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2014年5月27日 (火)

5月の富士登山 2014

Gogoume今年は富士山も

やっぱり雪が多かったようです
  

 

  
今年初めて富士山を登りました。ほんとは未踏月である4月末に登りたかったんだけれど、仕事の関係でそれが果たせずにこれが今年の登りぞめになります。上の画像のように富士宮口五合目の登り口は高さ3m以上はあろうかという雪の壁ができていてアクセスできません。変な気を起こす観光客のためにはこのままの方が都合がいいのでしょうね。

Rokugoume

Pickel

Goraikou

ブル道から富士山へ取り付きます。六合目小屋にはとうせんぼのバリケードがあるのですが、それが雪で埋まっているのですんなりとアクセスできました。

ちなみに降雪期の富士山は完全立ち入り禁止であるかというとそうではないのです。アイゼンやピッケルといった雪山装備品を所持し、それらを使いこなせるスキルを持った者は登山計画書を提出することによって入山が可能です。道具を持っているだけではだめで、滑落停止ができる技術を合わせ持っていることが要求されます。ただスキー・スノーボードは禁止のようでそんな看板は五合目の駐車場近くに大きく出ています。でもこの時期スキーヤーやボーダーの方が登山者よりはるかに多いんですけどもね。

七合目あたりで日の出を迎えます。どうも今日は曇って天気はそう良くなさそうです。この時期の富士山は晴れると日焼け止めが効かないくらいの紫外線がありますのでかえってありがたいところ。

Hakone

Guiterman

9gou5shaku

今日は雲海もちょっと中途半端。箱根連山が雲から顔を出していました。
本日のベストガイは八合目あたりで出会った彼。ギターを背負い、片手にトランペット、片手にスノーボードを抱えてアイゼンも付けずに登っていました。気さくなあんちゃんでしたが、滑るから気を付けてと声を掛けるのが精いっぱいのかっこいい風情です。さすがにこの後に降りていったようですが・・・
九合五勺小屋は埋まっています。屋根が腰掛にちょうどいい。ここから山頂までがともかくつらい。見た目大した斜度に見えませんが30度以上の直登は私には毎度かなりきます。富士宮口の滑落事故もここが一番多いんじゃないかな。二年前に滑落を目撃したのもこの時期この場所ででした。ピッケルのヘッドを両手でホールドし、三点支持を心掛けながら登ります。慣れた人はさっさか登ってしまうのでしょうが、私にはこれしか手がありません。

Torii2

Umanose1

Umanose2

がんばって山頂へ。山頂神社も完全に埋まり鳥居は私の身長と同じくらいの高さ。やっぱり今年は雪が多いです。こりゃ一般登山者が繰り出す7月のお山開きはだいぶ遅れるんじゃないかと思いますね。
山頂は風も無くいい感じ。吹き飛ばされることも無さそうなので馬の背から旧レーダードームまで行ってみます。この時期馬の背はほんとに馬の背中みたいですね。

Saikouten

Yukizoukei

Skier

日本最高地点の碑も埋まっているのでずいぶんと低く見えます。夏場は皆さんこれにしがみついて記念写真を撮るのですが、この時期はしがみつけれません。
旧富士山レーダーの基部には見事な氷の造形がありました。厳しい冬を耐えた後の風情を感じますね。
スキーヤーが火口底へいざ滑り込もうとしています。私もゲレンデスキーヤーの端くれとしてうらやましくも思いますが、つい先日事故が起こったばかりなので気を付けてねと願います。

Fuusokukei_2

今回の新兵器はこれ。お誕生日に買ってもらった簡易風速・温度計です。風はそよかぜ、気温は8度と出ていますがこの温度計はちょっとあてにならなくて、実際の気温は2度でした。でもけっこうおもしろいギアです。

今年の富士山は世界遺産効果もあってシーズンオフであっても入山者が多く、多くの遭難事故が報じられています。富士宮口山頂神社前の木製ベンチの下には遭難者のものと見られるスノーボードが置き去りにされていました。今月4日に火口底に落ちて亡くなったボーダーの方の遺品であろうと思われます。5月14日には須走口側で2人が滑落、一名が死亡という事故も起きました。

私もこの日、九合目直下で下山途中に足がもつれて転倒しました。雪も緩んでいたし即座にピッケルで滑落停止が出来ましたので5m程度のスライドで済みましたが、もしピッケルが無かったら・・・

ほとんどのスキーヤーやボーダーはピッケルを持っていません。こういう人たちは滑落したときにどうやって停止するのでしょう。この日は気温も高く雪が緩んでいましたのでまだ条件は良かったと思いますが、凍っていたらえらいことです。民間ヘリで捜索を頼むと最低料金で130万円だとのこと。その後は青天井で金額は跳ね上がっていくそうですよぉ。

Gps

富士山に限らずいくらかの危険と隣り合わせが故に登山の魅力は高まります。
素人が偉そうなことは言えませんが、やはり身の程をわきまえつつこれからも山登りを楽しんでいきたいなと思うこの頃であります。

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