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2015年6月23日 (火)

第55回3000人の吹奏楽

Sax1マーチングって楽しい
  
とっても素敵なエンターテイメントです
  

 

  
私が富士山に登って山頂の薄い空気の中でおにぎりをぱくついていた6月20日、大阪は京セラドームにて第55回3000人の吹奏楽というビッグイベントが開催されていました。

関西地区の多くの吹奏楽団、マーチングバンドが集まる一大演奏会。出演者は大きなドーム型競技場で日頃の練習成果を発揮することができるし、最後には参加団体全部ひっくるめての合奏まである。観客はこれでもかと次々に繰り出される各バンドのパフォーマンスにに酔いしいえるという会場丸ごと楽しめるというイベントのようですね。惜しむらくは我が家からは直線距離で500Km以上離れている事・・・こればかりはいかんともしがたい。

Movie

でも嬉しいことに多くの動画がすでにYoutubeあたりにはアップロードされています。出場校には吹連のマーチングコンテストの常連校が名前を連ね、秋の全国大会へ向けての関西地区の様子を知るにはいい機会のようにも見えます。

6月ってけっこう微妙な月です。新一年生たちにどうバンドに加わってもらうかで表現方法が変わってきますね。まだ入学して2か月を過ぎたかなという程度の頃合い。一年生にとってはスキルの積み上げが十分とは言えない時期かもしれません。その彼らに楽器を持ってもらうか、ガードやダンスチームで参加してもらうか各校で色々な戦略が練られていて、その意味でも特色があって面白い。

皆さん動画をHDで上げて下さっているのでどれもクオリティが高く、ディスプレーの全画面表示にして見ると様子がよくわかって有り難い。タダ見させてもらって申し訳ないくらいです。

Kinshi

吹連(全日本吹奏楽連盟)、M協(日本マーチングバンド協会)のどちらでもコンクールやコンテストでは一般観客による撮影禁止が徹底していて、プロのビデオ屋に撮影をさせたうえで高額販売するパターンが普通。本県の県大会あたりでもそうですものね。

過去私もせがまれてけっこう買わされましたが、県大会くらいまでは親御さんに我が子の晴れ姿を撮らせてあげてもいいんじゃないかなぁとも思いますがねぇ。この会場はそんな小うるさい事は言わないようですね。気分だけでも味わえる動画の存在はありがたいものです。アップして下さった方々に感謝。

さて、ざっと見た感想・・・(順不同)

F_2

京都橘高校

員数的に一年生を含んだフルメンバーで臨んでいるようです。注目度が高いので色々なところに目が行ってしまうのは、ある意味人気バンドの宿命めいたものがありますね。この子たちが夏の合宿を経るともう一皮剥けるのでしょう。人文字のポニテ女の子は自身をデザインしたのかな、なんだかとっても新鮮に感じます。Singを演奏しながらのこの人文字は箕面自由学園高の緻密な人文字より難易度は高いと見た。UFOはびしっと決めてくれましたよ。やはり細かな動きの手数では一番のバンドでしょうね.

M協風の明浄学院高校のカラーガードとはひと味違った、これぞ橘というトールフラッグを振るガードの子達もがんばっていました。
サックスソロの子がタイミングを逸してしまったのはあまりに拍手が盛大で、30mほど離れたドラムピットからの合図が聞こえなかったのだから無問題。指揮台に登る時の田中先生の踏み足が少し危うかったのがちと心配・・・

Tin

箕面自由学園高校 

広いドームに響き渡るバッテリーのたたみ掛けるようなドラムサウンドがすばらしい。これを聴いただけでお腹がいっぱいになるほどです。このバッテリーの子達は皆女の子ですよ。カップルを表現した人文字は会場の歓声が上がるほどの完成度でした。オーボエの響きが痺れるくらいにすてき。あの計算された緻密なコンテのポジショニング練習は大変だったことでしょう。まさに演奏する集団行動 。最後のおなじみ決めポーズもかっこいい。


滝川第二高校


とっても好印象。あのサンダーバードマーチをフルコーラスやってくれましたよ。正直言って私あたりには吹奏楽コンクールの課題曲みたいな難しい曲はどうも合わない。聞きなじんだ曲が出てくるとやっぱり嬉しいものです。動きを押さえてきれいに奏でていますね。
動きが激しいと音が荒れる、ならば動きを押さえて演奏の質を上げるというのは正しい方向性のひとつかな・・・と思ったら後半は動く動く。正確なポイントは厳しい練習の賜なのでしょうね。


早稲田摂陵高校


すいません私知りませんでした。この子たちが全員女の子だったとは。遠目に見たらあのダイナミックな動きと、きりりとした王道を行くマーチング衣装で女の子には絶対見えませんよね。こちらもおなじみの曲で綴ってくれます。ステップは正確無比、コンテがまったく崩れません。エンディングではあの重いスーザフォンを振り回していますよ。大阪のおなごはすごい。

ここの学校には吹奏楽コース なんてのがあって、学校の課業として吹奏楽をやっているクラスがあるようですね。1年生から音楽の授業が週8時限もある。スーザフォンをぶん回すテクニックも授業で教えてくれるのかな。

Tb

淀川工科高校

ここのところこのイベントでは毎年トリを務めているようですが地元校だからでしょうか。または顧問の丸谷先生が全日本吹奏楽連盟の重鎮(理事長)だからでしょうか。いや違う、最後はここのバンドでないといけないのだという必然が映像を見るととってもよく分かります。

昨年とほとんど変わらない演目はどれも高校生らしくてすがすがしいものです。手話付きの翼をくださいはほろっときますよ。エンディングの明日があるさは大好きです。私はウルフルズのリメイク版からしか知りませんが、落ち込んだ時にこの曲に何度救われたことか。

女性の少ない工業高校にあって貴重な制服女子の皆さんが踊るダンス は何度見てもほんとに幸せな気分にさせてくれます。合同バンドでは無いのに200人近い規模の編成は圧巻のひとこと。指揮棒を振る丸谷先生はもう齢70近いそうですがお元気ですね。大トリの全体合奏でも指揮台に立っておられました。

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どのバンドもみんなすばらしい。1バンド終わるごとにディスプレイの前で思わず拍手をしてしまいました。動画を見ただけでもこれだけ感動できるのですから、生で見たらもう涙ものでしょうね。気軽に出掛けられる所に住んでいる方々がうらやましい。

う~む、今年も関西方面は熱そうです。関東でも有名な強豪校は存在しますが、西の熱気はさらに高そうです。

本県での吹連マーチングコンテスト県大会は8月末。地元の熱気を感じに1000円の前売り券をゲットして私も乗り込もうと思っております。

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