風の強いところなので降っても吹き飛ばされてしまうのかな。天気は快晴とは言えないまでも北アルプスの山々が見渡せます。
東に目を向けると妙高高原か赤倉あたりのゲレンデまでも見えました。やはり第一ケルン標高1820mはだてではありません。
白馬三山もきれいに冬の様子を見せていました。同じ山でも夏と冬ではこんなに雰囲気が変わるんですよね。
私の技量では冬の北アルプスは望むべくもないので、夏場の唐松岳くらいは登ってみたいものですねぇ。
でスキーはと言うと、モーグラーの若手と行くとおっさんは当然ながらしんどい。八方尾根はアルペンスキーの聖地のためにボーダーも少なく、滑っている連中にへたくそはまったくいないんですよね。
その意味でもわたしくあたりは肩身がひじょ~に狭い。
例によって朝8時の一番リフトから夕方の最終リフト近くまで付き合ってもうくったくた。まぁ体力とお小遣いが続く限りはやりたい冬の遊びではあります。
さぁて、大掃除の残りやんなきゃ・・・
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スノーボードアウトフィールドをやっている息子が白馬に下見に行く予定らしく、便乗すべくFiby さんのブログを見直してみました。八方尾根から唐松岳まで、
ロープウェイ駅から約700mの登り、体力限界線です。山小屋の予約をどうするか悩んでいます。ツェルトも備えておきたいし、山小屋は未体験ですし、できれば温泉付きのホテルまで下りたいし。
安全を考えると、どこかの見晴台まで行って引き返すしかなさそうです。
先日嫁さんが登山靴を買うのに付き合い、私もザックを買ってしまいました。
フレーム付きのオスプレイです。キスリング世代としては腰バンドやベストストラップに拒否反応があったのですが、一緒に居た息子の強いすすめもあって、買いました。さっそく白根山の後ろの五色山に登って実験。肩が楽で自由、背中が蒸れない、5年前のものと全然違う。
いつの間にか頑迷ジジイになっていたようです。
投稿: クラウド | 2019年8月20日 (火) 16時43分
クラウドさん、
息子さんはスノボでバックカントリーをやられるのですね。夏場にオフピステの下見に行くなんてなかなかのものですね。息子さんと山登りなんて楽しそうです。
八方から唐松ですか。夏山は私はカミサンと八方池までは行っています。以下がちょっと古いですがその記事です。登山道や八方池の様子がちょっとだけ分かります。
http://kamon.way-nifty.com/fiby/2009/08/post-b1c1.html
ゴンドラを降りたらふたつのリフトを乗り継いだ後に第一ケルンを踏み出します。
私が夏に登った際はカミサンも一緒だったし10時くらいの踏み出しだったので八方池までとしましたが、朝一のゴンドラに乗れれば八方第一ケルン←→唐松岳は十分に日帰り圏内ではないでしょうか。標準時間で往復6時間、平面距離で10kmです。
最終ゴンドラは16時くらいまであるようですし、トラブル等で帰りに問題があった場合、八方池山荘で泊りもできます。
外湯の温泉でしたら「倉下の湯」を強力にお勧めします。八方の温泉は源泉の違いによって全然異なる泉質を持っていますが、ここのお湯は茶色っぽい濁ったお湯が面白い。北アルプスの山並みを見ながら入る露天風呂は最高です。
オスプレーを買われたのですね。私もオスプレーのケストレルを日帰りザックで愛用していますが、ショルダーベルトにストックを一時刺せる工夫がとても気に入っています。いいザックだと思います。
奥様も登山靴を手に入れて次の山行が楽しみですね。ザックにしろ靴にしろ、山登りのメイングッズが変わると気分も変わりますよね。信頼できるグッズは楽しさを倍加させてくれます。
どうか楽しんで行ってらっしゃいませ。
投稿: Fiby | 2019年8月20日 (火) 21時09分
丁寧に教えていただきありがとうございます。
読んでいるうちに行けそうな気がしてきました。リタイア組の強みで何回か天気を選びます。
投稿: クラウド | 2019年8月20日 (火) 21時53分
クラウドさん、
どうぞ入念にタイムテーブルを計画して行かれて下さいね。登山のペースは人それぞれなので、この時間までに到達できなかったら戻るというポイントを決めておくと良いでしょうね。私は自分でそれを決めておいて無視して山頂へ向かい、結果終バスに乗り遅れ、深夜20Kmの林道歩きをして車に戻るなどという馬鹿なこともしましたが、もう二度とあんな真似はしたくないです。
八方-唐松岳は北アルプスの中では平易な部類に入るようですが油断はできません。8月14日には唐松から八方尾根に下山中の51歳のハイカーが転倒負傷して長野県警のお世話になっています。第一ケルンから降りる下りグラートクワッドリフトの最終は今月来月あたりは16:40ってところのようです。どうぞ間に合わないなどということの無きように・・・
どうかお気をつけていってらっしゃいませ。
投稿: Fiby | 2019年8月21日 (水) 20時30分
先々週、独標の上で40分も休んでしまいました。景色に陶然としていたのと、もう一つ奥のピークまでの時間を計算し迷っていたためです。西穂高山荘に残した嫁さんに怒られるのが怖くて引き返しましたが一人だったら行ってしまったと思います。それでもロープウェイの時間には間に合ったはずですが、ギリだったでしょう。西穂高山荘までの登りと下りの時間がそれぞれ90分と80分でしたからひどい疲れようだったはずです。
登りの途中を最終の目的地にするのは、気分的に無理がありますね。その気になれば何回でも挑戦できると思えれば引けるのですが。
自分の選んだ物が師匠と同じだったのは一寸嬉しいですね、ちなみにヘルメットも同型同色でした。
投稿: クラウド | 2019年8月21日 (水) 22時34分
クラウドさん、
定番の昭文社山と高原地図によると、西穂高山荘から西穂独標まで行きは90分帰りは60分というのが標準コースタイムなのでかなりいいペースで歩かれた感じですね。その先独標から西穂高岳往復は3時間を見ておかねばならないようなので、そこで山頂へ向かっていたら奥様に角が生えていたかもしれませんね。
> 登りの途中を最終の目的地にするのは、気分的に無理がありますね。
おっしゃるとおりです。そこで人間性といいますか懐の深さが試されます。私は底の浅い人間なので見事に落ちて20Kmを余分に歩くはめになりました。決断すべき時はしっかりとせねばならない。考えすぎると人間都合のいい結論に向かう傾向があるというのがその時良く分かりました。
師匠だなんて大先輩を前にして恥ずかしいです。支障というとぴったりですがね。
オスプレイは機能的に良くできた製品だと思います。私はフィーリングで選びましたが見る目をお持ちのベテランはやはり良いものを見抜く眼力をお持ちなのでしょう。
山ヘルメットはオレンジカラーが目立つしいいですよね。自動車のカラーもそうですが東洋人は瞳が黒いせいか白が好きなのだそうです。せめて山ではビジュアル的には派手に振る舞いたいものですね。万が一の時にヘリからも良く見えるように・・・
投稿: Fiby | 2019年8月22日 (木) 19時50分