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2012年12月17日 (月)

臼田宇宙空間観測所

Ant_1ハムを刺激するアンテナ

日本一のアンテナを見てきました
  

  

  
前から興味のあったJAXAの臼田宇宙空間観測所へ意を決して行ってきました。ここには日本一大きい深宇宙通信用のパラボラアンテナがあるといいます。これがまた遠い。長野県は佐久市臼田までは三浦半島から250Kmくらいある。でも行くと決めたら行くのが男。カミサンの機嫌が良いときに単身出掛けました。

Highway_2

Rocket

Ant_2

先日の中央高速の天井板落下事故があってからというもの、天井が平らなトンネルはけっこう気になりますね。
アンテナがある長野県佐久市に入るとロケットを模した展望台が目に付きました。なかなかおしゃれなデザインです。そこからさらに延々と山道を登っていきます。電波干渉の無いように市街地から離れた場所に設置するのはアンテナ系の王道。雪の被る道をくたびれたスタッドレスタイヤでずるずる滑りながら進むと、前方にお皿がこちらを向いているのが見えました。こりゃ遠目にもでかいのがわかります。

Gate_2

Ant_3

Ant_4

うすだディープスペースセンター、なんと渋いネーミングでしょうか。ここはまさに深宇宙を旅する探査機との交信を引き受ける日本でも有数な施設です。似たようなアンテナは近所の野辺山にもありますが、野辺山のそれは受信専用の宇宙観測設備であり、遠くの人工衛星と交信するという用途とは異なるものです。守衛のおじさんに「良く来られたね」と感心されました。道路は雪でツルツル、途中舗装工事で通行止めもあって、林道を迂回しないと辿り着けられなかったのであります。ここまで来てUターンはさすがに出来なかったです。

直径64m、総重量2000トンのパラボラアンテナはとにかくでかい。圧倒的な存在感があります。こんなアンテナでビームを絞って2GHzや7GHzなんていう高い周波数で20キロワットなどという膨大な出力で衛星と交信するんですと。出力もさることながら、こんな大きなパラボラの指向性では宇宙の探査機なんて砂粒くらいの存在。これに指向させる制御技術にも恐れ入ってしまいます。

臼田に来たかったのは理由がありまして・・・
実は探査機「はやぶさ」の映画を2本見て、あのはやぶさと交信した施設をぜひ見てみたいとずっと思っていたっていうのがあります。アンテナの向こうには制御を行う建屋が見えます。渡辺謙主演の「はやぶさ 遙かなる帰還」の劇中では、あの建屋の中からドカジャン羽織った長島一茂が「うすだよりさがみはらっ」宇宙研相模原キャンパスを呼びつけるシーンが印象的でした。私もけっこうミーハーなんですよねぇ。

Star

現在は満足に運用している日本の惑星間探査機はなく、金星の軌道投入に失敗した「あかつき」と運用終了してビーコンの受信のみを行っている「イカロス」くらいしかありません。次に控えるはやぶさ2ではぜひ日本国民をわくわくさせてもらいたいですね。

自民党さん、政権を取ったのだから宇宙開発にちゃんとお金を回して下さいよぉ。

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