おおきなおふね 2
海上自衛隊横須賀基地には自衛隊の誇る大型艦船が多く配属されていて、横須賀軍港めぐりなる遊覧船まで運行されていて人気がある。そこに3月25日よりさらに大きなやつが加わったとのことで港に隣接するデパートの屋上から見てみました。
軍艦としては現在日本最大のDDH183 いずもです。この船の前にここに配属されて、今回入れ替わりに西へ転属となったDDH181ひゅうがも大きかった ですが、この船は排水量比較でその5割増しの大きさがあります。
これもまんま航空母艦みたいな形をしていますがヘリコプター搭載護衛艦ということで固定翼機の運用はできずヘリコプターを積むようです。艦尾にはSH60Jらしきヘリが一機係留してありました。
この手の大型艦船を獲得するときに決まって付く謳い文句ですが、災害時にその能力を大いに発揮するのだといいます。まぁそれはそうでしょうが、戦闘艦の本分は戦争で敵と会いまみえ戦って勝利すること。別に好戦的な考えとは思いませんが、そのために存在しうるわけです。災害派遣うんぬんは納税者を煙に巻くカモフラに使われる言い訳であり、それはあくまで副次的なこと。高額の税金を投入して中途半端な戦闘艦を作るのならば、そんなのは止めて災害救助船を作ったほうがなんぼかましですものね。
この船はこざっぱりしていて目立った兵器は見当たらないですね。へさきに付いているのがCIWSといわれる近接防空システムの20mm砲。1秒間に50発くらいの発射能力があって、まるでホースの水みたい弾を吐き出すそうですよ。
ブリッジの前にあるのがSeaSAMと呼ばれる新型の迎撃ミサイル。CIWSと合わせていずれも攻撃された際の防衛兵器ですので、戦いの駒を進める攻撃は戦術的に艦隊を組む他の艦船にお任せなのでしょうね。
戦艦武蔵は先日フィリピンのシブヤン海で見つかりましたね。戦艦大和・武蔵は日本海軍の象徴として没するまで存在しました。この船もその存在が抑止力となって長くその能力を発揮しないで済むことが、わたしたちにとって一番幸せなことなのかもしれません。
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