エア抜き射撃 空気銃編
装薬銃の次は空気銃です。狩猟用空気銃は基本猟期が終わればお休みになります。でもエアシリンダーに残圧が残っているとあまり穏やかじゃ無いし、ガスケットやパッキンのたぐいにストレスを与えるので抜いておくのが賢明。でも200気圧近い圧力は簡単に抜く事はできない。一番簡単なのは撃って抜く事なんですな。そんなわけでエアライフル専門の神奈川県は久里浜花の国射撃場でエア抜きです。
入ってみるとなにやら雰囲気が違う。なんと的紙を使わず電子的に着弾を管理する電子標的システムに切り替わっておりました。これはすごいぞ。
仕組みはよく分かりませんが、競技者は10m前方の箱の黒丸に向かって撃ちます。ペレットの着弾点は2次元的に読み取られ右の画像のように即座に記録されディスプレイされます。まるでビームライフルみたい。5発ごとに画像はクリアされますが得点記録は残されます。
こりゃごまかしは効きませんね (^^;)
今回はエア抜きが目的だったのでスコープの狙点修正は行わず、ともかくターゲットの中心だけ狙って撃ちました。圧力の減少と共に徐々に着弾点が下がっていくのがわかります。またこの銃の特性として、圧が下がってくると狙点が左側にずれてくるという特質もよく出ています。う~むハイテクですなぁ。
残圧を80気圧まで下げた後、クリーニングペレットを8発撃ち、続いて5発ほど通常弾を撃ってめでたくエア抜き終了。
しかし空気銃の世界もすごいですなぁ。時代は進んでおります。
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アッと言う間の狩猟期間3ヶ月でしたね
これからこちらでは、来シーズンの狩猟まで、有害鳥獣駆除や予擦駆除など一年中あり、くたびれます
私も銃の手入れをしなければ成らないのですが、ほかの事で遊んでばかりでさっぱりです(笑)
投稿: 花の五六八 | 2016年3月21日 (月) 18時11分
花の五六八さん、
狩猟期間が終わりました。駆除のない当地は純粋なお休み期間に入ります。後半はもう諦めムードでした。来期に期待したいと思います。
手入れ程度のことしかしていませんが、空気銃も散弾銃も10年以上しっかり仕事をしてくれていることに感心します。デリケートなプレチャージ銃もオーリングと注油さえ気を付けていればノーメンテでけっこういけるんだなということも分かりました。
ただ今年はオーバーホールをしてやりたいです。
公私にお忙しい貴殿ですからなかなか時間を取るのも大変でしょうね。駆除隊のおかげで農家の皆さんが安心してお仕事できる地方ではその存在意義も大きいです。
ご苦労なことだと思っております。
投稿: Fiby | 2016年3月21日 (月) 20時52分