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2014年11月10日 (月)

土砂降りの四阿山

Tozanguchi思い付きでは

お山に行ってはいけません
  

 

  
11月も初旬を過ぎると、関東近辺の名だたる山々もそろそろ雪化粧が始まる頃合いとなる。どこかまだ登れそうなところは無いかなと地図を眺めていると、某ブログで良く名前を目にしたお山が飛び込んできた。四阿山(あずまやさん)というお山。百名山にも名前を連ねる由緒正しきお山らしい。よっしゃ、行ってみようではないの。そうと決まれば週末に即実行。天気予報はあまりよろしくないが、300Kmを軽自動車でふっとばして踏出しとなる長野県は菅平へとお出かけしたのでありました。

菅平の牧場はずれに車を置いて登山道入り口から侵入します。上の画像のように道路にも立派な矢印が書いてあって、こりゃ案内は確実ですな。

Shirakaba

Kitaa

Tochu_2

落葉した白樺林を縫って歩く登山道はとってもさわやか。雑木林とは違った趣がありますね。しばらく歩いて振り向くと北アルプスの山々が雲海のかなたにのぞいていました。なかなか雪帽子がきれいですが・・・まともな風景は実はここまで。山頂まで2.8Kmってところまで来ると山頂は雲の中。ここいら辺から雨がぽつぽつと・・・予定では午後から雨予報だったんだけどなぁ。急いでカッパを取り出し雨仕度。ちょうどうすら寒かったのでゴアのカッパは手頃な防寒着にもなります。

Azumayasan_2

Nekodake

Log
その後雨は本降りに。山頂へ着く頃にはけっこうな降りになっていました。山頂の眺望は当然望めずだ~れも居ません。私も写真を2~3枚撮ったら速攻で下山です。そのままピストンでは芸がないと思ったので根子岳(ねこだけ)を経由するルートを考えました。これがけっこう敗因になるとも知らずに・・・

地形図を見るとわかりますが四阿山と根子岳の間には尾根の鞍部があって一気に標高300m下った後に今度は200mの登り返しがある。天気の良い時には苦にもならないが、下りの急斜面が雨でつるつるなんですよぉ。石も滑る、岩も滑る、落葉も滑る、土(粘土質)も滑る。ともかく滑りまくりで危なっかしいったらありゃしない。苦労して立ち寄った根子岳もごらんのとおりまったくおもしろみがない。根子岳はお花の百名山だそうですが、風雨が酷くて花を探す余裕もありません。

ともかく尻もち突きながら速攻で踏出しへ降りてきました。カッパは泥だらけ。途中晴れていれば良い景色なんだろうなと思われるところもいくつかあったので、やっぱり登山は天気のいい日がいいなぁ。うまくいかないもんですね。

でもお山の様子は知れました。次回に含みを持たせたという点では今回はいい山行でしたね。

さてこれにて年内の遠方お山登りはつつがなく終了。以降は降雪前の丹沢くらいにしておきましょう。徐々にでも冬の遊びにシフトせねばいけませんかな。その前にお小遣いを貯めておかなきゃ・・・

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コメント

雨の四阿山登山、悪天候の中をけっこう長いルートをまわられて本当にご無事で良かったです。遠路はるばる来ていただいたにもかかわらず浅間山登山の時も四阿山も大変な状況で登山されて、この次おいでになるときには今度こそピカピカの好天の景色を見ていただきたいものです。
私など雨模様と知った時点で登山は中止にしてしまう軟弱ハイカーなので、悪天候の中を山頂まで登り、さらに根子岳まで足を延ばすという気迫にただただ脱帽です。
ご無事で何よりでした(⌒◇⌒)

ども、ミーさん、コメントありがとうございます。

やはり事前に地元の方に様子を伺っておくべきだったと猛省いたしました。今回はほんと思い付きだったのも敗因です。
だいたい嬬恋側から登るルートがあるってことすら知らなかったです。

おっしゃるとおり、登山は天気のいい日がいいですね。初めてのお山だったらなおさらです。次回に四阿山に行くときはミーさん情報をがっちり仕入れてからにいたします。

> ご無事で何よりでした(⌒◇⌒)

あまりご無事でなかったんです。お家に帰って直ぐにお仕事だったのですが、無理と雨に叩かれたのが原因なのかひどい風邪を引いてしまいまして1週間ほどほんとに悲惨でした。

もうおっさんになったのだから程々にしないといけないというのも今回痛感しましたよ。無理が効かなくなっているんだなと切実に思い知らされましたね。

今後は分相応に楽しみたいと思いますです。

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