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2015年6月14日 (日)

2015 マーチングプレビュー & カラーガードコンテスト

Ticketプラチナチケットです

なかなか楽しいイベントでした
  

 

  
1858年7月8日、神奈川県横須賀市の浦賀にペリー提督率いるいわゆる黒船が来港しました。米フィルモア大統領からの親書を江戸幕府に手渡すために来日した訳ですが、その時に音楽隊を伴って日本の地を踏んだのだそうです。それが日本にマーチングが伝わった最初であると言い伝えられています。

なんと三浦半島は日本国におけるマーチング発祥の地であったのですね。歴史というのは実にドラマチックなものであります。
その地で行われるマーチングプレビューなるイベント。日本マーチングバンド協会が主催して6月14日に横須賀市にて開催されました。

日本にはマーチングに関するふたつの全国組織がある。俗にM協などと言われる日本マーチングバンド協会ですが、私のつたない知識の中では全日本吹奏楽連盟(吹連)とはその対局に位置し、演奏技術重視の吹連に対して表現力重視のM協と、そのポリシーには大きな違いがあるようです。

今回はM協のイベント。コンテストでは無くプレビューということでレギュレーションも緩く参加団体は参加費無料、ついでに観客も入場無料という大盤振る舞い。関東一円から有力チームが集まるという。これは見逃せないぞということで行ってきました。

Kaijyo1

Pool

Timetable

演技は撮影禁止なので開始前に雰囲気だけ。ピット楽器のプールには大型の打楽器が並んでいます。これを自分たちの番になったら急いで引っ張り出すんですね。ひょんな事からタイムテーブルを入手することが出来ました。これによると演技時間は6分30秒。21名から86名の編成のバンド9チームがプレビューと言いながらも競い合います。去年は12チームだったのでちょっと減りましたねぇ。

でもこりゃ見応えがあります。小学生バンドのガードの子も一生懸命フラッグを放り投げていましたよ。その小学生でもTpのフラッターくらい平気でやってしまうんですねぇ。中学・高校ともなるともうその差は拮抗してきます。わたくし的には春日部市立豊野中学校の演目でディズニーの曲、ファンタズミック が良かったなぁ。さほど耳の肥えていないわたくしなどには、とても中学生の演奏には聞こえませんでしたよ。

Band5

頭ひとつ抜けていたのは鎌倉女子大学中等部・高等部のマーチングバンドと関東学院マーチングバンド。今年の最優秀賞(金沢種米之助賞)はこのどっちかだろうと思っていたら前者でした。綺麗にまとめあげた86名という今大会最大の編成で迫る昨年の覇者関東学院に比べて、失敗を恐れずアグレッシブに攻めた鎌倉女子大って感じがしましたね。

マーチングプレビューの後にカラーガードのコンテストも引き続きやってくれました。こちらも見応え十分、マーチング部門と重複出場のチームを合わせて28チーム4分30秒にその持てる力を注ぎます。30本以上のフラッグが一度に宙を舞い、白いライフル銃が風車のようにくるくる回る。
カラーガードというよりもモダンバレエ、創作ダンス、新体操・・・ってな感じもするチームもありますが細かい事を言ってはいけません。エンターテイメントとしてはどのチームもすばらしい。

Flag11

マーチングプレビューと違い、こちらはコンテストなの全ての参加団体に金・銀・銅の評価が付きます。なんと今年は鎌倉女子大中等部・高等部が、マーチングプレビューに続きカラーガードコンテストの金賞の他最優秀賞まで授与されました。もう今大会総なめ状態。さすがですね。

私はカラーガードの部は関東学院かなぁと思っていました。各チームともフラッグやライフル、セイバーの放り投げ取りこぼしがけっこうあるものですが、関東学院の演技では豪快に投げるもののひとつも落としませんでしたよ。う~む、そつなくまとめちゃぁだめなんですかね。

あと不満なのは東京実業高等学校の評価が銀だったこと。黒いスーツ姿でブルースブラザース張りのR&Bをからめる彼らの演技はほんとに新鮮で見応えがありました。彼らが銀賞だとのアナウンスがあったとき、意外だと思う人達から声が上がっていましたよ。そんな印象を持ったのは私だけでは無かったのですね。

吹連の吹奏楽コンクールでも感じましたが、審査員目線と一般観客の印象の乖離(かいり)みたいなのはすごく感じますね。多分わたしらが見えないところも審査員には見えているのでしょう。どこだかはわかりませんが・・・

いやぁタダで1日楽しませていただきました。ただ残念だったのは地元の学校・団体の出演が無かったこと。マーチングやガードっていうジャンルはけっこう地域差がありますね。こんなイベントを機会に地元でもマーチングに対する機運が高まってもらいたいものです。
実際観客席の方々は周囲から耳に入ってくる会話からすると、出演チームのご家族親類縁者的な人達が多かったかなぁ。

地元でメジャーになるにはもう少し回を重ねないといけないかもです。

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