Xperia Z3 CompactにAndroid 6.0 (root付き)
世間様のゴールデンウィークが終わりますね。週末を除いて普通にお仕事をしていた私は、通勤時に電車や道が空いていて、大変ありがたくGWのメリットをいただきました・・・
などとぼやいてはいけません。九州方面ではそれどころではない方々も沢山おられる訳で、普通に働き普通に生活できることを幸せに思わなければなりません。
念願だった4月の富士山頂 も極めたし、この週末は静かにしております。インターネットをうろついていていいものを見つけました。先月一部の海外地域では私が使っている端末Xperia Z3Cに新しいAndroid 6.0マシュマロ (Marshmallow) の正規版23.5.A.0.570が配信されていて、さらにエキスパートユーザーの殿堂xdaではPrerootしたzipファイルを配布している。当然ながらドコモは現時点ではこの端末にAndroid 6.0の配信をしていないので、一足早くマシュマロの味を確かめてみようと焼いてみることにしました。
ブツはここから手に入れられます。Android 6.0.1のUS版Prerootされたzipファイルにはリカバリー(TWRPの最新版)まで入っています。こりゃ世話無しでありがたい。作者はポーランドなのにUS版をベースにしています。でもこのzipファイル、1.6GBくらいありますね。Android OSはどんどん大きくなる傾向があります。
ダウンロードさえ出来てしまえばこっちのもの。インストールは至って簡単。すでにrootが取れていてカスタムリカバリーが導入されているならば端末内にそのzipを置いてリカバリーからインストールしてやるだけです。元のROMが5.0でも4.0でもなんでもOK。しゃれた導入手順でも紹介したいところですがほんとにこれだけ。一応Factory resetを掛けてきれいにしてからインストールします。
あっという間に右のスクリーンショットのrootedでリカバリーまで入ったマシュマロの焼き上がり。いままでandroidのメジャーバージョンアップは2.3から4.0 、4.4から5.0(5.1.1) と経験してきていますが、こんなにも簡単にrootの取れている新OSが手に入ったのは初めてのこと。ほんとに簡単。
V3になってSuperSUもカスタムリカバリーも後入れしなくて済むのがいい。しかも同梱のリカバリーはTWRP 3.0.2ですぜ。Lockedの端末では指をくわえているしかなかったTWRPの3.0が同時に手に入ってこれも嬉しいところ。
インストして再起動を掛けてやるだけですでにrootが取れている。もう完璧です。ポーランド万歳。
せっせとバックアップを取っておいたアプリやデータを新しい環境へ戻していきます。ブートアニメーションはやっぱりこれ でないとね。なんだかんだと半日は掛かりますが環境的にほとんど元通りに。よかったよかった。
一通り見た目が整ったら新TWRPでフルバックアップを取ります。UIが変わってかっこいい。あらかじめmicroSDにリンクしてあったデータを除いて全部で5GB以上ありましたよ。コレを飛ばすとけっこう痛いです。
見た目は5.0とそんなに変わらないのですがAndroid 6.0ってなかなか進化 しています。こりゃ時間を掛けていじくりたいですねぇ。
« 山岳救助要請をするために | トップページ | 富田 勲氏 逝く »
「GPS・スマートフォン」カテゴリの記事
- Redmi Noto 13 Pro 5G(2024.09.18)
- Hyper OSにアップデート(2024.04.18)
- 沈む夕日に青い空(2023.12.01)
- 日本通信SIMという選択肢(2023.05.30)
- ドコモ5Gの落とし穴(2023.05.23)
私も最近やっとpreroot.zipを使って6.0.1にアップデートしました。
私の場合、Z3 compactではなくて、Z3ですが、この記事と大体同じ手順で無事にアップデート出来ました。
アップデート用のpreroot.zipは以下のサイトから頂いたものです。
http://forum.xda-developers.com/z3/general/6-0-1-23-5-0-570-prerooted-recovery-t3362790
(TWRP3.0.2が同時にインストールされる点も同じですね。)
で、今回レスさせて頂いた本題はここからなのですが、こういう拾ったファイルをインストールする場合に、中にスパイウェアが入っていないかのチェック等はしていますか?
インストールした後で思ったのですが、preroot.zipの中に紛れこませるようなことをされたら、気付かずにインストールしてしまうと思うのです。
まあ、zipファイルだから中身を簡単に見られるので、仮にそんなことをしても簡単にバレてしまうので、そんなことしないだろうとは思いますが・・・
こういう拾ったファイルをインストールする際のチェック方法等あれば教えて頂きたいです。
投稿: | 2016年8月 8日 (月) 20時22分
コメントありがとうございます。
Prerooted.zipを作ってrootを維持する方法は一頃メジャーとなりました。私も5.1.1まではせっせと作っては焼いておりましたが、今はxdaにストックROMでもストックベースのカスタムROMでもダウンロードしたzipを焼くだけという6.01がxdaから色々出ているので、もっぱら私は横着してそんなROMを選んでます。
結論から言いますとxdaから拾ってくるROMやToolのスパイウェアのチェックはまったくやっておりません。なぜかというと・・・
そもそもxdaは世界を相手にしている情報サイトですので、もし意図的にいかがわしい小細工をしたファイルのアップロードリンクを紹介した場合は直ぐにスレッド内で話題になるはずです。
私も以前はsystemUIの改変ファイルを皆さんへ提供していた時期もありましたが、そういう零細ブログで提供されているモノの方が怪しいです。あっ、決して私がいかがわしいファイルをアップロードしたっていうことではないですよ。
そもそもrootなんてのはシステムの脆弱性を突いていくものなので、システム側からすればウィルスみたいなものです。そんなわけで私はその点はあまり神経質になってはいません。一番安全なのはnon-root.
あまり役に立たなくって申し訳ないです。
投稿: Fiby | 2016年8月 8日 (月) 23時23分
うーん。やっぱりそうですよね。XDAみたいなメジャーなサイトで、しかも誰でも中身を見られるzipファイルに妙なものを仕込む輩なんて、まず居ないと思うのが普通ですよね。
とりあえず、アンチウイルスソフトでシステムをスキャンして、それで異常がなければOKとするしか無いかなと思っています。
疑い出したらキリが無いですね。
投稿: | 2016年8月 9日 (火) 22時14分
その程度のお考えでいいと思います。まぁroot権を取得する自体もシステムからすればイレギュラーなことをやっているわけですしね。
この記事の閲覧件数が無茶苦茶増えているなと思ったらドコモが6.0のOTAを配信し始めたってこともあるようです。この記事は海外ROMが対象の記事ですのでドコモROMでのrootはまた違った手強さがありそうです。
私はとりあえずA4のftfがXperia Firmで配信されているので、そのベースバンドだけ頂戴しようと思っています。
投稿: Fiby | 2016年8月10日 (水) 18時41分