銃検完了
公安委員会から銃砲の所持許可を受けた者は、毎年春に所轄の警察署で行われる銃砲一斉検査を必ず受けなければいけません。警察官の立ち会いにて所持銃器に間違いがないか、不法改造をしていないか、使用記録や保管状況、さらに残弾の数を厳しくチェックされます。まぁ平和な日本において鉄砲を所持するということは、かくも大変なことなのであります。厳しくて当然ですね。
検査会場に7挺の鉄砲を持ってきている人がいました。1人で所持出来る鉄砲数の上限が決まっているという話は聞きませんが、銃砲検査の時にその全てを自分で運んでこれることが条件となります。モノがモノだけに他人に持たせるだけで銃刀法違反となるんですな。
ケースに入れた上で両手両肩を使ってひぃひぃ言いながら運んでいましたよ。それに比べれば私などは気楽なものです。
手持ちの空気銃はシリアルナンバーがちょうどスコープマウントの下部に打ってあるので、検査時には警察官に確認させるためスコープを取り外さないといけない。このマウントがくせ者でして、外して取り付けると微妙にゼロインがずれるので調整が必須となります。そんなわけで三浦半島で唯一のエアライフル射撃場へ持ち込み再調整。これも銃検後の年中行事です。およそ10発も撃てば調整完了。後は残圧を使って弾筋を確認して終わります。
お隣の射座では高校生の女の子とおぼしきグループがビームライフルを楽しんでいました。1人1時間250円、機器の使用料が一式で750円ですから1人で来ても1000円、グループで割カンにすればもっと安く楽しめます。もちろん無資格でできます。マトにビームが当たると何点かちゃんと計算して表示してくれるし、電子音ながら激発音も付いていてスモールボアライフルの雰囲気がありますね。
画像のように委託をすればけっこう当たるものです。彼女のこのラウンドは10点満点中8点ですから良い調子ですね。
今度我が家のセガレ連れてきてやろう。ゲームの世界ではけっこう射撃上手なセガレだが現実の射撃の難しさを教えてやらねば・・・
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お久しぶりです。いつも読み逃げで失礼しております。
春はそう言う検査が有るのですね。春に成ると浮かれる輩が多いですし...
さて、丹沢山麓町から隣町に有る七沢温泉へリハビリ入浴で最近よく行くのですが、その道程に射撃場が有ります。ちょいと様子を伺いに行ってきましたが、盛んに銃声が響いておりました。見学も出来るようでしたが次回と言う事でお楽しみは残しておきました。
ハマると怖いので遠巻きにしておきますが、ここで体験射撃なんてやっているといいのになあ。
投稿: ノブ | 2013年4月23日 (火) 23時29分
ども、ノブさん、
お久しぶりです。あれ?リハビリというとどこか悪くされたのですか?たまにブログを覗いても更新している気配が無いので、yahooブログからどこかへ引っ越されたのかと思っていました。
伊勢原射撃場は10年以上の冬眠から目覚めてこの四月から開場しました。今のご時世、射撃場なんて無くても困る人は少ないのですが、国体などの競技会のために公営射撃場がやはりひとつは無いといけないのかもしれません。射撃はスポーツですからね。
県から補助金を受けた法人が委託管理していますが、大井松田にある民間の射撃場よりほんの少し割安な使用料設定になっています。
そこにもビームライフルの射場があって無資格で遊べます。伊勢原のそれは花の国射撃場と違ってビームライフルだけの射場がありますので、隣で狩猟用のエアライフルをバンバン撃っているみたいなことにはならないので安心してできますよ。値段も安いしお勧めです。
投稿: Fiby | 2013年4月24日 (水) 23時40分
お久しぶりです。
先週、伊勢原射撃場に行ってスラッグ射撃をしてきました。 50m五射座、100m五射座でしたが、私を含めてわずか3人でした。
まず、受付場所が分からずうろうろしましたが、手続きが終わるとあとはご自由にどうぞ、みたいな雰囲気でした。 的紙の交換もほかの射手に声をかけて、射撃中止を宣言してからおもむろに交換に行く状態でした。 トイレや自販機も外部にありますので、銃や装弾を射台に置いたまま行くわけにもいかず、困りました。 また、50m射台は地下2階、100m射台は地下1階なので、距離をかえると射台も移動する必要があり、全然射手のことを考えていません。 ニッコー栃木と比べると施設の内容が全然違います。 やはり民間と公営との違いでしょうか。
銃検には私も4丁の銃を担いで早めに行き無事終了しました。 初めてでしたので緊張しましたが、何事も経験ですね。 来年は気楽に受けれそうです。
投稿: Shachi13 | 2013年4月25日 (木) 17時44分
Shachi13さん、こんにちは。お久しぶりです。
伊勢原でさっそくやってきたそうで羨ましいです。私はまだ行っていません。スラッグは楽しそうですね。私の870ではオープンサイトで100mはまったく自信がないのでやるなら50mかな。
岩本山はスラッグを撃つついでに50mで空気を撃たせてもらえますが、伊勢原はそういうわけにはいかないのでしょうね。
伊勢原の管理委託法人は伊勢原運営のために急遽作られた寄り合い法人ですので、なかなか運営も難しいのでしょう。私はライフル所持教習を受けたいのですが、伊勢原はまだ教習射撃の認定を受けていないので長瀞とか新富士まで遠征しなければならないのが悩みのタネです。
へぇ、最初の銃検ですでに4挺も所持されているとはなかなか気合いが入っていますね。来季は本格的にエゾシカ狙いでしょうか。私は細く長く続けられればなぁと思っています。
投稿: Fiby | 2013年4月25日 (木) 22時32分
私も先日行って来ました。
替銃身なんか今まで一回も持って行った事無いのに、今回は替銃身持って来ましたか?って聞かれました。銃ナンバーですが、鉄砲屋さんに見える所に刻印を打ってもらえばOKかと思います。
何なら自分で打てばOKかと思います。
簡単ですよ。
投稿: 花の五六八 | 2013年4月27日 (土) 14時10分
そうだ、書き忘れました。
もっと凄い裏技が有るんですが、ここじゃ書けません。
削り落して打ち直すなんて書けません。
投稿: 花の五六八 | 2013年4月27日 (土) 14時18分
ども、花の五六八さん、
えぇぇっ、替え銃身持って行かなくても銃検済んでしまっていたんですか。もう相互信頼の証ですね。
ボクも銃検を10回受けて生活安全課の担当者が気にするポイントは分かってきました。上下2連のトラップ銃が没収されていてお巡りさんのデスク横に立てかけてありましたよ。不備があって取られてしまうようなケースもあるんですね。
そっかぁ、番号を新たに刻印すればいいんですね。目から鱗です。打刻ポンチだったら職場の工場から借りられそうですが、自分でやっちゃぁやっぱりまずいですよね。機関部はアルミ製なので数字打ちも難しくはなさそうです。
削り取って打ち直しは・・・やっぱまずいかも (^。^)
投稿: Fiby | 2013年4月28日 (日) 10時51分