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2013年8月29日 (木)

空母ジョージワシントン デイクルーズ

Title原子力航空母艦に乗れるって

すごいことではなかろうか
  

  
  
  
いえいえ、私が乗ったのではありまっせん。今回は私にはお誘いが無く、運良く乗船の機会をもらった方から画像や動画を分けてもらいました。ありがとうございますTMさん。

米海軍の艦船乗組員は家族にその職場を理解して貰えるように数年に一度、乗船して日帰りでクルーズをする機会を与えられます。今から7年前には私にもおこぼれがあって、通常型の航空母艦キティホークに乗ってジェット機の離発艦を見る機会がありましたが今回はお呼びが掛からず無念のお見送り。でも今回はけっこう迫力有る動画を分けて貰えたのは有り難いことです。

Port

MealBombs

赤白の大型クレーンに見送られて米海軍横須賀基地から出航します。今回の参加費はひとり20ドルだそうですが、私が乗った時は5ドルでした。お金は昼飯代だとのこと。バイキング形式で食べ放題だったようですが食堂は空母のハンガーベイ(格納庫)。FA18の燃料タンクが吊ってある下でお食事となります。なんだか皆さん黙々と食べている感じですね。

同じハンガーベイではスタンドオフミサイルやレーザー誘導爆弾など航空機に搭載する兵器と重機関銃や小火器などが展示してあるのは7年前と同じ。横須賀市では基地開放イベント時に兵隊さんが実銃を小学生に持たせたとかで市民団体が批判しているようですが、ここはその心配がありません。合衆国海軍の艦艇の中はアメリカの主権が及ぶ所とされアメリカの法律が適用されます。ここでは日本の銃刀法は影響しないんですな。

さてメインイベントである航空機の離発艦ですが分けていただいた動画を見て頂いた方がいいでしょう。

  音 量 注 意

これはFA18スーパーホーネットの着艦シーンですね。ギャラリーが見守る中、目の前で着艦フックをランディングワイヤーに引っかけて停止します。中々の迫力ですねぇ。

こちらはその着艦したFA18をカタパルトに乗せて射出するシーンです。操舵系の動作試験の後に発艦します。打ち出す前にジェット機後方両側に位置するカタパルト要員の兵隊さんが斜めに構えるポーズをするのですが、この意味はわかりません。
重たいジェット機を2.7秒で時速220Kmまで加速します。まさにトップガンの世界ですね。

Sonicboom

デモフライトでは目の前で音速を超えるイベントもあったようです。音速を超えた後にくるソニックブーム(衝撃波)の音が遅れてくるところがほんまもんですなぁ。
左の画像は上記の動画から切り抜いたものです。ちょうどこの時ってのはパイロットはどんな感覚になるのでしょうかね。

う~む、こんな大船に乗れるのはうらやましいです。私にもまた数年後にこんな機会のお誘いをいただけるよう運を積み立てておこうと思います。

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コメント

2.7秒で220km・・・
体験したいですね。
どんな車より凄い加速。
ゴムで止まるのは嫌だけどね(笑)

ども、花の五六八さん、

この時速220Kmでまで加速する蒸気カタパルトってぇのがまた最高軍事機密なんだそうで、実用化ができているのはアメリカとイギリスのみなのだそうです。意外にハイテクなんですね。

着艦のときに使うゴム、いやワイヤーロープですが直径40mmもあります。カタパルトでの加速は面白そうですが、ワイヤーでの着艦は難しそうです・・・って言うか怖いかもです。

後方のカタパルト要員が前傾姿勢を取るのは発艦時後方排気で飛ばされ無い様に身構えて居るのです。以前配信動画で吹き飛ばされるのを見た事が有ります。

安芸区の飛び丸さん、コメントありがとうございます。
なるほど、そんな理由があったのですね。勉強になりました。7年前に空母キティホーク上で見た発艦シーンではそんなポーズは取っていなかったので、その後に行うようになったのでしょうね。

私もちょっと座敷でやってみましたが、あのポーズをキープするってけっこう大変じゃないかと思います。そこまでしてもあの位置にポジショニングしなければならない事情があるのでしょう。

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