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2014年9月11日 (木)

北アルプス 北穂高岳 (涸沢テン場編)

Okumiya_2上高地から北アルプスへ

念願かなって行ってきました
 

  

  
  
  
考えてみれば登山ってとっても贅沢な趣味だと思う。日帰り圏内ならまだしも、当地から名だたる山々へと出かけるためには潤沢な休暇が要求される。日本のサラリーマンにはけっこう辛いものがあるんですよね。今回遅い夏休みを職場から貰えたので、ここぞとばかりに以前より狙っていた北アルプスは穂高へと向かったのであります。  

穂高と言えば前穂高岳、奥穂高岳、北穂高岳とあるけど、それぞれ3000m峰で北アルプスの看板峰です。奥穂高岳は富士山、北岳に続く日本で3番目に高いお山ですね。今回はあこがれの槍ヶ岳見たさに北穂高岳を目指してみることにしました。

Azusagawa_3

Kijibato_2

Tsuribashi_2

さすがに私の脚力では日帰り穂高は絶対に無理。山中一泊で計画します。上高地へはシャトルバスでアクセスします。観光地として名高い上高地ですが、北アルプスの登山ベースとしても重要な位置付があるところですね。始バスの乗客は全て重そうなザックを背負った登山者だけでした。バスには痛い思い出 がある。帰りは乗り遅れないようにしなきゃね。

河童橋から梓川沿いにまずは横尾山荘を目指します。ほとんど平行移動の川沿いのルートはとっても快適。前穂高岳、蝶ヶ岳など遠目に見ながら歩みを進めます。
今回はテント泊なので背中の重みがずっしり来ます。シェイプアップしたのだけれど13Kg~14Kgはあるかな。ここのところ軟弱日帰りハイカーだったので重さが応えます。

長尾山荘までのおよそ10Kmの道のりで2時間半掛かりました。ペースが上がってないのはやはり背中の重みかなと言い訳。山荘のベンチで一服していると横に雷鳥が・・・と思ったらキジバトでした。ここは標高で1600mちょっと。こんな低地に雷鳥がいる訳は無いですよね。横尾山荘前の吊り橋を渡って梓川とはお別れです。

Karasawa1_2

Karasawa2_2

Kitaho_4
長尾から標高差700mを登って涸沢(からさわ)のテン場へ向かいます。途中遠く雪まだ残る涸沢のカールが見えています。
3時間半掛けて涸沢へ到着。早速テントを張る場所を確保しますよ。見ての通り平地も少なく岩ゴロゴロの所なのでまともに張れるところを探すのがまずもっての仕事。まだ時間的に早かったので良さげなところを確保できました。
パソコンの新調でお金を使ってしまったので今回は貧乏山行。小屋泊だと北アでは一泊二食で9500円が相場ですがテン場の使用料は1000円です (^_^)v

涸沢ヒュッテへ回ってみると涸沢小屋の向こうに目指す北穂高岳が望めました。ここからの標高差は900mほどですが、見てのとおりの崖みたいなところを登らないといけません。やはり北アルプスは半端じゃ無いです。

Meshi_2

テントに潜り込んでの横着スタイルはFiby流。前室でお湯を沸かして棒ラーメン。残ったスープは翌朝のおじやになります。

天気はあまり良くないですが翌朝はどうかな。シュラフに潜り込んで朝方摂氏5度以下の冷え込みに耐えながら翌日の期待に夢膨らませるのでありました。 つづく

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コメント

北アって、分かっていましたが「北アフリカ」じゃあないと...^^
行って来ましたか!北ア! 登らない私でも魅力的なエリアです。
上高地迄が経験エリアですから興味津々です。
穂高岳へ登らなくても涸沢のカールでキャンプだけでも行きたいです。
しかし、穂高かあ。やっぱりいいなあ。やはり標高が有るだけに夜は結構寒かったんですね。
次レポが楽しみです。
しかしテント張るだけでも有料なのですね。

ども、ノブさん、

いえ、私は北アイルランドのつもりだったのですが・・・(^_^;)
行ってきましたよ北あ、上高地でノブさんのお父様が設計なさったホテルはどれなのかなぁときょろきょろしながら梓川沿いを歩いておりましたよ。

涸沢カールはなかなかの囲まれ感があって圧倒されます。正面に奥穂高岳に涸沢岳、右手には北穂高岳と3000m峰が目白押し。自分がちっぽけな存在だと知って余りある威容で迫ってきますよ。

長野の標高2300mはもう9月になればこちらの秋本番みたいな陽気になっています。絶対寒いだろうと着るものだけはしっかり用意していったのでこれもザックが重くなった原因。

山のテン場はだいたい500円から1000円ってところが多いですね。でもここでは幕営料1000円を払えばもれなく涸沢ヒュッテのバイオトイレ使い放題、水場使い放題、アルプスの天然水飲み放題が付いてきて、なかなかお得なんですよぉ。

次は「雷鳥編」です (^O^)/

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