練習射撃 トラップ編
銃砲所持許可者には毎年春に銃砲一斉検査(銃検)ってのがあって許可書のとおりにちゃんと鉄砲を管理しているねということを検査させられる。その際に使用実績を報告しなければならなくて、なにも使っていなくて死に銃と認定されてしまうと許可取り消しの可能性もある。そう、日本国では一般人は使わない鉄砲を持っていてはいけないのです。
そこそこ使ってはいるのだけれど、うっかりすると錆びてしまう 散弾銃ではありますが、腕も錆びてしまってはいけないので射撃練習を。
銃検では残弾の数も報告しなければならないので、できるだけ在庫のタマ数は減らしておいた方がいいんですよね。
弾庫からタマを引っ張り出すとけっこう狩猟弾が残っている。さすがに鹿シシ用の一発弾スラッグやバックショット(9粒弾)は皿撃ちには持って行けないが、バラ弾などは残弾処理で撃たせてもらおう。
こうやってショットシェルの画像を撮ってみると狩猟弾と標的弾の違いがよく分かる。右側ふたつはトラップ競技用24グラム7号散弾。左側ふたつは狩猟用5号散弾と4号6号ミックス散弾で共に36グラム程の装薬量がある。中に入っているバラ玉のサイズと総量がけっこう違うのがわかりますね、
これらのタマを用品と共にカギの掛かる撮影機材用アルミケースに入れて持って行きます。射撃用の腰下げタマ入れは大工さんの釘入れ。イヤープロテクタは工業用。射台にタマを持っていく手提げ袋は100均で買った小物バッグ。
なににつけ専用品ってとってもお高いんです。特に標的射撃用品なんていうニッチな世界ではなおさら。こだわりの無い金無しシューターは道具ではなく腕で勝負するのです。腕無いけど・・・(^^;)
神奈川県は県立伊勢原射撃場でトラップ射撃練習。ここは屋根付きのとっても綺麗な射撃場です。他人様の射撃を見てイメージトレーニング。やはり上手な人は皿を早い時点で捕らえていますね。遠くへ飛ばしてしまうとやはり難しい・・・
36グラム狩猟弾と24グラムトラップ競技弾では全然フィーリングが異なります。狩猟弾は標的競技用に比べて5割増しの火薬が入っているので反動もけっこうガツンと来る。それにも増してタマ筋が全然違うので狙点が変わって当たるものも当たらなくなる。今回混ぜて撃ってしまったのがまずかったかな。なかなか20枚の壁は遠いです。
例によって思ったほどは当たらなかったけど気持ち良く撃てました。この趣味も大切にしたい遊びであります。
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