鴨とキッチンばさみ
我が方の居住地では猟期中何羽も獲れない鴨なので、獲れたときには入念に羽むしりをしてお持ち帰りします。以前は得意満面にそのままおうちまで持って帰ったものですが、おうちでの羽むしりにカミサンからクレームが付いたのと、腸だけでなく内蔵処理も早くやった方がいいので現地でむいて来るようになりました。
狩猟用のバックパックには上の画像にある2種類のキッチンばさみを常備しています。ひとつは手羽の骨もがっつり切れる強力タイプ、もうひとつは100均ショップで売っている安物キッチンばさみです。これらを使ってできるだけ無駄が無いように むいていきます。
ガットナイフ等ナイフを使うのも有りだと思いますが、さっさかむいて残滓の穴掘りまでしないといけないので私はキッチンばさみを愛用しています。他の方々がどうやっているのかは知らないので、これが正しいやり方なのかどうかは不明。まぁ自分流ってところですかね。
ところで・・・私は極力残滓は決まった小川の近くで穴を掘って埋めるよう心掛けていますが、どうもそれを後から掘り返しているやつがいるみたい。あまり深く埋めないのも悪いのかもしれませんが、掘り返して残り物を失敬するハイエナみたいのがいる感じ。狸かアライグマかな。
自然のサイクルはしっかり機能しているみたいですね。
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まだ筒毛が多い個体ですね。
私の場合は獲ったら寸秒惜しんで肛門から下を切り落とし腸と内臓を抜きます。
その後、毛毟り、解体までの時間は気温などで適当にしています。
四足と違い鳥類は死後硬直の後の処理は短時間ですよね
毛は河原で飛び、頭などは自宅のキッチン生ごみ入れです(笑)
投稿: 花の五六八 | 2014年12月25日 (木) 19時45分
ども、花の五六八さん、
> 私の場合は獲ったら寸秒惜しんで肛門から下を切り落とし腸と内臓を抜きます。
なるほど、まずは羽むしり前に尾っぽを切り落としてしまうのですね。これは盲点でした。
ボクは先に羽をむしってから肛門周りをキッチンばさみで丸くカットを入れてそこから腸をにゅるにゅると引っ張り出しておりました。その後尾っぽをカットして砂肝を抜くみたいな感じかな。
最初に砂肝以降をごっそり抜いてあれば後はご自由にみたいな感じもありますね。
次回から参考にさせていただきます・・・ってもう猟期の折り返し点も近くなってくると鴨もすれてきてなかなか近寄らせてもらえないので次回はいつになるか・・・
キッチンばさみとツーショットしている画像のカルには3発も入っています。当たり所が悪くて逃げそうだったので追い矢を2発。おかげで腸まで破けて大変でした。
投稿: Fiby | 2014年12月26日 (金) 08時33分