デジカメがリコール (SX280HS)
どこにでもあるようなコンパクトデジカメ、CANON SX280HSっていうのがあります。我が屋ではデジイチを補完するサブカメラとして主に山行用として活躍してくれていました。アルミダイキャストボディは頑丈で、かれこれ2年使っても色あせないその性能には満足をしておりました。1/2.3型画像素子に1200万画素と当時としても控えめなのが高画質に貢献していると私は評価。ただ高性能な動画モードを持っているにもかかわらず、動画にするとあっという間に電池が無いよサインが出てしまうという問題は感じていました。まぁ電池の問題かなと気にもせずほぼ静止画専用で使用。
先日のこと、何の気なしに見た価格COMの掲示板でこのカメラが無償回収修理 (リコール)の対象になっていることを知りました。カメラ側電池接点部の製造上の不具合により、使用状況によっては、カメラ使用中に「電源に関する現象」が発生することがあるとのこと。
告知があったのが今年1月のことらしく、これは出遅れたと急いでオンラインにて申し込むとさくっと受理。先日宅配便業者が自宅へ梱包材まで用意して引き取りに来てくれ、めでたくメーカー送りとなりました。
リコールなどというと消費者はけっこう深刻にとらえてしまいがちですよね。自動車や燃焼機器のように直接事故に結びつくようなものばかりなのだと思っていましたが、監督官庁の指導に係らない企業の自発的回収修理は、問題が深刻な際にはけっこうケースとしてあるみたいです。ただその情報を知らないとそれで終わりですので、個別の連絡が来るように面倒なユーザー登録などは積極的に行っておいた方がいいのかもしれませんね。
今回のリコール対象品目には本機種以外にもけっこうな種類のデジカメがリストされている。CANONさんも大変だ。決算では特別損失に計上ですな。別に燃えてしまうというような重大な瑕疵でもないのですが、企業の信用を失墜しかねない重大な問題だと認識したのでしょうかね。売り逃げしないところはさすが大企業です。
充電器や電池まで一緒に送れという指示だったので合わせて送ります。周辺機器は新品交換してくれたら嬉しいな。現在現役バリバリで活躍してくれている道具なので製造元が整備してくれるってのは有り難い。しっかりと対策をしていただきましょう。
デジモノってどんどん新型がリリースされるので目移りが激しい分野ですが、今回は気長に使っていれば希にいいこともあるっていう好例ですな。
そう、物は大事に長く使いましょうっていうことです。
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