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2013年1月 4日 (金)

猟果を支える弾道曲線

Kawarahiwaカワラヒワのなる木です

黄色い花が咲いたみたいなんです
  

  

  
逆光だったので分かりにくいですがカワラヒワは黄色い羽がきれいなスズメくらいの鳥です。この鳥は斜めの止まり木が大好きのようで、画像をよく見ると水平に止まっているやつは一羽もいません。おもしろいですね。

Neko

1月3日の箱根駅伝復路を沿道で応援するついでに、日の出後のいっときを使って先日見つけておいた猟場へ立ち寄ってみました。猟場ではいくつかのめぼしい監視木を見定めてあり、順繰りに確認して回ります。
その一本の木になにやら茶色いやつがいます。よく見れば茶トラの猫でした。こやつが木ノ上でがんばっていると飛んでくるものも来なくなる。申し訳なかったけど謹んでご退去いただきました。

63m

この時は応援に出向く前の2時間足らずで矢を掛けた6羽をゲットすることができました。嬉しかったのはレーザーレンジファインダー読みで射程63mにて当てたこと。背中からなのでちょっと卑怯だったかもしれませんが、ヒットした時にはおぉって感じでしたね。

Ballistic_chart2

ライフルスコープを使った精密照準射撃では装備が持つ銃弾の飛翔曲線を把握していないと、どんな高級な鉄砲でも当たりません。この弾道カーブはよくしたもので専用のソフトウェアを使って計算することができます。私の使っているエアライフルのマズルエナジーで口径5.5mmの15.8グレイン空気銃弾を使った場合の各種パラメーターを入力して計算させると、右の図のような弾道を描くことがわかります。
50mをゼロ点としてスコープ調整を行うと50mの手前ではやや上に、50mより先ではかなり下に着弾点がずれる結果となります。獲物との距離を目測するかレンジファインダーで計測するかして、距離に見合う狙点修正をしてやらないと当たるモノも当たらないということになります。

Kamotarget2

射程63mですと6cmくらい上を狙ってちょうど良い感じですかね。キジバトの頭よりさらに上を狙って撃つわけです。理屈は簡単ですが、エアライフルで50mを越える照準射撃は対象が小さいこともあって難易度が格段に高くなるように感じます。もちろんスコープ調整も完璧に行い、さらには挙銃(構え)を傾かないようにした上でしっかりと3点保持。撃ち上げ、撃ち下げ、風やその他の自然要因も狙点に加味します。そんな中で思い描いたオフセットの通りに弾が走り、しっかり対象に当たるとやはり嬉しいものなんですな。結果として獲物がある訳ですからなお嬉しい。
上の画像のようにライフルスコープで覗いた十文字に合わせれば当たるというのは、非常に限られた条件下でのみ可能です。映画やテレビドラマみたいにはいかないんですな。

上記のファクターは当然ながら銃器の精度が保たれていることが前提となります。道具がしっかりと働ける状況を作っておくことも大切なんですね。実際猟場での移動時に銃口をコツンと木の枝ににぶつけただけでその後の狙点がずれてしまうほどシビアなんです。

ゴルゴ13は1Km先のフットボールに当てる技術を持っているそうです。私もあやかりたいものであります。

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