玄倉川から鍋割山
某所のブログでエメラルドグリーンの湖面が写る素敵な画像を拝見して、先月に行った玄倉川(くろくらがわ)の情景を思い出したもので、遅まきながら記事にしてみました。
この時は丹沢湖にそそぐ玄倉川沿いに林道を歩き、ユーシン渓谷の美しい流れを堪能したのちに雨山峠を越え、鍋割山へ至るという盛沢山なコース。でもマイナールートなので登山者も少なく、変化のある川沿いの林道は歩いていても飽きさせません。
玄倉ダムと発電所の近辺は何とも言えぬ色彩の湖面が広がっています。光線と深さの違いか場所によって微妙に色が違うのが面白い。自家用車では来られないところなので秘境の雰囲気ぷんぷんです。
林道から分かれてここから登山道が始まります。雨山峠まで雨山沢沿いに登って行きます。道しるべには崩落通行止めの看板がっ・・・まぁ通れなければもどればいいや程度の気分で行ってみます。
途中の古い桟道がまた趣があるけどこれも荒れていてけっこう危なっかしい。しばらく行くともっと危なっかしいところに出くわしました。恐らくは雪崩れで桟道が押し流されて崩壊したのでしょう。さすがにこれでは通れません。少し戻って沢側へ降りて巻きます。崩壊した桟道を潜り抜け、よじ登ってオンルートへ戻ります。なかなかデンジャラス。
雨山峠を超えると尾根筋に出ますがこの尾根、アップダウンがとっても激しい。こんなクサリ場を超えるとすぐ鞍部へ下降みたいなことを繰り返すのでかなりかったるい。人気の無いルートなのか通行止めのせいなのか(たぶん両方)週末なのに人にまったくと言っていいほど会いません。それはそれでゆったり登山できるのでいいんですけどもね。
途中富士山が見えました。鍋割山頂では雲に隠れてしまったのでこの日唯一の富士山です。4月半ばの富士山はまだ雪深そうです。
さくっと鍋割山頂へ。ここまで来ると山ガールがいっぱいいますが二俣側の登山道から登ってきた人たちですね。山ガにとってこのお山は登竜門となる人気のお山だとのこと。山頂の鍋割山荘で出す鍋焼きうどんがお目当てのようです。
山ガに会うなら鍋割山 (^^;
ここの鍋焼きうどんは何度かいただいていますのでこの時はカップラーメン。うすら寒い山で食べるとラーメンもうまいけど今度はもうひとひねりしてみよう。
丹沢はそろそヤマビルが怖い季節に入って行きます。足元にうじゃうじゃ出てくる前にもう一度行っておきたいですね。
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