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2016年1月21日 (木)

充電器とコードで充電環境は変わる

Charge_4意外に変わる充電時間
 
良い組み合わせがありそうです

 

 

  
スマートフォンやタブレットの充電ですが、付属の充電器や充電コードを使う事がほとんどでしょう。今はQC2.0充電とかいう急速充電のプロトコルがあって、なんと9ボルトとか12ボルトでがんがんと充電してしまうらしい。USBなんて5ボルトだとばかり思っていちゃぁいけないのですね。

さて普通のUSB充電器、スペック的に気にするのは充電器の充電電流表記くらいでしょうね。クイックチャージ以外では2アンペア以上の電流を流すことはまずない。そんなわけで普通に2A表記の充電器を買っておけばスマホやタブレットなどは用が足りてしまうはず。

Cabletest

先日実家から預かってきた2in1タブレットですが、やたらに充電時間が掛かる。そこそこ使った後だと充電完了に半日以上掛かってしまう。どこに問題があるのか切り分けてみました。

2個の公称2アンペア容量のUSB充電器と充電USBコード5種類をとっかえひっかえしてベストな組み合わせを探ります。今は便利なUSBに挟み込む電流・電圧計があるので直ぐ分かりますね。結果・・・

1、公称2アンペアの充電器、同じ二次側要求負荷でも充電器の印加電圧によって電流値が増減する

2、充電コードの品質による充電電流の変化量はかなりある

とこれだけは分かった。

Bestcombi

I=E/Rのオームの法則から印加電圧を高くすれば電流は確かに余分に流れてくれる。でもいまの機器側の充電制御はなにやら高度なことをしているらしく、そればかりでもなさそうです。満充電に近づいてきたらRを高くして充電電流を抑えに掛かり過充電を防止する。充電が終了すると10mmアンペア程度まで落ちてくる。良く出来ています。

相性的に良さそうな組み合わせを探ってみます。ベストな組み合わせだと1.6アンペア以上流れるけれど100均コードだと1アンペアも流れない物もありましたよ。

コードの中身がツイストペアなのかシールド線なのか見えないので、構造での有意差を検証できないけれどやはり機器付属品コードは安定した結果が出た。私の環境ではANKERのUSB充電にASUSのタブレット用充電コードという組み合わせがベストだった。プアな組み合わせと比べると充電時間に倍くらいの差が出そうな感じ。

この充電コードの良し悪しは外見ではほんとに分からない。一見シールドがしっかりしていそうな太くて硬いコードでも細いやつより劣っていたりして、使ってみなきゃぁ分からないよの世界。100均ものの中には健闘しているものもあったりして興味深いです。
データ線は繋がってなくてもいいから充電専用と銘打って売っているものがいいのかもですね。

通常は充電できればいいや的に扱われている充電器ですが、比べてみるとけっこう深いものがありそうです。

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コメント

今持ってるのは、3V~30V可変式の古い電源機です
15Vで56アンペア、30Vで28アンペアです
30年以上前に買った無線機用の電源ですが、時に車のバッテリーが上がった時には重宝しました。
確か、電圧を低くして電流を抑えながら長時間充電するとバッテリーに優しく長持ちすると認識していました。
昔の充電式電池では完全に放電してから充電してました、最近はかなりラフでも長持ちするとか・・・?
使い捨て電池充電機とか・・・
本当の所どうなんでしょうかね?
私もかなり興味が有ります。

花の五六八さん、

30Vで28Aですか。30年前ですとトランスのでっかくて重いやつですね。13.8V20アンペアくらい平気で使うような無線機がけっこうありましたから、電源も気を使いますよね。

充電にいいDCはダイオード1個の半波整流かダイオード2個の全波整流です。ケミコンでフラットになったDCだと充電には不向きかなぁ。

> 確か、電圧を低くして電流を抑えながら長時間充電するとバッテリーに優しく長持ちすると認識していました。

放電させて使いながら補充電をしていく使用法にフローティングチャージなんていうのがありましたね。そんなたぐいではないでしょうか。

今の小型家電用バッテリーの主役であるリチウムイオンだと、かなりシビアな充電制御がなされていて、大概の場合はユーザーがあまり気にしなくてもいいようになっているのですが、今回実験した結果のように向き不向き相性みたいなものはやっぱりあるようで、なかなかな面白いなぁと感じます。

ニッケル水素やニッカドも含めてこの手の電池には放電終止電圧ってのがあって、それを超えて放電してしまうとかなり寿命に響きます。通常は機器側で制御して、その電圧以下では機器を起動させないようにしていますね。

以前放電器を作って、中途半端に放電した電池とか、メモリー効果ですぐに切れてしまう電池だとかを放電器で1.0Vまで放電させてやると元気になった事例がけっこうありました。

なかなか電池も深いですね。

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