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2013年5月 5日 (日)

観音崎の秘密施設(過去の)

Todai観音崎灯台の近くに

秘密の施設がありました
  

  

  
まだ世間様はGWの真っ最中ですが、今週は週末だけのお休みなので、天気を見計らって散策を決め込みました。

Ikou

灯台のある観音崎はアウトドアを楽しむファミリーで賑わっていました。その灯台の近くになにやらコンクリート製の怪しげな建物があります。近くで見てみたいですがここは海上自衛隊観音崎警備所の施設内にあるので近づくことができません。

昔からあるのでなにかなぁとは思っていました。私が小僧の頃はまだ橋が繋がっていたような記憶がありますが、今ではぽつねんと残っています。今回真面目に調べてみました。これは昭和12年に帝国海軍にて設置された聴測所(水中聴音所)だそうで、東京湾に近づく敵潜水艦を探知すべく設置されたものとわかりました。

このリンク先の2ページ目にある東京湾の水深チャートを見るとよくわかります。東京湾は観音崎の直ぐ横まで深い水深を維持し、その北側は急激に浅く変移するんです。しかも深いのは観音崎寄りのわずかな幅しかない。無理に東京湾に侵入しようとする潜水艦は観音崎の直近2000m以内を進むしかないのですね。それより離れた房総半島寄りは水深は20m~10m程度となり外洋型の潜水艦は潜航して航行することができません。観音崎に聴測所が置かれる理由が実はしっかりとあったのです。

戦後も引き続き利用されたかは文献の公開もなく不明ですが、環境的に判断すると私は冷戦時代に掛けて利用されていたのではという気がしています。
のどかな観音崎にも秘密施設があったのですね。

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コメント

この遺跡(と言ってもいいのか)知ってます。三浦半島巡りに行った時に私も気になってました。聴測所っていう名前迄は知りませんでしたが、水深チャート見るとドンピシャな場所ですね。対岸と結んだ線にどうとか、って話がどっかで読んだ様な...
しかしここは砲台やら遺構が沢山有って、廃好きとしてはワクワクします。海堡なんかもまだ有って戦争遺構が多い場所ですね。観音崎灯台は奇麗に手入れされて可愛かったな。
今でも現役の砲台がシートを被って設置されてますよね。
調べると未だ未だ出てきそうな所です。

ども、ノブさん、

このコンクリート建造物についてはけっこうあちこちで紹介されていますが、なぜ観音崎なのかというのは水深チャートを見てみないとなかなかわかりせん。東京湾の特異な海底地形に因るところだったのですね。

確かに観音崎はノブさんの好きそうな場所が多そうです。海上自衛隊観音崎警備所に設置された砲台は礼砲用のもので空砲で音を鳴らす用途にしか使わないようですね。最近は撃ったという話も聞きませんが、平和と友好の証としての大砲だったらバンバンと撃っていただきたいですね。

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