寄(やどりぎ)から鍋割山
前日は鴨も獲れたことだし、殺生はお休みして東丹沢を登ってきました。今回は寄大橋に車を置いて沢沿いに鍋割山へ登ってみます。
朝7時、気温マイナス1度の締まった空気の中で踏み出します。大小の渡河、沢渡りが数えると7回もありました。なかなか楽しいルートです。沢の中に立っているハシゴがまたユニーク。このルートはマイナーらしくあまり人に会いません。
コシバ沢を越えてバリエーションルートに入り鍋割峠へ。初めての登山道からバリルートはちょっと無謀かも知れませんが、ここを登るとかなりのショートカット。GPSも有るし突入してみます。踏み跡はかなり明瞭で気持ちの良い尾根歩きもありなかなか面白い。なんでこっちを正規登山道にしないのかな。
途中富士山が顔を出しました。今日の山頂は期待出来そうです。さくっと鍋割山山頂へ。
鍋割山から見た12月1日午前10時頃の富士山です。雪帽子が良いバランスですね。南アルプスの3000m峰もきれいに見えています。
この富士山ですが、私がこの写真を撮った1時間後、御殿場口九合五勺から男女4人が滑落したと後に聞きました。4人はアイザイレンを組み、ザイルで結んでいたらしいのですが、4人のうち2人滑ると確保はかなり難しい。きれいに見える富士山ですが、この時期の富士は厳しい山です。
鍋割名物鍋焼きうどんはパスしてカップラーメン。1分でできるという優れものです。この1分ってのは重要なポイントで、冬場はお湯を入れてを3分も置いておくとやはりさめてしまう。1分ならそれも許せるってものです。鍋割山で山バナナ。
帰路は後沢乗越、栗ノ木洞、くぬぎ山を巡って踏み出しの寄大橋へループを描きます。鍋割山から後沢乗越までは丹沢の銀座通り、100人くらいと「こんにちは」しました。見れば若手の山ガールが増えましたね。良い傾向です。
初めての登山道にバリエーションルート、きれいな富士山を見て、山ガといっぱい挨拶してもう満足。今年もあと一ヶ月、年末まで頑張るパワーを貰ってきました。
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