春の天城山
桜も旬を過ぎた4月の週末、お家から日帰りの出来る近郊の百名山で、唯一残っていた天城山へと登ってみました。
ここは自動車でのアクセスが良いところです。伊豆の海岸道路をドライブして、天城高原ゴルフ場脇の登山者専用駐車場に車を置いて踏み出します。
天城山とはこの辺の山域の総称のようで、実際には万二郞岳、万三郎岳のツインピークとなるようです。八ヶ岳という名前のお山が無いのと似ていますね。
正直このお山はあまり期待をしておりませんでした。万三郎岳で標高1405mありますのでそこそこのお山です。でも踏み出しからの標高差は400m程度、歩行距離も閉ループを描いて10Km足らず。地形図を見ても等高線の線沿いに歩く登山道がそこそこあって気楽に歩けそうです。
とはいえ沢沿いの苔むした岩々はとってもいい雰囲気。丸裸のヒメシャラの木はなかなか珍しいです。
高度を上げるとガスってきて眺望が無くなります。ゴルフ場がちらっと見えただけで結局富士山すら拝められませんでした。
踏み出しから1時間で万二郞岳、そこからまた1時間で万三郎岳へさくっと到着。ガスっていることもあって眺望も無く、その意味ではつまらない山頂です。万三郞岳でカップラーメンを作って30分ほどうだうだやって帰路に付きます。帰りは1時間半で駐車場まで戻れました。午前8時に踏み出して12時には戻ってしまった。いいハイキングです。
さて時間も早いし温泉にでも浸かって帰りましょう。急いでスマホで探すと伊東に安い公営の温泉がいくつか 有るらしい。入浴料金なんと200円から300円とまぁ銭湯よりだいぶ安い。これは行かねばなりませんね。
狙ったのは毘沙門天芝の湯という温泉、地区最大料金である300円を要する施設であります。このお値段ですから一般の立ち寄り湯のようなシャンプーや液体石けんなどの備え付けが有るわけが無く、ドライヤーでさえ有料(10円で3分)であります。まぁ公衆浴場の温泉版と考えればいいかも。でも源泉掛け流しのお湯はまろやかでとってもいいお風呂でしたよ。次回は最安値の200円風呂を狙ってみよう。
軽いハイキングで百名山をゲットして格安の温泉に浸かってと今回は良い山行でした。温泉目当てでもまた来たいですねぇ。
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