« 空母ジョージワシントン デイクルーズ | トップページ | 中秋の名月 »

2013年9月16日 (月)

熊のいただきました

Kuma1先輩ハンター氏からの贈り物

いえ生きたまま届いたのではないですよ

生ものの苦手な方は「続きを読む」をクリックしないで下さいね
  

雪国の先輩ハンターのブログで、熊がワナに掛かったと言う記事を見て、これで里山の方々も少しは安心かなと思って拝見しておりました。その数日後、そのお肉の一部がクール宅急便で不意に届いてびっくり。熊鍋の味忘れがたく、そろそろ秋の鍋を始めたい頃合いかなと思っているとちゃんと届いてしまうんですねぇ。念じればかなう。うれしいことです。
今回掲載の画像はご本人から頂戴して掲載許可をいただきました。ありがとうございます、花の五六八さん。

Kuma2_2

さてこの熊ちゃん、メスだそうですがレディの奥ゆかしさは微塵もありません。近くに近寄れががぉと威嚇します。あの爪でひと掻きでもされたら大変ですね。これだけの箱ワナはトラックで運ばなければなりませんので設置してあったのは人も通わぬ山奥というわけにはいかないでしょう。熊も山奥に居てくれればいいのですが人里に出て人畜に危害を及ぼす恐れが有る場合は、かわいそうですが駆除されてしまいます。

Kuma3

Kuma4

Kuma5

熊は息の有る状態でワナの入り口を開けるわけにはいきません。止めを刺す必要があります。画像から今回は12番の自動散弾銃を利用したようです。止めに散弾を使うとお肉が穴だらけになってしまうので通常はスラッグ弾を使います。散弾銃で撃つ一発玉は口径が大きいのでダメージも大きく確実に止めることができます。害獣とは言っても苦しませないよう確実に急所を狙って止めます。(この時は散弾を使ったそうです)

けっこうしっかりしたツキノワグマです。まだ夏毛なので腹回りは毛がスカスカですね。冬になると剛毛がびっちりとなります。以前に冬毛熊の座布団を見せてもらったことがありますが、あの毛触りはなんとも言えなかったですね。
解体用のナイフの画像もありました。大物猟を主にやる方々はナイフにもこだわりがあります。どれも名入りで切れ味も良さそうです。解体の上手いヘタはかなりの部分ナイフで決まってきます。ボクあたりはどんな名刀を使ってもヘタですが・・・(^_^;
一番右のナイフはガットナイフに似ていますが腹割き専用でしょうかね。

Kuma6

Kuma8

Kuma7_2

頂戴したのがこのお肉。モモ肉とスペアリブです。モモ肉にはに別れていますが筋の多い少ないの差かな。熊のスペアリブって初めてです。どうやって食べてやろうか楽しみであります。私は今回おこぼれでお肉を頂戴してしまったわけですが、自分も解体はやるのでこれだけの個体となると苦労も知れます。申し訳なく思います。 

駆除で動物の命を奪うことに異論の有る方もおられると思います。眠らせて山奥へ連れていけばいいじゃないかという意見も聞いたことがあります。麻酔銃の所持許可は装薬銃に比べて比較にならないくらい公安の審査が厳しいと聞きます。麻酔薬の知識も必要だし、熊ともなれば一発3万円以上する麻酔銃のタマを何発も使う。麻酔銃は専用銃で数十万円もする。誰がその費用を負担するのでしょう。大きい個体は100Kg以上有るような熊を担いで、山を越え谷を越えて誰が運んでくれるのでしょう。

個体数の多い地方においては駆除が人畜に対する有効なリスクヘッジとして機能している事実を忘れてはいけない。駆除隊の方々はその多大なご苦労の代償として、ささやかなお肉が手に入るっていうわけですね。

いちばんずるいのは、なにもしないで貴重なものをいただいてしまった自分
すいません、すいません m(_ _)m

« 空母ジョージワシントン デイクルーズ | トップページ | 中秋の名月 »

ハンティング」カテゴリの記事

コメント

お肉のUPの写真が止め挿しに変わってますね~
枚数が沢山有ったので間違えたのかな?

以前、生きた熊を山へ返した事が有りますが、何処へ放したかは絶対に秘密にします。
放された地区の人にとっては大迷惑なんですよね。

以前はスラッグで頭でしたが、今はバラ弾で頭です。
至近距離だとその方が良いと思います。

以前、年上の後輩に撃たせたら立ち上がった所でスラッグで胸を撃ちました。
弾は背中を貫通してるし、檻の鉄筋に当たったら跳弾します。
おかげで肉が台無し(笑)
様々な事がありました。

ども、花の五六八さん、その節はお世話になりました。

あれ?お肉の拡大画像が違っていましたか?Niftyはサムネイル画像とオリジナル画像は自動で切り替わってくれますので、その時はNiftyのシステム的に不安定だったのかも知れません。

> 以前、生きた熊を山へ返した事が有りますが、何処へ放したかは絶対に秘密にします。

小熊だったらそれもありかもしれませんね。神奈川県では熊の生息数はここ10年ずっと推定30頭のままで捕獲規制が掛かっています。たまに里に出てきて箱ワナに掛かった熊は、唐辛子スプレーでしっかりいじめてまた山に返すということをしているようです。これも個体数が少ないが故のことです。

へぇ、止めに散弾を使うのですね。9粒あたりですか。ボクが入れてもらった組はライフルかスラッグだけで散弾禁止。止めもスラッグでした。地域によっても違うのですね。

止めに胸や腹へ当ててはいけませんよね。まだワナで止めるのなら狙えますが、フィールドではそうもいかない。腹に入った鹿は悲惨でした。

自然と対峙する最前線にいる狩猟者ならではの経験は、私の人生に少なからず資するところがあります。生命の尊さはもちろん、食物連鎖の頂点にいる人間としての責任を感じるところもあります。
その責任を全うするためにも、美味しくお肉は頂戴せねば・・・って違うか (^_^;

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/138856/58207147

この記事へのトラックバック一覧です: 熊のいただきました:

« 空母ジョージワシントン デイクルーズ | トップページ | 中秋の名月 »