丹沢山 2013年3月
厳冬期の冬山を登るスキルのないわたくしは、雪が少なくなるこの時期を心待ちにしていたのであります。インフルエンザ明けで初めての山登りは神奈川県は丹沢山塊のネームマウンテン、丹沢山標高1567mへ登って見ました。
丹沢山へは塩水橋からのルートがポピュラーです。朝日が昇る午前6時半、塩水橋から踏み出しました。霜柱を踏みしめ堂平を越えていくと徐々に雪が多くなっていきます。丹沢山まで2Kmという看板を過ぎると北斜面に入ります。ここから500mほどはバリバリの氷と格闘しなければなりません。昨年の4月にはアイゼンを忘れてここでUターンした苦い思い出がありますが今回は6本爪でガシガシと行きます。
一時間半ほど雪面を登れば丹沢山頂です。昨年まで消えかかっていた文字の看板が新しくなっていました。神奈川県で唯一百名山に名前を連ねるお山。きれいな看板は良い感じです。ただガスっていて看板の後に望めるはずの富士山も雲の中でした。
山頂には50cmから1mくらいの積雪があります。かろうじて顔を見せていたベンチに腰を下ろして腹ごしらえ。やっぱり雪山では暖かいラーメンがいいですねぃ。いい水筒を使えば冬場でも水筒のお湯でカップラーメンができます。
無雪期なら塔ノ岳や蛭ヶ岳くらいはここから出張しますが今回はこれで目的達成。帰りは天王寺尾根を経由して踏み出しへ戻ります。単調な下りですが、雪があるのでけっこう楽しく下りれました。
今回は新調なったXperia Zで初めてGPSログを取ってみましたよ。踏み出しの測位時にちょっと荒れましたが、GPS波の受信が厳しい塩水川沿いや本谷川沿いでも破綻せずにログをきれいに記録してくれています。荒れがちな標高データもかなり正確でこれは優秀。以前に使っていたXperia arcはもちろんのこと、専用GPSのOregon450をも凌駕する性能と見ました。こりゃいいや。
こいつを持ってあちこち出掛けるのも楽しそうです。ただ5インチ液晶でボディサイズがでかいため入れ物を選ぶのが玉に瑕。ザックにくくり付ける工夫が必要になります。まぁそんな工夫も楽しみのうちですね。
登行距離13Km、標高差1100m、行動時間6時間半の山登り。インフル明けにはいい運動でした。
さて、これからはがしがしと行きますぜ。山よ待ってなさいよぉ (^-^)/
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