Gun Blueえらい
いえ禿げているのはわたくしではありません。いや違った剥げですね。苦楽を共にしてきた上下2連の標的射撃銃。保管が悪かったのかリブ部分に茶色いサビをはやらかしてしまいました。幸いそんなに範囲が広くなかったのでサビ取りクリームで取れるだろうとちょっと塗ってみたのが悲劇の始まり。クリームを拭き取ると銃身の地金がこんにちは。ごっそりと剥げてしまいました。
これまで知らなかったのですが、鉄砲の銃身の黒いのは酸化皮膜で、とどのつまりはサビと同じもの。サビ取りクリームで剝げ落ちてしまったのも当然のことだったのですね。
さぁ困った。10ん年前に中古をオークションで落札してから活躍してくれていた鉄砲ですが、あと10年やそこいらは現役を続けてもらわないといけません。そんなわけで補修を考えました。調べると今は便利なものがあるらしく、塗るだけで酸化皮膜ができるっていう補修材を見つけて買ってみました。
アルコールで脱脂した後に刷毛でぬりぬりします。それだけ。乾いては塗りを3回くらい繰り返しました。仕上げはWD40を塗り込んで結果はご覧のとおり。ガンブルーとは言いますが漆黒に近いですね。いい味出しています。
今回はいい勉強をしました。これさえ有れば銃身の小傷なども恐れるに足らず。鉄砲持ちは一家に1本ガンブルーですね。
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銃身のあの黒いのはそう言うことだったのですか!知らなんだ。
ガンブルー、最近他のブロガーが使っているを見ましたが、いい味出るようですね。
錆びてなお愛し。
銃って寿命あるのですか?
投稿: ノブ | 2015年1月16日 (金) 00時22分
ども、ノブさん、
ボクは鉄砲の黒光りしているのは焼き付け塗装でもやっているのだとばっかり思っていましたよ。酸化皮膜の重ね塗りだとはつゆ知りませんでした。
鉄砲だけで無くめがねのフレームに塗ってみたりなどけっこう使い道がありそうですね。封を切るのにラジオペンチを使ってうっかり先っぽがボトルの中に入ってしまったのですが真っ黒になってました。
なかなか面白いですこれ。
単発の散弾銃は構造が簡単なので壊れることもそうそう無く、注油さえ欠かさなければ20年や30年は使えますよ。逆に空気銃の方がデリケートで寿命も短いです。
年間使用頻度がそんなに高いものでも無いのでなかなか買い換えるわけにもいきません。売ろうと思っても二束三文ですし・・・
まぁしばらくは我が家でがんばってもらいます。
投稿: Fiby | 2015年1月16日 (金) 19時25分